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私立中高進学通信

2021年12月号

未来を切り拓くグローバル教育

成城中学校

未来の力を培う
エンパワーメントプログラム

英語に親しみ、自分を表現することを学ぶ5日間
最終日のクロージングセレモニーでは、一人ひとりにエンパワーメントプログラムの終了証が渡されました。参加生徒は各自の英語力に応じて3つのコースに分かれ、積極的にコミュニケーションをとっていました。

最終日のクロージングセレモニーでは、一人ひとりにエンパワーメントプログラムの終了証が渡されました。
参加生徒は各自の英語力に応じて3つのコースに分かれ、積極的にコミュニケーションをとっていました。

校内行事で育成するグローバリズム

 2019年より高校募集を停止し、中高完全一貫校となった同校。1885(明治18)年の創立以来受け継がれてきた建学の精神『社会に有為な人材を育成する』に則った、伝統的な男子教育で生徒を育んでいます。

 国際社会で活躍するグローバルリーダーの育成にも力を入れ、今後ますますグローバル化する社会で必要とされる力を育むために、毎年夏休みに、『エンパワーメントプログラム』を希望制で実施しています。

 2021年度も中3~高2の生徒たちを対象に、留学生のリーダーと5日間のグループレッスンを行いました。英語力の習熟度別に3つのコースに分かれて実施するため、英語が苦手な生徒も気後れせずに参加できます。中3で参加した生徒が、高校では上位のコースに挑戦するなどリピーターも多いそうです。

「生徒たちは、5日間にわたる英語漬けの日々で、日を追うごとに自信がついて、スムーズに英語が出てくるようになり、留学生に話しかけられてもしっかり顔をあげて応答できるようになります。休み時間に留学生と談笑する姿も見られました」

 と、同プログラムを担当する英語科の吉田泰之先生は話します。

生徒の「やりたい」を伸ばしていきたい

 2021年度のプログラムでは、一般的に日本人に足りないとされるポジティブシンキングや、自分の好きなもの・得意なものを表現するレッスンが行われ、アイデンティティやリーダーシップについて言葉の定義から英語で学び、『自分にはどんなことができるのか』を考えていきました。こうした学びにより、英語力だけでなく、自己表現力が身につくのもこのプログラムの特徴だと吉田先生は言います。

「『効果的な質問を学ぶ』『アクティブに質問する』『自分の将来の目標について話す』など英語で自分の考えを表現する体験は、自己表現が苦手な生徒にとって、とても良い機会となっています。
 訪れた留学生から、『帰国して自分の国を変えたい』『母国で政治家になりたい』など、留学した目的や将来の夢を聞くことも大きな刺激となっています。こうした体験で視野を広げ、英語が夢を実現するためのツールであることに気づいてもらいたいと思っています」

 今後は、プログラムで身についたスキルをさらに伸ばす、新しいプランも模索中だと吉田先生は言います。

「体験後、生徒のモチベーションは大いに高まっています。英語に限らず、生徒自身が、『伸びたい、やりたい』と思った時が、一番力が伸びる時です。生徒の気持ちに応え、グローバル教育の機会をより多く設けていきたいです」

Action Report File001
英語力に合わせた3つのコースを用意
日本在留の留学生と学び多彩な価値観に出合う

 中3~高2の生徒が、ベーシックコース・スタンダードコース・アドバンストコースに分かれて学ぶ同校のエンパワーメントプログラム。2021年度で8年目を迎える同プログラムですが、一昨年まではカリフォルニア大学の学生たちを招いて実施されていました。

 コロナ禍の2021年度は日本の大学や大学院に在籍している外国人留学生を招いての実施となりました。東京大学・早稲田大学・上智大学・国際基督教大学といった大学や大学院で学ぶ留学生が、生徒5~6名に1名ずつ、グループリーダーとして付きました。また、ファシリテーターとして英語がネイティブの外国人講師がプログラム全体の運営にあたりました。

「講師やリーダーの国籍はさまざまで、多彩な価値観に触れられるのも魅力です。英語は英語圏の人だけが使う言語ではないこと、アクセントやイントネーションも実はさまざまであることを知ってほしいと思っています」(吉田先生)

