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私立中高進学通信

2021年9月号

Students' Chat Spot

開智日本橋学園中学校

体育祭の執行部は達成感でいっぱいです

生徒自らが活動する探究型の学びを通して、クリエイティブな発想力・行動力を育むことを教育目標とする同校。体育祭もまた、生徒たちが主体となって作り上げます。コロナ禍中での体育祭を成功に導いた執行部のメンバーに話を聞きました。

M・Nさん(高2)
M・Nさん(高2)

執行部実行委員長
「最後の体育祭。後輩に新しい学校の体育祭の伝統を残したいという思いから、委員長に立候補しました」

F・Sさん(高2)
F・Sさん(高2)

ICTセクション長
「65人の有志によるダンスが今年の競技で一番の思い出です。朝と放課後の練習を頑張ったかいがありました」

S・Hさん(高2)
S・Hさん(高2)

ICTセクション
「電光掲示板の操作を担当。出場者の活躍をうまく映し出せたときには達成感がありました」

S・Mさん(高2)
S・Mさん(高2)

競技セクション長
「好きな競技は棒引きで、今年も出場しました。“女子の本気”が出るので、応援する側にも人気です」

O・Rさん(高2)
O・Rさん(高2)

競技セクション
「リレーは一番燃える競技です。今年もアンカーで出場しました」

H・Dさん(高2)
H・Dさん(高2)

競技セクション
「今年はドッジボールを競技に初導入。野球部の僕も出場したのですが、連携プレーが気持ち良かったです」

W・Kさん(高2)
W・Kさん(高2)

用具セクション長
「競技で一番の思い出はおたまにピンポン球を入れて走る障害物リレー。1位でゴールできたのが快感でした」

S・Nさん(高2)
S・Nさん(高2)

誘導・召集セクション長
「6人で1本の棒を持って走る台風の目という競技が楽しいです。1レースで18人一気に走る様子は壮観です」

体育祭の執行部とはどんな役割ですか?

M・Nさん
体育祭は企画立案から準備、運営まですべて生徒たちで作り上げます。先生のサポートを仰ぐこともありますが、基本的には生徒主導で行うのが小学校の運動会とは大きく違うところです。今年初めて導入した赤・白・青の組ごとのTシャツも執行部の会議で出たアイデアを先生たちに提案し、保護者の方々にも説明して理解を得たうえで実現したものです。

O・Rさん
当日の運営は実行委員によって行われ、6学年各クラスから2名ずつ選出してもらいます。今年は60~70名体制でした。執行部はその上位組織として4年生・5年生(高1生・高2生)が担います。特に5年生は体育祭に参加できる最後の学年なので、とても思い入れのあるイベントです。

S・Mさん
執行部ではどんな競技や出し物をやるかなどを話し合い、そのうえで私が務めた競技セクションが全校生徒に対して「どの競技に出たいか」という希望を募ります。アンケートの集計には普段から授業でも使っているGoogleフォームを活用しました。

H・Dさん
人気競技には人が集中しやすいため、バランス良く配置するのも競技セクションの役割です。運動が得意な人もそうではない人もいるため、誰もが楽しめるような競技も盛り込むように意識しました。代々受け継がれている競技から、昔ながらの競技をアレンジしたもの、インターネットなどで話題になっている新しい競技まで、多彩な競技・種目で競うのが開智日本橋の体育祭の特徴です。

W・Kさん
競技で使用する用具は、私が務めた用具セクションが調達します。学校の備品で不足しているものは新たに購入したりレンタルしたりといった手配も行います。また当日の用具の出し入れを実行委員に指示する役割もあるので、当日は会場のアリーナ中を走り回っていました。

S・Nさん
私が担当した誘導・召集セクションは、主に人の動きを管理する係です。当日は出場者の誘導や指示もするのですが、当日よりも事前準備のほうが重要でした。会場の見取り図とにらめっこしながらスムーズかつ安全な動線を工夫するなど、準備にかなり時間をかけて当日に臨みました。

「執行部のアイデアで新しい体育祭を作ることができました」「執行部のアイデアで新しい体育祭を作ることができました」
「今年の障害物リレーは「コロナに負けるな!」と命名しました」「今年の障害物リレーは「コロナに負けるな!」と命名しました」
当日楽しかったこと、大変だったことは?

