Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!
LINEで送る

スクールポット中学受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト スクールポット中学受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト

X フェイスブック

私立中高進学通信

2023年12月号

大学合格力強化計画

多摩大学目黒中学校

得意を活かして学力を伸ばし
妥協のない大学進学を実現

学習の到達度を確認しながら、自学自習とフォローアップを校内で完結できるラーニング・センター。
「校内の自習スペースで勉強できるので、クラブ活動や勉強に精いっぱい取り組んで、学校と自宅でオン・オフを切り替えられるのがセンターのメリットです」(井上先生)

中高6年間は伸び盛り
得意を活かして伸ばす

 難関大学への現役合格者数が継続的に伸びていることから、『6年間で最も学力を伸ばす学校』の一つとしてメディアにも取り上げられる多摩大学目黒。サッカー部やダンス部、放送部など全国レベルで活躍するクラブ活動もあり、文武両道の進学校として知られています。

「本校にはクラブ活動においても学校行事においても、『自信をもってたくさんの目標をもとう』という前向きな雰囲気があふれています。そうした校風が本校の大学合格実績にプラスに働いているのだと思います。
 中学入学時点では、本校が第一志望ではなかった生徒もいれば、受験勉強で無理をせず余力をもって入学してくる生徒もいて、勉強に対するモチベーションは各人によってさまざまです。特に『受験に失敗した』と感じている場合は苦手な教科に目が向いてしまいがちですが、例えば得意なことに注目して、『この授業では君が先生役だね!』といった言葉をかけて、自信を育てていくことを大切にしています。
 中高6年間は伸び盛り。クラブ活動や学校行事なども含め、生徒それぞれの得意なことを大切にして、学力や大学合格への得点力もバランスよく伸ばしていくのが本校の指導方針です」(進路指導部長/井上忍武先生)

中学から大学受験を
意識した学習指導を展開

 進路選択の際、より広い視野で将来を考えられるよう、同校では中学3年間は各科目とも基礎・基本を徹底的に学習し、確固とした学力の土台作りをします。また、生徒の習熟度に合わせて最大限学力を伸ばすために、『特進クラス』と『進学クラス』の2クラス制を採用しています。

「このクラス制はコース制とは異なり、毎年クラス分けがあります。生徒にとって学力が伸びる環境はさまざまです。クラス分けは成績のみならず、『切磋琢磨して学力向上をめざす』『自信を保ちながら自分のペースで学んでいく』など、それぞれの特性も見極めたうえで、自分に合った適切なクラスで学べるようにしています」

 同校では高1までにできるだけ必修科目を修了させ、高2から文系・理系に分かれて必要な基幹教科をしっかり学んでいきます。さらに、高2から選択科目を豊富に用意。生徒一人ひとりが自らの進路に合わせて科目を選択し、受験に向けた学びを進めていきます。

 高3でも演習中心の選択科目を多彩に設け、生徒それぞれの進路志望に対応した授業を行い、受験に直結する力をつけていくのです。

「本校では、あえて中高の職員室を分けていません。私も中1と高2の理科を担当していますが、1人の教員が中高双方の授業を受け持つようにしています。
 そのため、中学のうちから最前線の大学受験対策を意識し、高校での学びを見据えた授業を展開できる点も強みになっています」

先輩・卒業生の成功体験から
進路や将来を考える

 クラブ活動や行事が盛んで、先輩・後輩の縦のつながりが強い同校。大学合格実績を堅調に伸ばしている背景には、「クラブ活動や学校行事で身近に接していた先輩が、国公立大学や最難関私立大学に現役合格していることも大きく影響している」と井上先生は言います。

「卒業生座談会やチューター制度などを通して先輩たちの成功体験を聞くことで、『先輩ができたことなら自分たちも!』と在校生の発奮につながり、年を追うごとに卒業生全体の大学合格実績のレベルが向上する傾向にあります。
 卒業生のなかには国立大学や難関私立大学に進学し、『大学で学んでいることの魅力を後輩たちにも知ってほしい』と、自ら座談会やチューターに手を挙げてくれる卒業生もいます。また、進路が多彩なのも卒業生の特徴です。劇団四季の団員として活躍したり、国の機関に関わりアフリカの野生動物の研究に取り組んだりと、社会に出て多彩な活躍を見せる卒業生もいます。
 今後はそのような卒業生たちの力を借りて、生徒自身が夢や将来について考える機会を充実させていくつもりです」

国公立大学や最難関私立大学に現役合格した卒業生から体験談を聞く『卒業生座談会』。
クラブ活動や学校行事で身近に接していた先輩の成功体験は、後輩たちのやる気を大いに高めます。

2022年度入試実績(2023年5月現在)
主な大学合格実績
学名 人数




東京工業大学 1
東京農工大学 2
筑波大学 1
国際教養大学 1
東京都立大学 1
室蘭工業大学 1
都留文科大学 2
神戸市外国語大学 1
前橋工科大学 1
釧路公立大学 1
学名 人数



早稲田大学 16
慶應義塾大学 2
上智大学 8
東京理科大学 9
明治大学 34
青山学院大学 15
立教大学 15
中央大学 19
法政大学 44
学習院大学 7
同志社大学 2
立命館大学 2
桜美林大学 19
神奈川大学 31
関東学院大学 7
北里大学 3
近畿大学 18
國學院大學 11
国士舘大学 5
駒澤大学 16
芝浦工業大学 14
順天堂大学 5
成蹊大学 5
成城大学 15
専修大学 24
東京女子大学 6
東京電機大学 9
帝京大学 27
東海大学 20
東京都市大学 18
東京農業大学 7
東洋大学 22
獨協大学 6
日本大学 39
日本女子大学 7
明治学院大学 26
武蔵大学 13

(既卒生含む)

生徒の人生に寄り添う進路指導
井上忍武先生の写真です進路指導部長
井上忍武先生

 本校の進路指導では、生徒の人生に寄り添う姿勢を大切にしています。勉強だけでなくクラブ活動や行事など、学校生活で多くの目標を実現させることは簡単ではありませんが、生徒には自分なりの目標を決して諦めないようサポートしています。そうして卒業していく生徒たちは、大学入試で燃え尽きてしまうのではなく、大学生活やその後の社会人生活でも目的意識をもち、成長を続けていくことができるのだと思います。

進学通信 2023年12月号
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学通信一覧を見る
ページトップ