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私立中高進学通信

2021年1月号

コロナに負けない!私学のアクション

秀明中学校

徹底した感染防止対策で
寮生活を守り
学びと生活を支える

4月・5月の休校後、6月に行われた新入生を対象にしたオリエンテーションの様子。十分に余裕を持って座れるよう、会場を設定して行いました。

4月・5月の休校後、6月に行われた新入生を対象にしたオリエンテーションの様子。
十分に余裕を持って座れるよう、会場を設定して行いました。

寮での感染防止対策を徹底
安心して過ごせる場に
こだわりポイント
  1. 寮生活での安全を確保する
  2. 休校中もきめ細かな配信授業・
    課題配付で学習習慣をキープ
  3. 今まで以上に生徒からの
    聞き取りを増やし、寮生活をフォロー

 首都圏唯一の全寮制中高一貫校として、生徒の生活面の指導から学習面の指導までを担う同校。コロナ禍による休校中の4~5月は生徒全員を各家庭に一斉帰宅させました。無人になった全寮の消毒を徹底することからコロナ対策を始めました。

 寮の舎監長として長年、生徒を見守ってきた町田太郎先生が当時を振り返ります。

「一部屋一部屋、専門的な業者を入れて、徹底した消毒を行いました。また、当時品薄となっていた消毒用アルコールやハンドソープをかき集め、いつでも使えるようにトイレや風呂場などに設置し、屋上の浄化槽の清掃も行いました」

 例年、同校の寮では中1~高2までは2名が同じ部屋で生活し、高3生は個室になります。新型コロナウイルス流行後は、中1から高3まで、すべての部屋を個室にしました。

「登校を再開した時、どんな動線で生徒を入寮させるか。その計画も、かなり緻密に立てていきました」

 休校中、生徒たちは自宅で課題やオンライン授業に取り組んできました。6月の初めに登校が始まり、寮での生活も再開されました。寮・学校ともに徹底して感染予防に努め、帰寮は時差で実施。入り口での手洗い・消毒をルールとし、食堂ではお盆を持って席に座るまで、生徒が食器や家具に一切触れないように職員がサポートしました。座席も指定制にして、食事も時差でとるようにしています。職員はもちろん、生徒たちも自分の部屋以外ではマスクの着用が義務付けられています。

 驚くのは、体調不良の生徒のために、別棟があることです。

「5階建ての建物を1棟丸ごと、隔離用に用意しました。一般的には37・5℃以上が発熱の基準ですが、本校では熱がそこまでなくても、吐き気がする、下痢をしているなどの症状を見せる生徒がいれば、この棟に移ってもらいます」

 専用棟では職員が防護服を着てケアにあたり、もし新型コロナウイルスの感染者が出た場合でも、クラスター化させない仕組みをつくっています。専用棟に入った生徒は1時間ごとに検温し、数日間、学校を休んで様子を見て、異常がないようなら自分の部屋に戻ります。

寮生活で身につく
自立心と学習習慣

 コロナ禍が続く中での寮生活ではさまざまな注意が必要ですが、それでも寮で暮らすことには非常に大きな教育的効果があると町田先生は言います。

「親元を離れると、寂しさや不自由さなど、乗り越えなくてはならないことがたくさんあります。モノあり、お金あり、自由ありの時代、少しの困難で折れてしまう人が増えているように思います。寮生活では自ずと忍耐力が身につき、どこに行ってもがんばれるようになります」

 夕食後、生徒たちは再び登校して9時頃まで夜間学習で指導を受け、終了後に寮へ戻り、学年別々に入浴、消灯まではくつろぎの時間です。寮では他学年の棟に入ることは許可されていません。「寮は心身を休める場所」という考えのもと、後輩が先輩から余計なプレッシャーを感じないですむようにという開校当初からの配慮です。

「今年は全員が個室となったため、人間関係を築いていけるのか、とても心配でした。そのため、いつも以上に教員が生徒一人ひとりに、寮生活や学校生活での様子を細かくヒアリングしています。
 休校で友達に会えない日々が続いたからでしょうか、ホームシックになる生徒もなく、全学年、とても仲がいいですね。寮生活を体験すると、別人のように大人になると保護者の方も驚いています。中学時代に友情を育みながら譲り合って生活する体験は、人間形成の過程において、大きな意味を持つのではないでしょうか」

