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私立中高進学通信

2021年12月号

これからの国際交流

和洋九段女子中学校

コロナ禍でもできるプログラムを!
オンラインで世界とつながる
オンライン交流会

この日の交流会では、英語と日本語を使って、約30分間の「ブレイキングタイム(フリートーク)」を行いました。自己紹介や趣味の話、オリンピックについてなど話題は尽きません。

この日の交流会では、英語と日本語を使って、約30分間の「ブレイキングタイム(フリートーク)」を行いました。
自己紹介や趣味の話、オリンピックについてなど話題は尽きません。

コロナ禍により中止となった海外研修に替わってスタートした「オンライン交流会」。生徒たちが笑顔を見せながら、一生懸命に英語で思いを伝えようとする姿が印象的でした。

コロナ禍でも交流を!
姉妹校とオンライン対話

 世界を見据えた教育で21世紀に活躍する女性を育成している同校。2017年から中学にグローバルクラスを設置し、オールイングリッシュの英語授業をはじめ、グローバルな視点を大切にした教育を行っています。

 また、シドニーの名門女子校、セントスカラスティカスカレッジとの姉妹校提携は25年以上の歴史を誇り、ホームステイやターム留学、長期留学などの海外研修プログラムも充実しています。

 コロナ禍の影響で現在も海外研修プログラムは中止となっていますが、昨年度より代替行事として『オンライン交流会』が実施されています。

 2020年の夏休みからスタートしたこのプログラムは、先述した姉妹校の授業にオンラインを通して参加し、コミュニケーションを図るというものです。

 4回目となる今回の交流会には、同校からは中1~高1の8名、オーストラリアからは8年生(※)25名が参加しました。

「姉妹校の生徒たちは、全員が日本語クラスの生徒です。そのため、本校の生徒は英語に、オーストラリアの生徒は日本語にチャレンジしながら、お互いの文化を知ることができる貴重な機会になっています。語学力はチャレンジする場が多ければ多いほど伸びていきます。どのように表現すれば相手に伝わるのかを考えながらコミュニケーションをとることが、生徒それぞれの成長にもつながっていると思います」(教頭/新井誠司先生)

※日本の学年では中2~中3

海外との結びつきを強め
多様な価値観を知る

 コロナ禍への対応からスタートした交流会ですが、今後は海外研修の事前交流にも活用される予定です。

「これまでも現地の生徒と手紙のやりとりはしていましたが、オンラインで顔が見えれば、より親密な関係性を築けて、安心感につながると思います。今後は中1・中2で複数回にわたってオンライン交流を行い、中3以降で実際に現地に赴いて交流するというサイクルを作っていきたいと思っています」(新井先生)

 さらに、「これからは異なる価値観をもつ人たちと数多く交流し、多様な文化を知ることがより重要になってきます。そのためにも、海外との結びつきをさらに強めていく必要があるとも考えています」と新井先生は将来の展望を話します。多様な考え方を知ることで、生徒たちは価値観の幅を広げ、世界へと羽ばたいていくのです。

姉妹校のあるシドニーが新型コロナウイルスによってロックダウン中だったため、現地の生徒たちはそれぞれが自宅から参加。4つのグループに分かれて、英語によるコミュニケーションを楽しみます。姉妹校のあるシドニーが新型コロナウイルスによってロックダウン中だったため、現地の生徒たちはそれぞれが自宅から参加。4つのグループに分かれて、英語によるコミュニケーションを楽しみます。
同校の生徒たちは、「給食」や「学校での過ごし方」など身近な日本の文化を紹介するためのプレゼンシートを作り、それを提示して会話を進めています。同校の生徒たちは、「給食」や「学校での過ごし方」など身近な日本の文化を紹介するためのプレゼンシートを作り、それを提示して会話を進めています。
「オンラインでの交流には、お金も時間もかからないというメリットがあります。世界が大変な状況下にあっても交流が絶えなかったのは、やはりオンラインだからこその特徴ですね」(新井先生)「オンラインでの交流には、お金も時間もかからないというメリットがあります。世界が大変な状況下にあっても交流が絶えなかったのは、やはりオンラインだからこその特徴ですね」(新井先生)
オーストラリア語学研修

 中3~高2の希望者が参加できる、15日間の「オーストラリアホームステイ」の様子。現地でホームステイをしながら、姉妹校の教員による英語の授業を受けます。

オンライン交流会を終えて

「何回目でも緊張しますが、英語で会話をして、海外の生徒と触れ合うのは楽しいです。すべてを完璧に話せるわけではありませんが、単語を並べるだけでも姉妹校の生徒は理解してくれるので、臆せず話しかけられるようになりました。コロナが収まったら、ぜひターム留学や短期留学をして、現地の生活を楽しみたいと思っています。そのためにも、英語のスキルを磨き、英検にも積極的にチャレンジしていきたいです」(K・Gさん)

「前回参加した時よりも多くの会話をすることができたので、自分でも英語スキルが上がったことを実感できました。オンラインではチャット機能もあるので、聞き取りにくかった部分を文字で質問できるのも良いところです。今後は、現地に行って、海外での生活も体験したいと思っています」(H・Kさん)

「私は小6までアメリカに住んでいたのですが、日本に帰ってきてからは英語を話す機会が減っていました。そのため今回の交流会は、ネイティブの方と会話できるとてもいい機会になりました。今は、英語のボキャブラリー維持やグラマー(文法)に力を入れて勉強しています。今後の交流会にも積極的に参加したいです」(R・Iさん)

左からK・Gさん(中2)、H・Kさん(中3)左からK・Gさん(中2)、H・Kさん(中3)
今回は、自宅から参加したR・Iさん(中2)今回は、自宅から参加したR・Iさん(中2)
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