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私立中高進学通信

2025年9月号

Students' Chat Spot

森村学園中等部

生徒一人ひとりが輝く舞台を作りたい!

 9月に開催される文化祭「みずき祭」に向けて、準備が本格化している森村学園。今年の運営を担う中心人物が、生徒会執行部副会長のS・Aさんと、文化祭実行委員長のN・Sさんです。生徒全員の輝ける場をつくるため、日々奔走している彼らに、文化祭への想いや見どころについて語ってもらいました。

N・Sさん
N・Sさん(高2・文化祭実行委員長)

「生徒一人ひとりの『輝く瞬間』を支えるため、日々準備に励んでいます。委員会の仲間と一緒に、どうしたら喜んでもらえるか、盛り上がるかを考える毎日です」

S・Aさん
S・Aさん(高2・生徒会副会長)

「文化祭を通じて、この学校ならではの温かな校風をぜひ体感してください。先生と生徒、先輩と後輩の距離が近く、和やかで温かい雰囲気が校内全体に広がっています」

みずき祭での役割を教えてください
実行委員が行う校内ツアーも受験生にお勧めです「実行委員が行う校内ツアーも受験生にお勧めです」

S・Aさん
私は中3から生徒会執行部で活動しています。文化祭や新入生歓迎会などの“裏側”を知りたかったのが入ったきっかけです。高等部に進学してからは、先輩方の働きぶりを間近で見て、自分はどういう立場で力を発揮できるかについて考えるようになりました。私は表に立つよりも、裏で支えることにやりがいを感じるタイプだとわかったので、副会長として会長をサポートしようと決めました。現在は生徒会の活動内容をもっと広く知ってもらうため、広報誌を毎学期発行し、オンラインでも情報を発信するようにしています。

どの出し物も生徒たちが夢中になって取り組んでいます「どの出し物も生徒たちが夢中になって取り組んでいます」

N・Sさん
これまで「楽しむ側」として文化祭を3回経験して、「やっぱり運営にも関わりたい」と思い、高1の文化祭が終わった後に実行委員長に立候補しました。選挙で演説をして、投票で選ばれたのですが、選挙中は本当に自分でいいのかと不安になり、友人に相談もして……。だからこそ、選ばれた時は本当にうれしかったし、強い責任感をもつようになりました。

文化祭の準備はどのように進めていますか?

S・Aさん
まずは全校生徒にテーマ案を募り、投票で決定するところからスタートします。有志団体の出場調整や、委員会の組織化など、準備は多岐にわたります。私は全体の流れを俯瞰し、各団体がスムーズに動けるようサポートしています。

N・Sさん
実行委員長の役割は、イベント運営の各部門(資材管理、装飾、当日進行など)に仕事を割り振り、それが実現可能かどうか、先生方と調整することです。ルール作りも大事な仕事の一つですが、生徒側の要望と学校側の事情をすり合わせるのが本当に難しく、交渉の場面で葛藤することも多々あります。「このルールにはこういう意味があったんだ」と気づかされることも多く、今は双方の立場を尊重しながら、裏方として奔走する毎日です。

活動を通して成長を感じる部分は?

N・Sさん
人の想いや立場に「気づく力」は、自分の強みかもしれないと思えるようになりました。日々の会話の中で相手の意図を汲み取ったり、全体を整理したり。みんながそれぞれの想いをもって行事に取り組んでいると実感できるようになりました。

S・Aさん
最初は全体像もよくわからず、先輩の背中を追いかけるばかりでしたが、今は「目的を達成するためには何を、いつまでに、どう動けばいいか」を考え、実行する力がついてきたと感じます。活動を通して段取りを組む力や会議の進め方も身についたと思います。

今年のテーマ「星瞬」に込められた意味は?

S・Aさん
一人ひとりが一つの星のように輝ける──そんな文化祭にしたいという想いを込めました。「星瞬」と書いて「せいしゅん」と読みます。「青春」とかけて、学生時代ならではのキラキラした瞬間を形にしたいです。小さな意見もきちんと拾い上げ、誰もが楽しめる場にしたいと思っています。

N・Sさん
文化祭は、誰もが自分らしく輝ける特別な機会です。文化祭では自分の“好き”を活かして参加できます。中高合わせて1000人を超える生徒が、きらめく星々のごとくそれぞれの輝きを放てるように、しっかり支えていきたいです。

見どころや注目ポイントは?

S・Aさん
手作りのジェットコースターやコーヒーカップ、広い教室を使ったお化け屋敷など、生徒が本気でつくり上げたアトラクションは必見です。木工が得意な先生の指導のもと、木材を組んでつくる本格的なものもあり、毎年行列ができます。さらに今年は、パンフレットのスマホ対応やSNSとの連携など、デジタルを用いた情報発信にも初挑戦中です。

N・Sさん
「みんなで協力するって楽しい」と改めて感じられる、文化祭はそんな“森村の空気”を体験できる貴重な機会です。

──文化祭に向けて、今年の「みずき祭」をけん引する生徒会長にも話を聞きました。

O・Kさん(高2・生徒会長)
O・Kさん(高2・生徒会長)

「森村学園は、温かい雰囲気のなかで一人ひとりの個性を大切に育む学校です。文化祭では、仲間を思いやり、挑戦を応援し合う校風を感じていただければと思います」

一つの目標に向かって力を合わせる喜びを実感しています「一つの目標に向かって力を合わせる喜びを実感しています」

O・Kさん
文化祭では、生徒会長として全体の調整役を担うとともに、生徒会メンバーがそれぞれの役割をスムーズに果たせるようサポートしています。日常的にいろいろな意見が飛び交うなか、考えがぶつかる場面もありますが、そんな時こそ冷静に話を聞き、互いの意見を受け止めながら、みんなが納得できる形へと導く「橋渡し」の役割を意識しています。

準備の過程では、チームワークがとても大切です。一人ひとりが前向きな気持ちで、楽しみながら取り組めるような雰囲気づくりに気を配り、メンバー同士が自然と声をかけ合える空気を育てていきたいです。そうした日々のなかで、生徒同士が真剣に意見を交わし、力を合わせて一つの目標に向かって進んでいく姿を見ると、生徒会長としての大きなやりがいを感じます。

今年のテーマは『星のように、一瞬一瞬が輝く文化祭にしたい』という想いを込めて決めました。準備期間も本番も、一人ひとりの個性や努力がまるで星のように輝き、その全てが集まって、文化祭という特別な時間を鮮やかに彩ってくれると信じています。来場される皆さんにも、その輝きを感じていただけるようにしたいです。

『みずき祭』は、生徒が主体となって企画・運営を行うのが伝統です。校内は毎年、テーマに合わせた装飾で彩られ、クラスや部活動、有志団体による展示や公演、アトラクションなども全て、生徒の手で準備されています。生徒一人ひとりの思いやアイデアが詰まった『みずき祭』ならではという空間の中で、訪れる皆さんにとっても心に残るひとときとなることを願っています。

進学通信 2025年9月号
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