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私立中高進学通信

2023年11月号

私学だからできるオリジナル教育

埼玉平成中学校

中1から実践!
多彩な英語教育で英語力が向上

さまざまな教科で体験型学習を取り入れている埼玉平成。多様な取り組みを行う日々の英語教育と、『ランゲッジ・ヴィレッジ』での英語研修について取材しました。
英語オンリーで過ごす1泊2日の英語研修を体験した中1・中2の生徒たち。「2日間の経験を通じて生徒たちは、英語力はもちろん、積極性や英語学習への意欲といった面でも大きく成長してくれました」(大原先生)

英語オンリーで過ごす1泊2日の英語研修を体験した中1・中2の生徒たち。
「2日間の経験を通じて生徒たちは、英語力はもちろん、
積極性や英語学習への意欲といった面でも大きく成長してくれました」(大原先生)

実際の体験を通して
真の英語力を育成

 中1から『聞く・読む・書く・話す』の4技能を強化し、 グローバル社会で活躍できる真の英語力の育成に注力している埼玉平成。体験を通じたリアルな学びを重視し、中学3年間、始業前にNHKラジオの基礎英語講座を聴くほか、昼休みにネイティブ教員と英語で交流する『イングリッシュステーション』など、英語力を高めるプログラムを豊富に実践しています。

「NHKラジオの基礎英語講座は、リスニング力を高める目的で月曜日から金曜日まで毎朝、始業前の朝の15分間を使って、中1から中3まで学年に合わせたテキストに沿って学んでいます。
『イングリッシュステーション』は昼休みにネイティブ教員と生徒2~3名が英語でフリートークを行います。3学年全員が月に1回程度参加しますので英語に苦手意識のある生徒もいますが、ネイティブ教員が上手にリードするため、英語での交流が楽しくなってくるようです」(英語科/大原美穂先生)

 また、英会話の授業では、一人ひとりが英語でプレゼンテーションをしたりする機会を数多く設けています。こうした体験の積み重ねで英語カリキュラムを整えているのが、同校の大きな強みです。

 中3のオーストラリア修学旅行では、ファームステイや現地校との交流を通して生きた英語を学んできました。また、中3生と現地校の生徒をつないで行うオンライン授業がコロナ禍からスタートし、現在も実施しています。

「本校卒業生の計らいでアリゾナ大学の学生たちとのオンライン交流もしました。
 さらに、カリフォルニア州のハイスクールともつながりができ、日本文化を紹介するプレゼンテーションをしています。
 オーストラリアの現地校とは、英語で会話をしたり互いにクイズを出し合ったり楽しく交流しました」(大原先生)

 英検取得にも力を入れており、中学で英検準2級の取得を目標にしています。中学の時点で準1級を取得する生徒も出てきており、大学入学後に海外留学をする卒業生も多いそうです。

「英語教育を通して、全てのことに積極的にチャレンジする生徒を育てていきたいです」(大原先生)

宿泊型英語研修で
英語オンリーの環境を経験
英語科/大原美穂先生英語科/大原美穂先生

 多彩な英語教育で身についた成果を試すため、2023年度の夏休み、中1・中2の全生徒が英語研修宿泊施設 『ランゲッジ ・ ヴィレッジ』 に宿泊し、1泊2日の英語研修に臨みました。

 施設内は英語オンリー。まさに “国内留学” という環境です。授業以外の休憩時間や朝昼夕の食事の時間も、ネイティブ講師と過ごすため、生徒たちは事前学習として、ネイティブ講師との会話で必要になる英語フレーズの想定問答集を作り、研修のしおり 『旅の栞』 にまとめました。

『ランゲッジ・ヴィレッジ』 に到着した初日は、午後のレッスンからスタート。 『折り紙』 をテーマに 「この部分を英語で何というか知っていますか?」 とネイティブ講師が生徒に質問を投げかけるなど、インタラクティブな授業が行われました。次々に質問されるので、生徒たちは知っている単語を駆使して懸命に英語で答えようとします。そんなやりとりを繰り返すなかで、間違いを気にせず英語が話せるようになるのです。

 食事は毎回ネイティブ講師とテーブルを囲み、休憩時間にスポーツやゲームなどのアクティビティを一緒に楽しんだり、夜のフリータイムも一緒に映画を観たりと、英語圏での日常生活をリアルに体験できた2日間となりました。

『ランゲッジ・ヴィレッジ』 での研修を体験した生徒たちは、「英語が身近になった」 「英語を話すことに自信がついた」 と、英語に対するマインドセットに大きな変化があり、英語をもっと学びたくなったと声を揃えました。

