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私立中高進学通信

2023年11月号

自慢の学校行事みてください!

専修大学松戸中学校

異文化を「英語で体験」することで
視野を広げるアメリカ修学旅行

「生体解剖実験」の体験授業。
日米の生徒が協力して実験を行い、生物の体の仕組みについて理解を深めます。

「人間力の育成」「国際性の養成」を両輪に社会貢献できる生徒を育成する同校。中3生の「アメリカ・ネブラスカ修学旅行」は、教員が立案したオリジナルプログラムで、英語力の養成のみならず、キャリア教育の大切な場としても位置づけられています。

体験型サマースクール
「ブライトライトプログラム」
今年度の体験授業
  • 芸術クラス
  • 料理教室
  • 生体解剖実験
  • ジュエリーデザイン
  • 野外活動
  • 裁縫クラス
  • サバイバル工学

 中高一貫6年間の多彩な英語教育システムで、「話す・聞く・読む・書く」の4技能をバランスよく習得でき、中3生の英検準2級以上の合格率が2年連続で85%に達するなど、「英語の専松」として定評のある同校。中学年代から英語を通して非英語圏を含む世界の多様な人々や文化と出会い、国際的な視野を養うことを重視しています。

 その学習活動の集大成と位置づけられているのが、中3生全員参加の「アメリカ・ネブラスカ修学旅行」です。今年度は6月に10日間の日程で実施されました。生徒たちは、午前中は自らが選択した授業を現地の中学生たちとともに学ぶ5日間の体験型サマースクールに参加。午後は1グループに1人、現地の大学生がメンター(案内役)としてつき、開拓村博物館や州庁舎見学などアメリカの歴史や文化に触れるアクティビティを楽しみました。日本とは異なる環境で、これまで学んできた「英語」を駆使しながら、得難い「体験」を重ねました。

「10代の多感な時期に、現地の風土や歴史、そこに暮らす人々との触れ合いなど、『英語を勉強』するのではなく、『英語で体験』することが財産となります。体験型サマースクールにはさまざまな授業が用意されており、ダンスや野外活動など体を動かすアクティブな授業、あるいは料理教室やジュエリーデザイン、フォトショップ講座などクリエイティブな内容のグループワークになっています。教室では、日米の同世代の生徒たちが互いに教え合い、学び合う異文化交流が起こり、活発なコミュニケーションが交わされます」(教頭代理・英語科/北村洋先生)

「親元を離れ海外で過ごすことで、生徒たちに自ら行動する積極性や自立心が備わってくるのを感じます。他者への気遣いが生まれ、保護者からも帰国後の家庭での振る舞いが変わったという話をよく聞きます。この経験を踏まえ、高校でグローバル研修への参加を希望する生徒や、高校進学後に海外留学を志す生徒たちもいます」(入試広報係主任/内藤絢子先生)

 英語力の向上だけでなく、異文化をじかに体験することで視野が広がり、海外の人たちとも信頼関係を結べるような人間力も養われるこの修学旅行は、生徒たちの将来のキャリア形成にとっても大切なポイントになっています。

「医師や新聞記者など職種はさまざまですが、卒業生のなかには自分の進路を方向づけた原点として、ネブラスカでの経験を挙げる人が大勢います。修学旅行後は生徒が自分と向き合い、将来について考えを深める『フューチャープロジェクト』の論文作成や、世界100カ国以上にも及ぶ非英語圏の方とのオンライン英会話にも取り組みます。中高一貫校の利点となる中3での多様な経験を、高校での進路選択に活かしてほしいと考えています」(北村先生)

開拓者村博物館での1枚午後は動物園、博物館の見学やショッピングなどにメンターが同行し、英語でたくさん話しかけてくれます。写真は開拓者村博物館での1枚。
ネブラスカ大学メモリアルスタジアムの前でメンターと記念撮影ネブラスカ大学メモリアルスタジアムの前でメンターと記念撮影。カレッジスポーツも盛んなアメリカの大学の雰囲気を知りました。
「ジュエリーデザイン」の体験授業「ジュエリーデザイン」の体験授業。
「野外活動」の体験授業「野外活動」の体験授業では、ネブラスカの雄大な自然が教室です。
ショッピング体験ショッピング体験は、英語学習の成果を試す良い機会となりました。
フェアウェルパーティーフェアウェルパーティーでは、涙を浮かべる生徒たちも。東京学芸大学とJTBの共同研究による調査では、この修学旅行への生徒の満足度は、研究者たちが驚くほど高い数値を記録しています。
KさんKさん

 英会話の授業で普段からネイティブの先生方に慣れているせいか、アメリカでも臆することなく会話ができたと思います。単語をつなげるような会話になってしまいましたが、それでもお互いに英語と日本語を教え合い、双方の言葉を交えながらコミュニケーションがとれました。体験授業は「フォトショップ講座」を選び、とても仲良くなった友達ができたのですが、帰国前のフェアウェルパーティーで私のために誕生日ケーキをサプライズで持ってきてくれ、感動のあまり号泣してしまいました。日米の文化の違いにも興味が湧き、帰国後はもっと日本についても勉強しようと考えるようになりました。アメリカへ語学留学にも行きたいと思っています。


OさんOさん

 現地では話しやすい方々ばかりで、これまで学んできた英語が通じたことがうれしかったです。相手に言うと失礼な言葉など、教科書に載っていない実用的な英会話を事前に先生方が教えてくださったのが役に立ちました。体験授業では「料理教室」を選択しましたが、味噌汁などの和食も現地の中学生たちと協力して作ったんです。仲良くなった友達とはLINEで今もつながっています。アメリカの人たちは同世代であっても、優しくて人格ができあがっているように感じました。海外の人たちに英語で声をかけるという勇気が必要な経験をしたことで、帰国後は、授業中に意見が言えるようになるなど、以前より積極的な自分になれたと思います。

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