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私立中高進学通信

2023年12月号

Students' Chat Spot

国学院大学久我山中学校

高い志を胸に切磋琢磨できる環境です

「きちんと青春」。学校生活の中で出会うさまざまなことに対して、全力で立ち向かおうとする一人ひとりの気構えを表す同校のキャッチフレーズです。この言葉を心に刻み、生徒会活動や部活動などに励む3人に話を聞きました。

Kさんの写真です
Kさん(高2/STクラス/生徒会長)

「STクラスでは全員が一丸となって『高み』をめざして『まっすぐ』に進み、『強い心』をもって困難に立ち向かっていきます」

Yさんの写真です
Yさん(高2/CCクラス/久我山祭実行委員長)

「CCクラスの『CC』は『Cultural Communica-tion』の略で、『Cultural』は『文化の』を意味します。女子だけのクラスです」

Oさんの写真です
Oさん(中3/STクラス)

「STクラスの『ST』とは、『SummiT(頂上や高み)』、『StraighT(まっすぐ)』、『SpiriT(強い心)』の3つを表しています」

――皆さんが今力を注いでいることは?

「生徒や来場者の方々を満面の笑顔にできる久我山祭にしたいね」

Kさん
ひとつは生徒会活動です。僕は今、生徒会長を務めています。立候補したのは、生徒がこれまで以上に行動力をもって行事などに関わり、学校生活をさらに実りあるものにできる環境づくりがしたいと思ったからです。

もうひとつは、志望大学合格に向けた勉強です。僕には宇宙飛行士になりたいという夢があるので、STクラスで学んでいます。STクラスとは、難関国公立大学への現役合格に向けて、演習をはじめとするサポートが受けられる特別進学クラスです。周りのみんなが高い志を抱いていて、お互いを高め合える環境のなかで、僕も国立大学に進学し、夢をかなえたいと思っています。

Yさん
幼稚園の頃から英語を習っていた私は、海外に向けて日本の文化を発信したいと思い続けていて、久我山のCCクラスに入学しました。CCクラスは、海外の文化や伝統を尊重し合える人、日本の文化や伝統を学んで世界に発信できる人を育てることを目標にしたクラスです。私の目標にぴったりのクラスで、毎日勉強できています。

例えば、男女別学の久我山では、女子部の生徒を対象とする『女子特別講座』で、華道や茶道、能楽、日本舞踊を学べます。私は箏曲部に入っているので、お琴のお稽古にも励んでいます。

さらにCCクラスには、世界の人と協働する心を育てる『Global Studies』という授業があります。この授業で、住所の書き間違いや印刷に失敗したハガキを集めて絵本に変え、教育の行き届いていない国の子どもたちに届けるボランティア団体の方の講演を聞きました。これをきっかけに、CCクラスで『書き損じハガキを寄付するプロジェクト』を立ち上げたのです。その結果、校内だけで1万枚のハガキを集めることができました。今もこの活動を続けています。

私は笑顔を見るのが大好きです。このプロジェクトで得た経験を活かして、将来は貧困などで苦しんでいる子どもたちを笑顔にする仕事に就きたいと思っています。

もうひとつ力を注いでいるのは、今年の久我山祭の企画や運営です。私は今、久我山祭の実行委員長を務め、実行委員のメンバーや生徒会長のKさんとともにその準備に励んでいます。

Oさん
僕が力を入れているのは、勉強とサッカー部の活動との両立です。久我山は文武両道を重んじています。その校風に小学校の時から憧れていた僕は頑張って受験勉強をし、STクラスに合格できました。今の目標は国立大学に進学し、社会に大きく貢献できる仕事に就くことです。

STクラスは授業の進度が早く、7限目授業や放課後の『特別演習授業』があります。『特別演習授業』では、英語と数学と国語の力を鍛えます。大学入試問題の過去問にもチャレンジします。クラスの全員が最難関の大学をめざしているので「僕も負けていられない」という気持ちになり、勉強する意欲がわいてきます。

サッカーは幼稚園生の頃に始めました。ポジションはサイドバックです。部活動も頑張りつつ、オンとオフの切り替えがうまくできるように、計画を立て、時間を管理しながら毎日を送っています。

――楽しみにしている行事は?

「久我山祭ではみんなで心をひとつにして成功させよう!」

Kさん
Yさんが話していた久我山祭です。2023年は10月28日(土)と29日(日)の2日間です。

Yさん
今年の久我山祭のテーマは『World』で、サブタイトルは 『~みんなちがって、みんないい~』です。このサブタイトルは詩人である金子みすゞさんの作品『私と小鳥と鈴と』から引用させていただきました。久我山では生徒一人ひとりがそれぞれ違った個性や価値観をもち、異なる目標を抱いて学校生活を送っています。そんな生徒全員の世界観を尊重できる久我山祭にしたいという願いを、このテーマとサブタイトルに託しました。

私のクラスでは、ワッフルのお店を開きます。私たちの担任の先生は生徒から非常に人気があるので、先生の名前にちなんだ店名にし、先生の似顔絵もどこかに入れたいと考えています。

Kさん
僕たちのクラスはアロマキャンドルの販売をします。また、生徒会では、生徒や来場者の方々が会場をくまなく回れるように宝探しを企画しています。ブースなどに宝物を隠し、それを見つけて集めた人に何かプレゼントするという企画です。

Oさん
僕が入学した年の久我山祭はコロナの感染防止のためにオンラインで行われましたが、先輩方の熱気が伝わり、感動しました。今年の久我山祭も期待感が高まっています。

高2で伊勢・奈良・京都を訪れる修学旅行も今から楽しみです。

Yさん
私も高2の修学旅行が楽しみです。CCクラスの生徒はニュージーランドに行き、ホームステイをします。現地校の生徒に『女子特別講座』で学んだ日本の文化を紹介する機会もあります。女子部の生徒は家庭科で浴衣を縫い、着付けも学ぶので、その浴衣を着て交流する予定です。

――この学校の自慢を教えてください

「行事とともに部活動も楽しみながら難関大学をめざせる環境が整っています」

Kさん
さまざまな個性や才能をもった生徒が集まっていることです。こうしたなかで、友情の大切さを実感でき、人脈が広がっていきます。また、男子生徒と女子生徒がお互いを尊重し、高め合いながら成長できることも久我山の素晴らしさです。

Yさん
多彩な行事があり、自ら学べる機会が用意されていることです。『海外語学研修』をはじめ、『富士御来光登山』や『English Summer Camp』『東北被災地体験学習』など希望制の行事も多く、自由に選んで参加できます。

コロナ禍以降は中止になっている行事もありますが、こうした環境のもとで貴重な体験を積み重ね、世界に向けて視野を大きく広げることができます。

Oさん
授業でわからないこと、勉強していて疑問に思ったことを先生に気軽に聞け、理解できるまで懇切ていねいに教えていただけることです。

また、チャレンジ精神にあふれた生徒が多いので、部活動でも行事でも切磋琢磨できます。

※取材は9月下旬に行いました。

(この記事は『私立中高進学通信2023年12月号』に掲載しました。)

国学院大学久我山中学校  

〒168-0082 東京都杉並区久我山1-9-1
TEL:03-3334-1151

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