M・Nさん
例年は会場で予行演習をしたうえで本番に臨むのですが、今年は感染防止対策のため1日目が午前、2日目が午後と半日ずつに分けてお昼ご飯を挟まずに開催できる流れを作りました。そして予行演習はできず本番一発勝負となったため、執行部としては少しヒヤヒヤしていました。当日は思わぬトラブルが起こることもありましたが、そのたびに機転と工夫でピンチを乗り越え、「みんなすごい!」と思った瞬間が何度もありました。

F・Sさん
私が担当したICTセクションでは会場の電光掲示板に映し出すデータをプログラミングし、当日のオペレーションも担いました。初めて使うアプリで苦労しましたが、先生のご指導もあって満足のいくデータができた!と思っていたところ……。

S・Hさん
いきなりデータがフリーズしてしまうトラブルが。その時は急きょカメラ画像に切り替えるなどして、なんとか電光掲示板を映し続けることができてホッとしました。

H・Dさん
コロナ禍中の体育祭開催は大変なことも多かったのですが、それを逆手にとった工夫も。今年の障害物リレーは「コロナに負けるな!」と命名。バトン代わりのおたまを次の走者に渡すたびに消毒するなどのオプションは、出場者も楽しんでくれたようです。

S・Mさん
昨年は私たちの学校も体育祭が開催できませんでした。仲の良い先輩が直前まで準備を頑張っていた姿も間近で見ていたので胸が苦しかったです。そんな先輩たちの思いも引き継いで、制限はありながらも最高の体育祭にしたいという思いが執行部一同にありました。

F・Sさん
生徒たちはみんな最後まで気を引き締めていました。ゴールした瞬間に本当は抱き合いたいところを “エアハグ”にするなど工夫して、執行部だけでなくみんなの頑張りがあってこそ、今年の体育祭は成功できたと思っています。

「体育祭が中止になった先輩たちの思いも今年にぶつけました」「体育祭が中止になった先輩たちの思いも今年にぶつけました」
「当日の思わぬ機材トラブルをみんなの機転で回避!」「当日の思わぬ機材トラブルをみんなの機転で回避!」
「出場者の楽しそうな会話と笑顔にうれしくなりました」「出場者の楽しそうな会話と笑顔にうれしくなりました」
執行部を務めて良かったことは?

O・Rさん
僕は運動が好きなので、体育祭はいちばん燃えるイベントです。当日も執行部はなかなか忙しいのですが、競技にもちゃんと参加できますし、今年はあらゆる面から体育祭を楽しむことができました。

S・Hさん
どんなに周到に準備をしていても当日は何が起こるかわからない。それでも最善を尽くすという対応力が、ICTセクションを担った今年の体育祭で鍛えられたと思います。

W・Kさん
クラスや学年を越えた仲間がたくさんできたことです。学校イベントに携わるのは今回が初めてだったのですが、体育祭を通して学校での過ごし方がガラリと変わりました。

S・Nさん
誘導・召集のセクションは出場者たちと間近で接することが多く、現場の生の声が聞こえてきます。「白組ここで挽回しよう!」といった楽しそうな会話が聞こえてくると、とてもうれしい気持ちになりました。

M・Nさん
全校生徒をまとめるのは今回が初めての経験。想像以上に大変でしたが、当日のみんなの笑顔と「ありがとう」の一言ですべてが吹き飛びました。コロナ禍で楽しみが少なくなっているときに、学校の活気に貢献できたことが何よりもうれしく、達成感でいっぱいです。

「執行部の仕事で当日走り回ったのも良い思い出です」「執行部の仕事で当日走り回ったのも良い思い出です」
「制限が多い中での体育祭でエアハグに感動!」「制限が多い中での体育祭でエアハグに感動!」
「執行部も競技も全力で燃えた体育祭でした」「執行部も競技も全力で燃えた体育祭でした」
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