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私立中高進学通信

2021年9月号

私学の英語最前線

八雲学園中学校

グローバル併願が可能な
海外協定大学推薦制度を導入

伝統的に英語教育に力を入れ、多彩な英語関連行事を実施する同校。2020年度から海外協定大学推薦制度(UPAA)を導入し、海外大学進学への道が広がりました。
50名前後の在留外国人を招いて行う「イングリッシュファンフェアー」では、グループワークやゲーム、フリートークで楽しみながら英語に親しみます。

50名前後の在留外国人を招いて行う「イングリッシュファンフェアー」では、
グループワークやゲーム、フリートークで楽しみながら英語に親しみます。

高度な英語力を身につけた
世界で活躍する人材を育成

 高校卒業までにCEFR(セファール)のC1レベルに到達することを目標とする同校。CEFRは国際的な外国語能力の参照基準で、C1は「熟達した言語使用者」であり、世界の有名大学が留学生に求める英検1級程度のレベルです。

 同校では生徒が高度な英語力を身につけ、海外大学進学へと視野を広げるため、2020年度から海外協定大学推薦制度(UPAA)を導入しました。

「海外協定大学推薦制度(UPAA)は、高校の成績・英語力を基準として、アメリカ・イギリスの協定大学の推薦入試が受けられる制度です。
 本校の生徒は、YES(Yakumo English:Gateway to Success)というeラーニングシステムを利用しています。YESは英語4技能を徹底して学ぶための学習ツールで、生徒が1台ずつ所有するタブレット端末や個人のデバイスで使うことができます。中学英語から大学入試、英検、TOEFL、IELTSなどの外部試験対策など、中1から高3まで自分のレベルに合わせて学習できます。また、定期的にアップデートされるので、常に新しい教材に取り組めます。
 このYESを通じて、生徒は年に1度、『協定大学共通英語試験』を無償で受験することができます。12月〜1月に結果が出て、入学手続きは3月末なので、日本の大学受験の結果を待って進路を決定するグローバル併願が可能です。2020年度はマンチェスター大学、エクセター大学、オレゴン州立大学、南フロリダ大学に合格する生徒がいました。今後、この制度を活用して、海外大学進学に挑戦する生徒が増えることを期待しています」(海外・英語特別委員長 英語科主任/近藤隆平副校長先生)

“英語体験”を重視して
国際感覚を育てる

 英語関連行事が数多く行われている同校。生徒は行事を通じて異文化に触れ、英語力を高めるとともに、知識だけではない国際感覚を身につけています。

「毎年さまざまな国から来日している外国人50名ほどをお招きし、グループごとに交流する『イングリッシュファンフェアー』を行っています。
 12月には『英語祭』を行い、クラスごとに英語で劇を披露します。学年が進むごとに表現の幅が広がり、生徒の成長が感じられる行事です。
 中1は一人ずつ舞台で暗唱した英文を発表する『レシテーションコンテスト』、中2はテーマ決めから英作文までを自分で行い、舞台で発表する『スピーチコンテスト』を実施します。中3は秋の文化祭でも英語劇を披露します。
 こうした行事を通して生徒はそれぞれの段階での自分の成長を実感し、授業への意欲もわきます」

 英語の授業時間数の多さも同校の特徴です。

「中学生は週に4回、日本の教員免許を取得したネイティブ教員によるオールイングリッシュの授業を受けます。日本人教員の文法をメインとする授業は週4回、ネイティブ教員の授業をフォローアップする授業が中1は週1回、中2・中3は週2回。つまり、中1は週に9回、中2・中3は週に10回の英語の授業があります。寸劇やプレゼンテーションを多く取り入れるなど、授業ごとにさまざまなアプローチで英語4技能を高めています」

POINT1
英語4技能をレベルに合わせて
徹底的に学ぶ『YES』を導入

 英語4技能eラーニングシステムを利用しながら、基礎(中学英語)から発展(大学入試英語)の学習、外部英語試験(英検、TOEFL、TOEIC、IELTS)の対策まで、レベルに合わせて学べるYES(Yakumo English:Gateway to Success)を導入しています。

POINT2
全員参加の海外研修と
豊富な海外留学制度

 中3の『アメリカ海外研修』は全員参加で行います。同校の研修センター(八雲レジデンス)に滞在しながら、カリフォルニア大学サンタバーバラ校で特別授業を受けます。高1は希望者対象で同大学に3カ月間留学し、前後3カ月ずつにわたって事前・事後学習を行う『9カ月プログラム』に取り組みます。短期留学や1年間留学などプログラムが豊富です。

担当の先生より
成長を感じながら
確固たる英語力を
海外・英語特別委員長 英語科主任/近藤隆平副校長先生海外・英語特別委員長
英語科主任/近藤隆平副校長先生

「ネイティブ教員によるオールイングリッシュの授業、日本人教員による文法重視の授業、コミュニケーションを主体にしたイベント、表現を重視した取り組みなど、学ぶ方法にはそれぞれ特徴がありますが、学習内容はリンクしています。深く学ぶほどそのつながりは強くなり、海外でも使える英語力が身についていきます。生徒がさまざまな学習段階・場面で成長を実感できる教育を実践しています」

生徒の声
授業・校内イベント・海外研修と
英語に触れる機会がたくさんあります
大澤怜香さん(中3)大澤怜香さん(中3)

「ネイティブの先生の授業が多く、中1の最初は聞き取れないこともありましたが、今では内容をしっかり理解できるようになり、成長を実感しています。授業以外にもスピーチコンテストや英語劇など、英語を使って表現したり、やりとりしたりする機会が多い学校です。
 12月に行われる英語祭では、クラスごとに英語劇の発表をします。中1は朗読劇で、中2からは衣装をつけて、動きや表情も豊かに表現する英語劇です。中3は時間が長くなり、セリフも増えるので、さらにやりがいがあります。英語で提供するカフェも出店するので、買い物など、授業と違った場面での英会話が楽しめます。
 高校に進学したら、『9カ月プログラム』に参加して、将来の仕事にも役立つ英語力を身につけたいです」


一つひとつの取り組みで達成感を味わい
英語がもっと好きになりました
山内寛大さん(中3)山内寛大さん(中3)

「小学生の時にホストファミリーを経験しました。海外から訪れる人との交流が多かったので、英語を話せるようになりたいと思い、英語教育が充実しているこの学校を志望しました。
 普段の学習はYESを活用しています。YESは自分のスマートフォンでもログインできるので、場所を選ばず、スキマ時間に取り組めて便利です。英語の宿題をしたり、英単語のスペルを確認したりしています。
 八雲学園は『イングリッシュファンフェアー』など英語を使うイベントが多いです。中2の『スピーチコンテスト』では、伝えたいことをテーマに英作文をして舞台で発表します。私はいとこが住んでいるニュージーランドをテーマに、訪れたい場所や文化を紹介し、バンジージャンプなど挑戦したいことを発表しました。緊張しましたが、しっかりスピーチできて自信がつきました」

進学通信 2021年9月号
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