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私立中高進学通信

2024年1月号

未来を切り拓くグローバル教育

秀明中学校

イギリスで生きた英語を習得
多様性も体感する海外研修

コロナ禍で中止になっていた恒例のイギリス英語研修が本格的に再開。
全員参加の研修で生徒たちは英語力をアップさせ、英語で話す楽しさも体験しました。

研修最終日は、チョーサー・カレッジ・カンタベリーの前で記念撮影。参加者全員に修了証を授与されました。

中2と高1で全員参加の
イギリス英語研修を実施
入試室長 五十子信彦先生入試室長
五十子信彦先生

 同校は、全寮制・中高一貫・全人英才教育を三大特色とし、知育だけではなく、優れた人柄や品性を培う人間形成にも力を注いでいます。真の国際人を育成するため、6名のイギリス人教員が校内に常勤し、英語教育に特化した『スーパーイングリッシュコース』(SEC)はもちろん、『医進・特進コース』『総合進学コース』でも中1からオールイングリッシュの英会話授業を行うなど、独自の英語教育を実践。創設当時から全員参加のイギリス英語研修を行っていることも大きな特徴の一つです。同校がイギリス国内に所有する教育施設『チョーサー・カレッジ・カンタベリー(以下CCC)』に滞在して、現地の英語を学ぶことができます。

「本校では、中2で2週間、高1では3週間、生徒全員参加のイギリス英語研修を行ってきました。この研修の大きな目的は、英語の本場であるイギリスで生きた英語を習得することです。
 英語圏の国で生活することにより、英語力だけでなく自立心や積極性などさまざまな面で生徒の成長を促してくれます。特に中2の研修は、英語しか通用しない海外の環境に初めて身をおき、『相手の英語が理解できない』『自分の英語が通じない』と悔しい思いを経験することで、帰国後の英語を学ぶモチベーションへとつなげています」 (入試室長/五十子信彦先生)

 中2のイギリス英語研修での経験を糧に、『高1の研修でリベンジしたい』『次はこんなことにチャレンジしたい』と英語学習に真剣に取り組み、目的意識を明確にして高1での研修に臨む生徒が多いと五十子先生は話します。

「高1の研修では多くの生徒たちが磨いてきた英語力を発揮し、異文化の中で3週間を過ごした達成感から、自信をつけて帰国します。帰国後は学校生活にも積極的になり、帰国後も臆せず英語で発信するようになるのです」

イギリスの寮生活を満喫!
今後はホームステイも再開

 コロナ禍で延期が続いていたイギリス英語研修ですが、2022年度から再開。従来は研修期間の半分をホームステイにあてていましたが、現在は社会情勢などを鑑みて、カレッジの敷地内にある学生寮に全期間滞在しています。

「本校は全寮制であるため、普段の寮生活で身につけた生活力や協調性も、生徒たちの強みです。異国の地にあっても、生徒たちは協力し合って学び、イギリスでの寮生活を満喫していました。
 今後はホームステイも再開していきたいと考えています。ホストファミリーとの交流も、生徒たちの成長にとって貴重な体験となるはずです。
 将来を見据えた時に、英語力こそが社会を生き抜く武器になります。イギリス英語研修をはじめとするさまざまな取り組みを通して、国際社会で活躍するために必要となるコミュニケーション力や、実践的な英語力をもつ人物を育てていきたいと思います」

生徒インタビュー1
イギリス語学研修から帰国したばかりのSさんに、オンラインでインタビュー
英語圏の雰囲気をダイレクトに体験! 英語力が確実にアップ
Sさん(高1)Sさん(高1)

 出発前は初めての海外経験ということで緊張や不安もありましたが、日頃から一緒に学校生活を送っている仲間が一緒なので、とても心強かったです。

 寮生活は仲の良い友人と同室ということもあり、開始から数日間は毎日が修学旅行のようでした。1つの部屋で生活をともにしていると、生活リズムの違いなどから「もっとこうしてくれればいいのに……」と思ってしまう部分も出てきて、互いに気持ちよく過ごせるよう、意識しながら生活する必要がありました。人との距離のとり方や協調性といった部分で、互いに成長できて良かったと思います。

 現地ではイギリス人の先生によるオールイングリッシュの授業が行われ、短期間でぐっと英語力が向上しました。授業中はもちろんのこと、毎日積極的に先生へ話しかけるようにしたことで、特にリスニングとスピーキングが上達していくのを実感できました。

 休日や放課後にロンドンへ小旅行に出かけることもあり、友人とショッピングや観光を楽しみました。出会う人々や街の雰囲気から、価値観の違いをダイレクトに感じられ、視野が広がりました。さまざまな面で成長を実感できた研修でしたが、高校生活の思い出づくりができたことも良かったです。

 この研修がきっかけで洋楽を聴くようになり、英語の歌詞で歌えるようになりたいとも思っています。また、これまで以上に専任のイギリス人の先生たちと積極的に会話をするようになりました。今後もこの恵まれた環境を活かして、英語をスキルアップさせていきたいと思います。

週末の小旅行でロンドンへ赴き、大英博物館やバッキンガム宮殿などの名所巡りも体験しました。週末の小旅行でロンドンへ赴き、大英博物館やバッキンガム宮殿などの名所巡りも体験しました。
滞在したケント州カンタベリーを散策し、町の人へのインタビューにも挑戦。CCCの教員から説明を受けて各々で町を巡り、出会った人に英語で話しかけました。滞在したケント州カンタベリーを散策し、町の人へのインタビューにも挑戦。CCCの教員から説明を受けて各々で町を巡り、出会った人に英語で話しかけました。
生徒インタビュー2
研修でイギリス滞在中のMさんが、寮からオンラインで取材に応じてくれました
他国からの留学生とも交流! 世界の広さや多様さを体感
Mさん(高1)Mさん(高1)

 1人1部屋の日本での寮生活とは異なり、イギリス研修中は1部屋に2人で共同生活を送っています。共同生活は気を遣うところもありますが、普段とは異なる環境で仲間の大切さをよりいっそう感じています。

 寮にはポーランドやスペインからの留学生もいて、休憩時間にバスケやサッカーを一緒にすることも。観光地に出かけると、世界中のさまざまな国や地域の人々を見かけました。そうした環境がとても新鮮で、世界の広さや多様さを体感しています。

 授業は生徒が全員参加して、先生と活発にやりとりをしながら進めていきます。動画を作ったり、プレゼンテーションをしたり、英語を使って作業をしたり、話し合ったりする場面が多く、楽しい雰囲気のなかでどんどん英語がスキルアップしていくのを実感しています。まだ滞在して1週間程度ですが、残りの2週間もクラス全員で協力して授業を盛り上げ、有意義な時間にしていきたいと思っています。

 帰国後もイギリスで身につけた英語力や積極性を活かして、授業に貢献したいと思っています。また、ネイティブの先生と英語で交流する機会をこれまで以上に増やしていきたいです。

研修中に滞在したカレッジ敷地内の寮。世界中から来た同世代の受講生も滞在しており、スポーツなどで交流し、英語でコミュニケーションをする機会もあります。研修中に滞在したカレッジ敷地内の寮。世界中から来た同世代の受講生も滞在しており、スポーツなどで交流し、英語でコミュニケーションをする機会もあります。
研修中は、英語を母国語としない人に対して英語を教えるイギリスの特別資格(TESOL)をもつイギリス人講師から、英語指導を受けます。研修中は、英語を母国語としない人に対して英語を教えるイギリスの特別資格(TESOL)をもつイギリス人講師から、英語指導を受けます。

(この記事は『私立中高進学通信2024年1月号』に掲載しました。)

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