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私立中高進学通信

2021年1月号

学校生活ハイライト

国学院大学久我山中学校

生徒自らが企画・運営・配信
初のオンライン文化祭に挑戦!

11月1日の文化祭オープニングのライブ配信は、ダンス部、吹奏楽部のパフォーマンスから始まりました。複数台のカメラでパフォーマンスを撮影し、生徒の手でテレビの生中継さながらにスイッチングでカメラを切り替えながら、YouTubeでライブ配信を行いました。ライブ配信や撮影では、パソコン部の生徒が大活躍。実行委員と連携しながらライブ配信を成功させました。

11月1日の文化祭オープニングのライブ配信は、ダンス部、吹奏楽部のパフォーマンスから始まりました。
複数台のカメラでパフォーマンスを撮影し、生徒の手でテレビの生中継さながらにスイッチングでカメラを切り替えながら、
YouTubeでライブ配信を行いました。ライブ配信や撮影では、パソコン部の生徒が大活躍。
実行委員と連携しながらライブ配信を成功させました。

生徒の自主性を尊重している同校。動画配信する形で行われた2020年度の『久我山祭』も、生徒主体で開催されました。実行委員たちの挑戦をレポートします。

コロナ禍の中だからこそ“前進”を
力を合わせてライブ配信も成功
公式HP内の久我山祭特設ページも生徒が制作。各団体が制作した動画を集め、内容をチェックするのも実行委員会の情報掲示部門が行いました。公式HP内の久我山祭特設ページも生徒が制作。各団体が制作した動画を集め、内容をチェックするのも実行委員会の情報掲示部門が行いました。

 普段は男子部・女子部に分かれて学校生活を送る同校ですが、『久我山祭』(文化祭)は中高男女が“協働”する実行委員会が中心となって企画・運営しています。2020年度も1月には実行委員会企画部のメンバーが決まり、開催に向けて始動した矢先、コロナ禍により休校を余儀なくされました。

 久我山祭実行委員長の愛宕百華さんは、

「“絶対に久我山祭を開催するんだ”と、話し合いを重ね、ギリギリまで校内での開催を目標にしてきました。しかし、感染リスクを考え校内での開催は難しいと判断し、不安も多くありましたが、オンラインだからこそできることをめざしました」と話します。副実行委員長の細川碧大くんは、

「生徒間で久我山祭をオンラインで開催すると決意して、校長先生にその決断を告げ、了承いただいたことが、一番大きな思い出かもしれません」と振り返ります。

 オンライン開催の久我山祭では、各クラブの活動発表のほか、中学生はSDGsの研究発表、高校生は有志による企画を動画配信しました。

 直接の交流を控えなければいけない中、「生の熱気を伝えたい」とこだわったのが、11月1日に行われたライブ配信です。オープニングでは音声が配信されない等のトラブルもありましたが、この日のために生徒だけで構成されたスタッフが臨機に対応し、成功に導きました。

恒例のステージ企画を
オンライン配信用にアレンジして開催

 例年、特設ステージで行う恒例のステージ企画もオンライン配信用にアレンジ。ライブ配信でマジック同好会が手品を披露し、手元を見せながら種明かしもしてくれました。有志の生徒が歌を披露した「KUGAYAMA FIRST TAKE」は、顔出しをせずに配信できるよう、影絵のような工夫をしています。

中学生徒会は有志生徒と一緒にエコ活動

 牛乳パックから和紙のポストカードを制作。制作の過程を動画で紹介し、完成品をカフェテリア前に展示しました。

中学生はSDGsをより身近に考え提案する動画を各クラスで制作

 中学生はSDGsの17のゴールから、テーマを選んで研究発表と自分たちでできることを提案する動画を制作しました。

実行委員会が企画した
「巨大アート~笑顔の咲く花よ~」

 中高全クラスで分担し制作した“ちぎり絵”をつなぎ合わせて完成させた巨大アート。コロナ禍にあっても「人と人のつながり」を大切にしたいという思いからの挑戦でした。

巨大アート制作の一コマ。どんな一枚の絵に仕上がるのかを想像しながら、みんなで協力して創り上げました。巨大アート制作の一コマ。どんな一枚の絵に仕上がるのかを想像しながら、みんなで協力して創り上げました。
生徒インタビュー
コロナに負けずに新境地を開拓

 久我山祭実行委員会は中1~高2までの男子部・女子部のメンバーで構成されています。オンライン文化祭開催の中心メンバーである企画部の皆さんにお話を聞きました。


実行委員長:愛宕百華さん(高2)

 感染防止に配慮しつつ、オンラインだからできることは何かを自分たちで考え、創り上げた文化祭です。オープニングをライブ配信した翌日、クラスメートたちが「見たよ」と声をかけてくれて、やりがいを感じました。


副実行委員長:細川碧大くん(高2)

 先生方も僕たちも、何が正解なのかわからない中で、手探りで妥協点を探っていったのが良い経験になりました。


副実行委員長:鍵本美怜さん(高1)

 企画部は高2生ばかりなので、最初は緊張しましたが、文化祭のテーマ「菫」(すみれ)を提案できたことがうれしかったです。「笑顔=smile」をカタカナ読みし、謙虚、小さな幸せ、希望という花言葉に思いを託しました。


実行委員・情報掲示部門長:塚田雄大くん(高2)

 公式サイトの制作と配信する動画のチェックを担当しました。著作権など、その都度調べるのが大変でしたが、文化祭動画は久我山の動画の中で再生数が一番多いコンテンツになり、広く見てもらえたことをうれしく思います。


中学生徒会会長:中込太陽くん(中3)

 中学の生徒会が、中学生の文化祭での発表テーマをSDGsに決めました。SDGsをよく知らない生徒も多く、認知度を高めてクラスごとに動画を作ってもらうのは大変でした。今回の経験は、来年の実行委員に引き継いでいこうと思います。


中学生徒会副会長:服部優作くん(中3)

 みんなで協力し合えたことで、掲げた目標に到達できたかなと思います。中学生の発表も、それぞれの個性が出ていてよかったと感じました。

進学通信 2021年1月号
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