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私立中高進学通信

2025年9月号

卒業生が語る私の成長Story

共立女子第二中学校

豊かな環境との出会いが
夢の実現を後押ししてくれました

K・Mさん

中央大学 国際経営学部1年
K・Mさん

「8月にはニューヨークへ短期留学する予定です。
将来のキャリアプランはまだ明確になっていませんが、
今回の留学が新たな目標へのきっかけになるかもしれないと、期待しています」と語るKさん。

 体操と英語に打ち込める学校に通いたい――。その希望を共立女子第二で叶えたKさん。希望の大学への進学を実現できたのは「この環境のおかげ」と話します。目標までのステップを着実に積み上げた秘訣を伺いました。

早くから大学受験を見据え
得意の英語を伸ばす
「生徒一人ひとりの個性を理解し、その得意なところを伸ばして活かせるようにサポートしてくれる学校です」(Kさん)「生徒一人ひとりの個性を理解し、その得意なところを伸ばして活かせるようにサポートしてくれる学校です」(Kさん)

 共立女子第二で中高6年間を過ごしたK・Mさんは、中学受験を志すにあたり、「体操部がある学校」を最も重視して学校を選んだそうです。幼少期から体を動かすことが好きだったKさんにとって、体操競技部があり、自宅から通いやすい距離にあった同校との出会いは、まさに運命と言えるでしょう。

「小学校で仲の良かった友人が中学受験をめざすなか、両親の勧めもあり、小5頃から受験を意識し始めました。文化祭に何度か足を運んで楽しそうだと感じ、共立女子第二に入学したいと思いました」

 入学後、中3の終わり頃から大学進学について自分なりの考えを固めていたKさん。さまざまな学部や学科がある中央大学を志望校と定め、どの学部が自分に合うかを考えながらオープンキャンパスに通っていたといいます。

 国際経営学部に決めたのは、英語が得意だったこと、そして高1で参加したニュージーランド短期語学留学の経験がきっかけです。

「ニュージーランドでは、マオリや白人、アジア系など多様な人種が互いに文化や言語を認め合い、それぞれがアイデンティティや誇りを大切にする様子を目の当たりにしました。一方、日本を見ると多文化理解が進んでいなかったり、自国のアイデンティティに関して極端な考えをもっている人がいたりします。多文化理解と自己文化理解のバランスがとれた社会になればと思うようになりました」

 このように大学で学びたいことの核が決まったKさんは、英検に熱心に取り組み、高1で準1級に合格します。

「英検準1級の取得は自己推薦出願に必須の条件だったので、早めに取得して他教科の勉強にも十分時間を割けるようにしました。長期休みには全学年の生徒が参加できる英検対策ゼミが開かれているので、積極的に活用していました」

 自己推薦入試の前には、ネイティブの先生に何度も面接練習をしてもらい、英語と日本語の両方で志望動機を話せるように準備したというKさん。

「先生方は生徒一人ひとりの入試形態やニーズに合わせて過去問題などを示してくださり、カスタムメイドの進学指導を受けることができたと感じています。勉強だけでなく、学校生活の悩みについても親身に相談に乗ってくれる、とても距離の近い存在でした。この温かい関係性があったからこそ大学に合格できたのだと思います」

支え合い、認め合う仲間と
0から1を生み出す経験

 学習面だけでなく、部活動や行事、人間関係においても、Kさんはかけがえのない経験をしました。部活動では体操競技部に6年間所属し、高3ではキャプテンを務めました。「一度決めたことはやりきる」という強い気持ちで勉強と部活動を両立させていったのです。

 コロナ禍で活動が制限されていた中学時代は、クラスでミュージックビデオを制作し、昼休みに流して学校のみんなを元気づけました。高2の文化祭では、クラスで「コーヒーカップ」のアトラクションを製作したことが最も印象に残っているそうです。

「木材の調達からドリルを使った組み立てや飾り付けまで、自分たちで作り上げました。何もないところから何かを生み出す経験ができたことは、自分にとって大きな成長だったと思います」と振り返ります。

 こうした学校生活を支えたのはクラスの団結力だったそうです。

「思ったことを正直に言い合うことで、それぞれの個性を認め合うようになりました。大学入試前には、友達に会うことが受験を乗り越えるモチベーションになるほどの強い絆が生まれました」

迷ったら行動する強さを
中高6年間で育みました

 同校で身につけた有言実行の精神は、卒業後にも活かされています。

「大学では経済や経営を学んでいます。ほとんどの授業が英語で行われるのですが、周りのみんなが自分より英語が堪能でショックを受けました。英語のクラス分け試験では頑張って上位に入ったのですが、授業はさらにハイレベルになり、最近になってやっと慣れてきたところです」

 有意義な中高時代を過ごすための心のもちようについて、Kさんは次のようなメッセージをくれました。

「迷ったらとにかくやってみる、興味があることは突き進んでみることが、後悔しない6年間を過ごす方法です。
 共立女子第二にはやりたいことやチャンスがたくさん転がっています。ぜひ積極的につかんでいってください」

新コース制カリキュラムの1期生が
多様な進路を実現!

 同校では、2022年度から高校で4コース制をスタート。Kさんはその第1期生にあたります。コースごとの充実した授業、長期休暇中のゼミや、高校3年間を通して行われる進路指導とキャリア教育『針路プログラム』の充実も相まって、2025年春は、GMARCHクラスの大学の合格者数が前年に比べ約3倍に増えました。

 共立女子大学への推薦を保持したまま、外部大学を受験できる「併設高校特別推薦制度」を利用すれば安心して外部大学に挑戦できます。多様な方向に、多様な入試方法で、生徒たちは大学への進学を実現しています。

【高校の4コース制】
特別進学コース 国立大学・難関私立大学進学をめざす
総合進学コース 多様な進学希望を実現
共立進学コース 大学併設校のメリットを最大限生かす
英語コース 「ベルリッツ・メソッド」で英語を使いこなす
恩師からの応援メッセージ
ありのままの自分を出すことで
さらに成長した生徒でした
高校3年間、担任だった国語科の宮﨑麻由先生と。高校3年間、担任だった国語科の宮﨑麻由先生と。

 Kさんは、与えられた環境のなかで着実に努力を重ね、物事に対して緻密な準備を怠らない人です。Kさんのクラスは議論が活発で、生徒同士はもちろん、教員にも自分の意見を率直に伝えながら、理性的に解決策を模索する雰囲気がありました。高2の頃からは、クラス全体が互いにありのままの自分を受け入れ合うようになり、それまでリーダーとして先頭を走っていたKさんも、次第に自分自身を素直に表現するようになっていき、友人との信頼関係もより深まっていったように感じます。

 大学入学後、英語で苦労したという話を聞き、ちょっぴりうれしくなりました。ずっと成績優秀で、ある意味「順調すぎる環境」にいたKさんには、もっと伸びしろがあると思っていたからです。これからはよりハイレベルな環境で、ひと回りもふた回りも大きくなってくれることを期待しています。(国語科/宮﨑麻由先生)

(この記事は『私立中高進学通信2025年9月号』に掲載しました。)

進学通信 2025年9月号
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