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私立中高進学通信

2023年11月号

自慢の学校行事みてください!

聖望学園中学校

飯能市と地域連携を図り
“つながり”を表現する『中山祭』

同校の文化祭『中山祭』は、地域とのつながりを強く意識している点が特徴です。地元の飯能市を盛り上げようという趣旨のもと、商店や社会福祉法人などと連携をして、研究発表や販売体験に取り組んでいます。

 キリスト教主義教育の理念に基づき、社会が抱える問題に取り組む知恵と勇気を備えた人物を育成する同校。中学では、日頃の学びを実践する場として、文化祭(中山祭)を重視しています。

「本校では中学生全員を対象に、『サステナブルデザインキャンプ』という探究型の教育プログラムを実施しています。そこで生徒たちが自ら学び・考えたことを中山祭という実践の場につなげていきます。
 サステナブルデザインキャンプでは、SDGsに関連するテーマや、飯能市が抱える地域課題にも取り組んでいます。地元の商店街などを取材し、後継者不足やコロナ禍で苦しむ人々のためにできることを生徒たちは考えてきました。そこで得たつながりから、例年中山祭では飯能市の社会福祉法人で作られているクッキーを販売しています。また、私が顧問を務める日本文化部では、飯能で明治時代から続く老舗の和菓子屋さんとコラボし、テーマ『百花繚乱』をイメージした練りきりをお抹茶と共に茶席で販売しました。
 今年も中山祭を成功させるために、生徒一人ひとりが協力し合うことを学びました。こうした経験の中から、将来の自分を思い描くヒントを発見し、そこに向かって自ら学ぶ意欲も高めていってほしいと願っています」(国語科/千代田みゆき先生)

「今年の中山祭は、コロナ禍で制限されていた演劇・吹奏楽・弁論といった舞台部門や、各学年の合唱発表が復活します。友人と力を合わせ、ともに楽しむ生徒たちのイキイキとした表情から、本校の楽しい学校生活や活気ある校風を感じ取ってもらえると思います。
 また、私たち教員も普段は見られない生徒たちの姿を楽しみにしています。普段の中学生はまだ幼い部分もあるのですが、文化祭になるとスイッチが入ったように頼もしくなり、自ら進んでさまざまなことに取り組んでいきます。『自分たちの学びの成果を見てもらおう』『学校の代表としてしっかり来場者をもてなそう』という態度になり、顔つきも変わります」(英語科/北村恵理先生)

「一つの目的に向かって取り組む生徒たちを間近で見ていると、時には意見の違いで衝突したり、うまくいかないこともあったりしますが、それをお互いの力で乗り越えていくなかで、先輩・後輩に関係なく生徒同士の絆が強まっていく様子が手に取るようにわかります。その成長ぶりを見るたびに、中山祭という行事の意義を実感します。本校の生徒たちは、社会人になってもきっとこんなふうに素晴らしい人間関係を築きながら、一つの目標に向かって真摯に取り組んでいけるはず。そんな一人ひとりの成長を目の当たりにできる今を、本当に幸せだと感じています」(千代田先生)

日本文化部のお茶処「大和なでしこ」日本文化部のお茶処「大和なでしこ」。日本の伝統文化を取り入れた手作りの和風小物も販売されました。
Summer Goals(夏休みの目標)を英語で書きましたSummer Goals(夏休みの目標)を英語で書きました。4月から3カ月間の学習の成果です。
中高合同で取り組むハンドベルクワイアの演奏中高合同で取り組むハンドベルクワイアの演奏。
学年が一丸となって取り組む合唱発表の様子学年が一丸となって取り組む合唱発表の様子。
飯能市の社会福祉法人で作られているクッキーを販売飯能市の社会福祉法人で作られているクッキーを販売。
校内弁論大会入賞者による発表や英語スピーチコンテスト学校代表者によるスピーチ例年さまざまなテーマで独自の取り組みを行っている国語科の展示。中山祭は、日頃取り組んでいる学習成果を発表する場でもあります。
例年さまざまなテーマで独自の取り組みを行っている国語科の展示校内弁論大会入賞者による発表や英語スピーチコンテスト学校代表者によるスピーチを行いました。

「部長というプレッシャーもありますが、部員みんなが協力して準備してきました。中山祭は一人ひとりが輝き主役になれる文化祭です!」(Oさん)

左から北村先生、日本文化部・部長のOさん(中3)、千代田先生。
取材当日は夏休み期間中でしたが、Oさんは中山祭に向けて手作りの和風小物を制作していました。

進学通信 2023年11月号
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