コロナ対策事例 1
寮生活も学校も
細心の注意で感染防止対策

「登校再開後も、生徒が寮生活に不安を抱えているのではないかと心配しましたが、全員がニコニコとうれしそうに登校してきました。我々が考える以上に、学校に戻ることを楽しみにしてくれていたようです」

 と町田先生は言います。

 生徒が安心して生活できるように、全館の消毒や清掃を徹底しています。また、生徒にも密を避け、検温・手洗い・消毒を徹底するように指導しています。

 食堂は完全指定席制にすることで、体調不良の生徒が出た場合、その隣に座っていた生徒が誰か、すぐわかるようになっています。

 体調不良になった生徒は、別棟に移動してもらい、ほかの生徒とは一切接触しない体制をとっています。熱がなくても、具合が悪い生徒は別棟で早めに休み、様子を見ることができる点でも安心です。

2020年度から中1~高3の全寮生が1人部屋に。友達と交流するときは、密を避け、マスクを着用して接します。2020年度から中1~高3の全寮生が1人部屋に。友達と交流するときは、密を避け、マスクを着用して接します。
食堂では一人ひとりの食事スペースにアクリル板の仕切りを設け、感染防止に努めています。食堂では一人ひとりの食事スペースにアクリル板の仕切りを設け、感染防止に努めています。
最新の検温システムを導入。0.5秒で体温が測定でき、発熱している場合は警告を発します。最新の検温システムを導入。0.5秒で体温が測定でき、発熱している場合は警告を発します。
コロナ対策事例 2
休校中は自宅でしっかり学び
学習習慣をキープ

 休校前は、寮での学習時間に教え合いながら勉強していた生徒たち。長引く休校に最初は戸惑いもあったようですが、教員のきめ細かなフォローで、しっかりと学ぶことができました。

「すらら」「スタディサプリ」「Microsoft Teams」(※1)など、デジタルツールを駆使した課題配信やオンライン授業が実施され、生徒たちは計画を立てて取り組んだそうです。

 普段から教員が交代で寝泊まりしており、保護者や生徒たちの夜間の問い合わせにも対応していました。

※1 「すらら」「スタディサプリ」「Microsoft Teams」…すらら、スタディサプリは、インターネットを利用したデジタル学習サービス。Microsoft TeamsはWeb会議サービスのZoomなどと同様に、インターネットを介してテレビ会議機能やチャットなどが利用できます。

スマートフォンやPCを駆使して、5月初旬からはオンライン授業もスタートしました。教員も生徒の元気な顔を見て一安心したそうです。スマートフォンやPCを駆使して、5月初旬からはオンライン授業もスタートしました。教員も生徒の元気な顔を見て一安心したそうです。
SEC(スーパーイングリッシュコース)(※2)ではネイティブ教員によるオンライン授業を実施。休校中も英会話のレッスンを受けることができました。SEC(スーパーイングリッシュコース)(※2)ではネイティブ教員によるオンライン授業を実施。休校中も英会話のレッスンを受けることができました。

※2 SEC(スーパーイングリッシュコース)…中学生を対象に、英語教育に特化した、国際社会に貢献するグローバルリーダーの育成をめざすコース。

先生から一言
「自分のことは自分でやる」自立心を育てる寮生活

 寮生活は、集団生活を通して、より良い生活習慣、学習習慣、対人関係能力を身につけることができる最高の場です。勉強でも生活でも、自分のことは自分でしっかりできる。そうした自立心と実行力を育てていきたいと思っています。

 友人と寝食を共にする共同生活を通して、友情を育みながらも人間関係の難しさを知ることは、将来、社会人になった時にも大いに役立つと思います。(寄宿舎舎監長/町田太郎先生)

(この記事は『私立中高進学通信2021年1月号』に掲載しました。)

秀明中学校  

〒350-1175 埼玉県川越市笠幡4792
TEL:049-232-6611

進学通信掲載情報

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