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私立中高進学通信

2025年8月号

Students' Chat Spot

大宮開成中学校

読書で得た力を活かし企画に挑戦!
生徒主体の『読書プロモーター』が始動

 大宮開成では2005年の開校以来、読書習慣の育成を重視しており、読書を通して学習意欲と豊かな心を育むことをめざしています。2024年には「朝の読書大賞」(第17回高橋松之助記念)を受賞し、活動がさらに活発化。図書委員有志の読書活動推進チーム「読書プロモーター」も発足し、15名ほどのメンバーで活動しています。今回はそのなかの4名にお話を聞きました。

Fさん(中2)
Fさん(中2)

「本が大好きで、自分で文章を書くことにも熱中しています。小6から書いている小説を、中学生のうちに完成させることが目標です」

Nさん(中2)
Nさん(中2)

「中1の終わりからプロモーターとして活動を始めました。先輩と一緒に企画について話し合い、自由にアイデアを出せることが楽しいです」

Sさん(中3)
Sさん(中3)

「図書館はとても居心地の良い空間で、友達を待つ間のちょっとした時間にソファでリラックスすることが好きです」

Yさん(中3)
Yさん(中3)

「図書館の蔵書がとても豊富で充実しています!新書や小説、雑誌など、さまざまな本が手に取りやすく並べられています」

読書プロモーターの活動のやりがいはどこですか?

Yさん
新しく始まった活動なので前例がなく、先駆者としての期待にプレッシャーも感じますが、それ以上に楽しさを感じています。本を紹介するPOPを図書室に設置したり、イベントを企画したりしています。現在は著名な作家さんを招いた講演会の企画を進めています。出版社に協力を仰ぐ企画にも挑戦しており、初めて会社に電話してアポイントを取った時はとても緊張しましたが、良い経験になりました。先生から信頼され、頼りにしてもらえることがモチベーションにもつながっています。

Sさん
私も昨年度の後半からこの活動に取り組んでいます。今は、図書の10分類を活用したビンゴゲームを企画し、準備しています。まだ読書プロモーターとして大きな成果を上げてはいませんが、目標を決めて企画を立て、その実現に向けて取り組む過程にやりがいを感じています。

Fさん
小学生の頃は一人で本を読むことが多かったのですが、今は好きな本を通じて仲間と積極的に関わりながら活動できるのがとにかく楽しくて、やりがいを感じています。

Nさん
自分の発想を活かして企画を考えられるところが好きです。この間の会議では、皆で新しく入れるブックトラックの形や色を決めました。

「出版社と連携した大型企画を進行中です」

「出版社と連携した大型企画を進行中です」

読書プロモーターとしてやりたいことや目標などは?

Sさん
好きな本を選んでプレゼンテーションをしたり、さまざまな作家の方をお招きして講演会を開いたりと、いろいろな企画に挑戦してみたいです。

Yさん
ビブリオバトルのような形式で発表するのも楽しそうだよね。読書文化を盛り上げたいです。私も自分が読んだ本を紹介するプレゼンにチャレンジしたいと思っています。大宮開成の本を読む文化を継続していくことが第一の目標です。

Nさん
もっと自由に図書室を利用して、いろいろなジャンルの本に親しめるような環境づくりをめざしたいです。朝の開室時間にも、もっと人が来るようにしたいと思っています。

Fさん
僕も図書室の利用者を増やしたいと思っています。図書館棟をさらに身近に感じてもらい、より多くの生徒が使いやすい場所にしていくために、現在、記念品を作っていてそのデザインを検討中です!

読書教育から学んだこと、気づいたことを教えてください

Sさん
いろいろな本に触れることができ、視野がとても広がりました。朝に読書をすると集中しやすく、「少し難しいかな?」と思うような評論も、より深く理解できる気がします。朝の読書の時間はとても心地よく、これからも続けていきたいです。

Yさん
中1から中3まで、月初めの国語の授業は図書館棟で行われます。毎月テーマを決めて、それに沿った本を探し、読書レポートを作成します。とても学びが多い時間なので、授業以外でもこうした機会が増えるとよいと思っています。2月に行われる「開成文化週間」では、探究活動の成果をプレゼンする機会もあるので、読書の成果を活かしたいです。

Nさん
学校での取り組みを通じて、今まで興味をもっていなかったジャンルの本と出会うことができ、新しい発見がたくさんありました。最近は小説だけではなく、新書にも手が伸びるようになりました。

Fさん
これまでは友達に勧められた本や、自分の好きな作家の作品ばかりを読んでいましたが、読解の授業を通して新しいテーマと出会う機会が増えました。今は「言語に関する本」がテーマなので、自分は方言について書かれた本を読んでいます。幼稚園まで関西に住んでいたので言葉の違いに興味があり、自分のルーツを改めて見つめ直すきっかけになりました。

この学校の魅力とは?

Sさん
先生方はいつも一生懸命で熱意をもって接してくれます。生徒もやる気にあふれていて、体育祭前は休み時間にも熱心に練習するほどです。敷地が広くて迷いそうになるくらいですが、それだけ施設や設備が充実していて、とても過ごしやすいです。

Nさん
僕も初めて来た時は、とにかく校舎が広くて、どこに行けばいいのか迷ってしまいました。でも、その分施設が充実していて、ほかの学校ではできないような体験がたくさんできます。こうした環境に魅力を感じ、この学校に決めました。

Yさん
読書プロモーターとしての活動をはじめ、自分の「やってみたいと思うこと」を形にできる環境があります。先生方も生徒一人ひとりの思いに寄り添い、実現に向けて真剣に向き合ってくれます。私は現在生徒会としても活動していますが、公約に掲げた「女子トイレへのサニタリー用品の設置」が実現したのは、先生方が一緒に考えてくださり、校長先生や担当の先生方も私たちをサポートしてくださったからです。このように、生徒に近い距離で一緒に考えてくれる学校です。

Fさん
大宮開成は、頑張れば頑張るほど楽しめる場所になると思います。勉強も行事も、みんな本気で取り組んでいて、先生方も全力でサポートしてくれます。中高6年間を通して何かをやり遂げたいと考えている人にはとても合っていると思います。応援してくれる雰囲気があり、充実した毎日が送れる学校です。9月の文化祭では、そんな学校の活気をぜひ感じてほしいです! 高校の図書委員の先輩の展示もあります。

「とても活気がある学校です!体育祭や文化祭も盛り上がります!」

「とても活気がある学校です! 体育祭や文化祭も盛り上がります!」

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