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私立中高進学通信

2025年9月号

大学合格力強化計画

瀧野川女子学園中学校

総合型選抜で年内合格率9割超
「好き」を原動力に未来を切り拓く

「好きなことに夢中になれるって、こんなに楽しい!」。ダンス部とバトン部の生徒たち。
瀧野川女子学園の日常には、体いっぱいで表現する喜びがあふれています。

年内合格率9割超
総合型選抜での進学が主流に
2021年、100年に一度と言われる大学入試改革元年以降、年内現役合格率を年々高めてきました。2021年、100年に一度と言われる大学入試改革元年以降、年内現役合格率を年々高めてきました。

「女性が望むような人生を手に入れることのできる学校をつくりたい」──そんな創立者の思いから生まれた瀧野川女子学園では、時代の変化に合わせて教育のかたちをアップデートし続けてきています。近年、同校が力を入れてきた独自の『創造性教育』やプログラミング教育、情報教育。それらがいま、変化する大学入試と連動し、大きな成果を上げています。

 2024年度の大学入試において、同校の年内合格率は9割を超えました。多くの生徒が総合型選抜・公募推薦型選抜で志望校に合格し、一般選抜で大学に進学した生徒は数えるほどです。

「総合型や公募型選抜で問われるのは、高い学力をベースに『何を学びたいか』『将来どう生きたいか』という問いへの答えです。正解のない問いに、自分なりの視点で向き合う力が求められています。これはまさに、私たちが創造性教育を通して育てようとしている力そのものなのです」(副校長/山口龍介先生)

『創造性教育』は全学年必修で行われており、『創造性×起業家精神×デザイン思考』をテーマにしています。これと連携して、生成AIやプログラミングなど、先端技術を用いて、実社会で求められる力を身につけます。

 とりわけ高2の『事業化実習』は、生徒が仲間と共に出資をして会社を立ち上げ、新商品を開発・製造して学園祭で販売する活動に挑みます。さらに、その先のプロジェクトとして、アプリ開発に挑戦する『CODE for Fun!』の取り組みも用意。学内で「ICTビジネス企画コンペティション」なども行い、実際の起業にもつながり得る内容となっています。

「もうすでにプログラミングは学ぶだけでなく、生成AIを使ってみんながつくる時代になっています。だからこそ、ビジネスや社会課題に向き合う姿勢が今まで以上に大切になっていきます」(山口先生)

 こうした実践力は、大学入試でも高く評価されています。

「総合型や公募型選抜では、エッセーやポートフォリオ、小論文の提出に加え、大学教授からの口頭試問、オープンディスカッションが行われます。そこで問われるのは、自分の視点と考えをもって社会的な問題を高いレベルで議論できることです。そもそも日頃から実社会を念頭においた高いレベルでの学びが必要で、難関大学であればあるほど、その傾向が顕著です。
 多くの生徒が面接試験で事業化実習で起業したり新商品開発を行った経験をもとに自身のキャリアビジョンと、そのプロセスとしての大学で学びたい話をし、合格を得ました」

 さらに山口先生は、大学側の生徒を選ぶ視点も変わり、「大学卒業後のキャリアビジョンが明確な学生を求める傾向が強まっている」と言います。

「 “一般入試以外で入学した学生は学力が心配”と言われた時代もありましたが、旧帝大レベルであっても、総合型や公募型選抜で大学に入学した生徒たちの方が、積極的に学ぶ意欲が旺盛で成績も良く、大学院では良い研究ができ優秀であると評価されています」

「どう働きたい?」を大切にする
キャリアから逆算する進路指導

 進路指導では “どんな大学へ行くか”よりも “どう働きたいか”を出発点に考えています。

「『将来、こんな仕事がしたい』というイメージがあれば、それに必要な知識や環境を得るための大学選びへとつなげることができます。めざす方向があるからこそ、勉強にも前向きになれるのです。
“働くって大変だけど面白い”、そんなふうに思える生徒を育てたいですね。中高6年間を楽しく過ごすだけでなく、その先の人生も楽しめるように、学びをつなげていきたい。そのために、自分の『好き』や『やってみたい』を伸ばしていく教育を続けています」(進路指導主任/坂本夏樹先生)

 偏差値や学力だけでは測れない「本質的な理解力」「粘り強さ」「構想力」を育て、社会の第一線で活躍する女性を育てる同校からは、一人ひとりが自分の道を見つけて羽ばたいています。

「 “好き”を出発点に未来を切り拓いた卒業生は数多くいます。好きなこと、やりたいことがあるなら、それを社会で通用するレベルまで高める。その力が身についてこそ、幸せな人生を手に入れられると信じています」(山口先生)

2025年春大学合格実績
(卒業生117名、現役生のみ・抜粋)
学名 人数
国公立大学 筑波大学 1
東京都立大学 1
主要私立大学 北里大学 1
東邦大学 1
武蔵大学 2
獨協大学 3
東京女子大学 2
日本女子大学 5
順天堂大学 2
女子栄養大学 1
日本大学 2
東洋大学 2
駒澤大学 1
立正大学 1
大正大学 1
玉川大学 1
文教大学 2
大妻女子大学 5
共立女子大学 4
東京家政大学 5
実践女子大学 3
東京工科大学 1
大東文化大学 2
国士舘大学 1
拓殖大学 5
帝京大学 3
帝京科学大学 8
帝京平成大学 3
駒沢女子大学 1
東京女子体育大学 1
海外大学 ハワイ大学 1
未来のきっかけがつかめる学校です

 たとえ今、「やりたいことがまだ見つからない」と感じていても大丈夫。校内のあちこちで、生徒たちがイキイキと活動している様子を見れば、きっと何かを感じてもらえるはずです。瀧野川女子学園は、本当に“楽しい”学校です。ぜひ一度、雰囲気を体感しに来てください。あなたの「未来のきっかけ」がここにあるかもしれません。(進路指導主任・数学科主任/坂本夏樹先生)


夢中になれるものと出会えます

「何かに挑戦してみたい」「自分の好きなことを見つけたい」、そんな気持ちをもっている人にぜひ入学してほしいと思います。最初は漠然とした思いであっても、本校での学びや仲間との出会いのなかで、「これを追求したい!」と思えるものがきっと見つかります。ある卒業生は「どんなに無謀と思える挑戦でも、瀧野川なら応援してくれる」と言ってくれました。まずは気軽に遊びに来てください。(常務理事・副校長/山口龍介先生)

坂本夏樹先生(左)と山口龍介先生(右)。

坂本夏樹先生(左)と山口龍介先生(右)。

進学通信 2025年9月号
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