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私立中高進学通信

2021年9月号

私学の英語最前線

啓明学園中学校

日常の中に“世界”を感じる
環境で国際感覚を磨く

多様な言語・文化が共存する環境で、独自のシステムに基づき「充実した英語教育」を実現しています。
毎年2月に行われる「英語・外国語スピーチコンテスト」。英語以外の外国語によるプレゼンテーションも行われています。

毎年2月に行われる「英語・外国語スピーチコンテスト」。
英語以外の外国語によるプレゼンテーションも行われています。

一般生と国際生が多様な
価値観を共有する環境で過ごす

 1940年に帰国生を受け入れる学校として設立された同校は、現在もその伝統を受け継いで、国際生(帰国生・外国籍生徒・留学生など)の割合が中学校で41%、高校で30%を占めています(2021年度)。しかも、一般生・国際生ともに “わかる授業”を展開することで生徒の学力を伸ばすよう努めています。国際生の出身国・地域は40を超え、一般生と日常生活を送る中で、多様な価値観が共有され、視野が広がります。

“充実した英語学習”として定評のある同校の英語教育は、世界のために貢献する “平和を築く人”を育てることをめざすグローバル教育の一つとして位置づけられています。一般的に言われる英語の4技能(読む・書く・聞く・話す)に「思考力」を加え、これら5つの技能をバランス良く育てることで、自分の考えを積極的に発信できる英語力を身につけていきます。

 その内容について、英語科主任の加藤拓也先生と、英語・国際クラスを担当するスコット・スネル先生にお話を伺いました。

 中高ともに英語の授業は、習熟度別に、国際英語Hクラス(Honours Class)、国際英語Rクラス(Regular Class)および一般クラスに分かれて行われます。国際英語クラスは国際生が中心ですが、一般生でこのクラスに入る生徒もいます。

「国際英語クラスでは、日本人が受ける国語の授業に相当する授業を英語で行っています。日本人が国語の授業で芥川龍之介の『羅生門』を学習するように、シェークスピアの文学作品などを学ぶのです」(加藤先生)

 そのレベルは高度で、文学作品の解釈のほか、ディベートやスピーチ、ディスカッションなど、英語圏で行われる授業と変わらないほどです。

「枠にはまったカリキュラムによるものではなく、さまざまなバックグラウンドをもつ生徒に向けていろいろな教育を行えるのが国際英語クラスにおける授業の特色です。『ロミオとジュリエット』のような古典作品から現代作家の最新作まで、時代も国も異なるさまざまなテキストを使います。新しい作品については、直接著者に解釈を問い合わせたうえで授業プランを練ることもあります」(スネル先生)

 生徒の成長と発達に即して内容もレベルアップされ、高3までにクリティカルな思考のできる自立した生徒を育てることをめざしています。

一般クラスでも英語の原書に
触れるハイレベルな授業

 一般クラスでも、レベルの高い英語の授業が行われます。教科書の学習範囲を2学期までに終わらせ、3学期にはPearsonなどから出版されている多読リーダーシリーズをテキストとして授業で扱います。また、世界でよく知られている文学作品でレベルに合わせて英語力を身につけます。

「文法は日本人教員が日本語でていねいに教え、週1回ネイティブ教員と日本人教員のTT(チームティーチング)で英会話授業を行います。3学期には各教員が選んだ文学作品を学習します。たとえば、中学生では『オズの魔法使い』、高校生では『パイレーツ・オブ・カリビアン』や『グレート・ギャツビー』などをこれまで扱いました」(加藤先生)

 生徒が英語を使って自分の考えや意見などを発表する機会も設けています。毎年9月の文化祭では、中3〜高3の国際生が、「Humanity should colonize other planets(人類は他の惑星に住むべきか)」といったテーマについて3対3でディベートをします。2月には、全生徒を対象とする英語・外国語スピーチコンテストを実施し、一般(暗唱・スピーチ)と国際部門に分かれてスピーチを競い、優秀者が選ばれます。

 これらの英語教育の成果は、英語検定の結果にも表れています。

「一般生では中3で英検3級〜準2級、高校生で準2級〜2級をとる生徒が多く、国際生では中学生で1級合格も珍しくありません」(加藤先生)

 生活の中に “世界”を感じる環境が生徒の刺激となり、英語学習への意欲を高め、国際社会へ飛び立つ人材となるのです。

英語の国際クラスで使われた各種テキスト。
イギリス、オーストラリア、イランなどの地域と、成立した時代がバラエティに富む作品を教材として扱っています。

POINT1
ネイティブ教員と
日本人教員のTT授業

 英語の一般クラスでは、週1回ネイティブ教員と日本人教員が英会話の授業を行います。また、日本人教員が英語で授業を展開することもあります。日常的に異文化に触れる環境とハイレベルな英語授業の相乗効果で英語力が高まります。

POINT2
早い時期から
英語でまとめる課題に挑む

 一般クラス生徒によるスコット・フィッツジェラルド著『グレート・ギャツビー』のブックカバー制作の課題。

担当の先生より
多様な言語と文化がある、ほかにはない環境

 中学入試の面接で、「英語力を伸ばしたい」と志望理由を話す受験生がいます。多くの受験生や保護者は本校の英語教育システムに憧れているようですが、それは実は「国際交流のシステム」なのです。一般生と国際生が同じクラスにいる環境はとても魅力的です。多様な生徒がいて、英語だけでなく、中国語、韓国語、スペイン語など、多様な言語が飛び交っています。高2からの選択授業でも、フランス語、中国語、韓国語のいずれかを選択できるほか、たとえばドイツからの帰国生がドイツ語を忘れないような時間を設定するといった対応もしています。

 よく「英語の啓明」と言われますが、本校は「国際の啓明」だと自負しています。多様な言語と文化が日常的にある環境は他校にはない特色です。「英語が好き」「他言語に触れてみたい」「世界で活躍したい」という受験生は、ぜひ本校をめざしてほしいですね。

英語科主任 加藤拓也先生英語科主任
加藤拓也先生
国際クラス スコット・スネル先生国際クラス
スコット・スネル先生

(この記事は『私立中高進学通信2021年9月号』に掲載しました。)

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