さまざまな目的で日本で学ぶ留学生と英語でディスカッション。留学の目的や将来の夢を留学生から聞くことは、またとない体験です。さまざまな目的で日本で学ぶ留学生と英語でディスカッション
留学の目的や将来の夢を留学生から聞くことは、またとない体験です。
英語のみのテキストを使用。プログラムは同校に合わせてアレンジされており、習熟度別にきめ細かく内容が分かれています。英語のみのテキストを使用
プログラムは同校に合わせてアレンジされており、習熟度別にきめ細かく内容が分かれています。
ネイティブ講師からの質問に、積極的に答える生徒たち。会話はもちろん、すべて英語です。ネイティブ講師からの質問に、積極的に答える生徒たち。会話はもちろん、すべて英語です。
Action Report File002
英語で話し、表現する楽しさを知る体験
イキイキと英語で発表する最終日のプレゼンテーション

 最終日には、全コースでプレゼンテーションが行われました。ベーシックコースではグループでの発表、スタンダードコース・アドバンストコースでは個人プレゼンテーションが行われました。全員がしっかりと前を向き、自分なりの英語力で懸命に表現している姿が印象的でした。

 中3生が中心のベーシックコースでは、プレゼンテーション中に講師が生徒のやる気を引き出す質問をして、大いに盛り上がり、生徒たちも積極的に英語で発言していました。自分の意思を英語を用いて伝えることができ、自信が持てた様子でした。

 また、高校生が中心のスタンダードコース・アドバンストコースのプレゼンテーションでは、プログラムを通じて自分のアイデンティティを見つめ直し、将来の進路を考えたという発表が多く見られました。

エンパワーメントプログラム
特色ある各コースのプレゼンテーション
ベーシックコース。「自分たちの町を環境と人にやさしい町にしよう」
もしくは「自分たちの町を世界に紹介しよう」をテーマにグループでプレゼンテーション。グループで協力して、自分たちの町や東京の観光名所を、英語で案内する劇を演じました。ベーシックコース
「自分たちの町を環境と人にやさしい町にしよう」 もしくは「自分たちの町を世界に紹介しよう」をテーマにグループでプレゼンテーション。グループで協力して、自分たちの町や東京の観光名所を、英語で案内する劇を演じました。
スタンダードコース。このプログラムを通して自分が達成したこと、将来の目標などを、身振り手振りを使って英語でプレゼンテーション。生徒が言葉に詰まると、ファシリテーターのネイティブ講師が声をかけ、サポートします。プレゼンが苦手な生徒も、励まされ、続けることができます。スタンダードコース
このプログラムを通して自分が達成したこと、将来の目標などを、身振り手振りを使って英語でプレゼンテーション。生徒が言葉に詰まると、ファシリテーターのネイティブ講師が声をかけ、サポートします。プレゼンが苦手な生徒も、励まされ、続けることができます。
アドバンストコース。英語でのディベートにも挑戦したアドバンストコース。プレゼンテーションでは、「別の意見を知ることで自分の意見を持てるようになった」「プログラムに参加し、自分を変えることができた」など、プログラムで得た確かな手応えを、一人ひとりが英語で語りました。アドバンストコース
英語でのディベートにも挑戦したアドバンストコース。プレゼンテーションでは、「別の意見を知ることで自分の意見を持てるようになった」「プログラムに参加し、自分を変えることができた」など、プログラムで得た確かな手応えを、一人ひとりが英語で語りました。
先生から一言
英語を通して日本人に足りない力を身につける
英語科/吉田泰之先生英語科/吉田泰之先生

 本プログラムは留学生と英語を通して触れ合って、さまざまな力を身につけていくことに主眼をおいています。訪れる留学生に『日本人はポジティブシンキングが苦手だ』とよく指摘されますので、その点もプログラムに組み込みました。アイデンティティについても学び、自らに向き合い、自分自身について深く考える内容となっています。

 さまざまな価値観に触れるこのプログラムは、英語力を伸ばすだけでなく、生徒たちを奮起させるきっかけとなっています。

進学通信 2021年12月号
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