「今後はより体験型の英語学習を発展させ、全体の英語力の向上を図ります。海外大学への進学も視野に入れ、グローバルに活躍できる英語力の強化を推進します」(入試広報部長・中学校主任/今村辰雄先生)

カリフォルニア州のハイスクールとのオンライン交流。日本食、アニメなど毎回テーマを決め、中3生全員がプレゼンテーションを行い、質問に答えます。日本に興味がある生徒たちなので、時には突っ込んだ質問が来ることも。改めて自国の文化を知る時間にもなっています。カリフォルニア州のハイスクールとのオンライン交流。日本食、アニメなど毎回テーマを決め、中3生全員がプレゼンテーションを行い、質問に答えます。日本に興味がある生徒たちなので、時には突っ込んだ質問が来ることも。改めて自国の文化を知る時間にもなっています。
昼休みの10分間を使ってネイティブ教員とのフリートークを楽しむ『イングリッシュステーション』。全生徒が月に1度参加することになっています。この時間を英検の面接練習に活用する生徒もいます。昼休みの10分間を使ってネイティブ教員とのフリートークを楽しむ『イングリッシュステーション』。全生徒が月に1度参加することになっています。この時間を英検の面接練習に活用する生徒もいます。
1泊2日の“国内留学”に
中1・中2の全員が挑戦
ネイティブ講師からどんどん質問が飛んでくるインタラクティブなレッスン。「否応なく英語を話さなくてはいけない状況で、とにかく話してみる姿勢が身につきました」(A・Tさん)。普段とは別の教員から教わることで、緊張感をもって取り組めるメリットも。ネイティブ講師からどんどん質問が飛んでくるインタラクティブなレッスン。「否応なく英語を話さなくてはいけない状況で、とにかく話してみる姿勢が身につきました」(A・Tさん)。普段とは別の教員から教わることで、緊張感をもって取り組めるメリットも。
プレーするうえで必要になる英単語やフレーズを教わりながら、ビリヤードに挑戦する生徒たち。楽しみながら生きた英語を学びます。プレーするうえで必要になる英単語やフレーズを教わりながら、ビリヤードに挑戦する生徒たち。楽しみながら生きた英語を学びます。
生徒インタビュー①
英語への自信がもてる経験に
A.Tさん

『ランゲッジ・ヴィレッジ』の授業では、ネイティブの先生からどんどん質問されるので英語を話すしかなく、かなり鍛えられました。英文を書くレッスンでスペルがわからず辞書を引こうとしたら、先生が「質問してごらん」と言ってくれたので、考えて「How do you spell 〇〇?」と質問したところ、ちゃんと通じてうれしかったです。

 これまで少し苦手意識があった英語に自信がついて、間違いを気にせず自分から英語を話せる姿勢が身についたと思います。「ここを勉強すればもっと伸ばせるんじゃないか」と考えられるようにもなりました。将来の夢はパイロットになること。学校の英語学習環境をフル活用して、英語力を高めて夢に挑戦したいです。

生徒インタビュー②
英語に自信がついて楽しくなる
I.Rさん

『ランゲッジ・ヴィレッジ』では少人数のグループレッスンが行われるので、指名される回数が多くて最初は大変でした。少しずつ慣れて答えられるようになると、自信がついて楽しくなりました。日常生活で役立つ単語やフレーズを、先生の質問に答えて学ぶレッスンなので、しっかり定着できたと思います。

 食事中などレッスン以外でも先生と会話する場面がたくさんあり、だんだんと「自分から英語で話しかけてみよう」という積極性が芽生えていきました。もっと英語を勉強して、より実践的な場で英語力を試していきたいです。

 学校では資格検定を受ける機会がたくさんあるので、英検にも挑戦して将来の可能性を広げたいと思っています。

生徒インタビュー③
さらに英語力が身についた
I.Mさん

 小6の時にオーストラリアで3週間ホームステイをした経験があり、今もネイティブの先生から個人レッスンを受けています。『ランゲッジ・ヴィレッジ』の研修に参加してみると、先生との会話も弾んで、とても楽しかったです。参加後、個人レッスンを受けている先生からも「英語がうまくなったね」とほめられました! 日常生活で使う英語が自然と身についたのも良かった点です。

 研修を体験したことで、海外へ留学して力試しをしたい気持ちが高まりました。ダンスが好きなので、将来は英語でダンスを教えられる先生になって、海外で活躍したいと思っています。夢への第一歩として、まずは英検に挑戦するつもりです。

進学通信 2023年11月号
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