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私立中高進学通信

2023年4月号

学校が応援! 生徒の放課後

国学院大学久我山中学校

土曜日の放課後、会社経営者たちと
「働くこと」を考える

「講師の方々は、どんなにささいな意見でも真剣に受け止めてくれます!」

「講師の方々は、どんなにささいな意見でも真剣に受け止めてくれます!」
講師1人と10人前後の生徒たちがグループとなり、「働くということ」についてディスカッションしました。
講師は、会社経営者や代表など、社会全体を広い視野で見ている方ばかり。生徒からの質問に、鋭く答えます。

ディスカッションを通して将来への考えを深める

 放課後の時間を使い、さまざまな課外講座を開催している同校。教員が普段の授業とは全く違った視点から学びの楽しさを生徒に感じてもらう「教養講座」や、生徒自身で取材活動を行い英字新聞を作る「The Kugayama Times」、国学院大学の留学生を招いて地域を案内する「英語で地域探訪」など、充実のプログラムです。

 2022年11月には、会社経営者の方々を講師に招き、「働くということ……これからの社会、あなたはどう生きる!?」をテーマにしたグループディスカッションが行われました。

「この『働くということ』は、20年ほど前から女子部で行っている取り組みで、生徒たちに自分の生き方を見つけてもらいたいという思いでスタートしたプログラムです。今は世の中がどんどん変化しているので、社会で活躍する方との交流を通し、自分自身がどう生きていくのかを考えるきっかけにしてほしいです」(社会・地歴公民科教諭/中村友子先生)

 2022年度は、男子部からも希望者を募り、中2から高2までの70名以上の生徒が参加しました。IT関連の会社取締役や証券会社取締役副社長など8名の講師を迎えて行われたディスカッションでは、働くことやこれからの生き方について真剣に考え、積極的に意見を交わす生徒たちの姿が見られました。

まずは名刺交換から!まずは名刺交換から!
講師の方と名刺交換からスタート。
グループごとに異なるテーマで意見を交わしますグループごとに異なるテーマで意見を交わします
「私のグループは『お金vs生きがい』がテーマ。私は、生きがいが大切だと思ったのですが、そもそもお金がないと何もできない、という友人の意見にも納得。結局どちらも大切だという結論になりました」(Iさん)
最後は花束を贈呈最後は花束を贈呈
講師の方々に、感謝の気持ちを込めて花束を贈りました。
知らない世界を知り
視野が広がりました
Iさん(中3)Iさん(中3)

 普段の授業の中でも、仕事や将来、生き方について考える機会は多いのですが、まだ具体的に将来について想像できなかったので、今回、実際に働いている方々の経験を聞きたいと思い、参加しました。講師の方の生の声もとても参考になりましたし、自分の知らない世界や職業を知ることができ、視野が広がったように思います。


将来の夢について考える貴重な経験に
Aさん(中2)Aさん(中2)

 将来の夢や目標を探すためのヒントがあるかもしれないと思い参加しました。僕たちのグループでは、年齢を問わずに仲を深めるために、講師の方の提案であだ名をつけて呼び合うという方法を試してみました。僕は「ジェームズ」。実際にグループのみんなでこのあだ名で呼び合いながらディスカッションし、とても盛り上がりました。貴重な経験ができたと思います。


改めて勉強の大切さに気づきました
Uさん(中3)Uさん(中3)

 講師の方が「転職をして今の仕事に就いた」というお話をされていて、経験は決してマイナスにならないことや、どんなことにも臆せずにチャレンジしていくことが大切だと感じました。それから、学生のうちにきちんと勉強をすれば、それが将来につながるのだと改めて気づく機会にもなり、目標を持って勉強に励もうと意欲が湧いてきました。とても楽しい雰囲気のなか、ディスカッションができ、良い経験になりました。

自分の生き方を考え、一歩を踏み出してほしい
社会・地歴公民科/社会・地歴公民科/中村友子先生

「働くということ」は、経済同友会「学校と経営者の交流活動推進委員会」の協力を得て実施しています。そのため、講師として来てくださる方も百戦錬磨の方ばかり。ポジションのある講師の方々が、どのような経験をして、今のキャリアを形成したのかを聞くことで、生徒たちが自分を見つめ直し、目標を考えるきっかけになればという思いで開催しています。実際に、講師の方のお話を聞いたことで一歩が踏み出せたと話す卒業生もおり、生徒たちの背中を押す機会になればと思います。

進学通信 2023年4月号
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