Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!
LINEで送る

スクールポット中学受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト スクールポット中学受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト

ツイッター フェイスブック

私立中高進学通信

2022年12月号

実験/実習大好き!

光英VERITAS中学校

「わくわく科学教室」
科学に親しむ

長年、さまざまな場所で科学教室を開いてきた先生が、科学部員たちとともに同校で開催した「わくわく科学教室」。科学マジックや科学クイズなど、工夫を凝らしたプログラムで、生徒たちに科学の面白さを伝えます。
ラストを飾った「水素で大爆発」。この後、生徒たちが手に持っているチューブの中で爆発が起こり、稲妻のような青い光とともに爆音が響き渡ります。

ラストを飾った「水素で大爆発」。この後、生徒たちが手に持っているチューブの中で爆発が起こり、
稲妻のような青い光とともに爆音が響き渡ります。

科学って面白い!
生徒参加型の科学教室

 探究的な学びを核とし、理数・サイエンス教育に力を入れている同校。今回開催された「わくわく科学教室」は、理科好きの生徒を増やしたいという同校の想いを受け、昨年度に着任した葛谷信治先生が主催した課外活動です。

 前任校や県のイベントで科学教室を長年手がけてきた葛谷先生ですが、同校では今回が初の開催です。顧問を務める科学部の部員たちを運営側に加えて企画されました。

 1週間ほど前から準備が進められ、前日も入念にリハーサルを行い迎えた当日。会場となる奏楽堂には、約60名の生徒たちが集まりました。1時間半という限られた時間のなか、次々と繰り広げられる科学マジックや実験の数々に歓声が上がります。科学クイズでは、正解した生徒へ景品も手渡され、大いに盛り上がりました。

「科学の面白さに触れ、興味をもつ生徒が1人でも増えればうれしいです」と語ってくれた葛谷先生。今回、運営側として参加した科学部員たちは、科学の甲子園をめざすなど、今後もさまざまな活動を計画しているそうです。

「人前で話したり、実験を見せたりできる科学教室は、部員たちにとって晴れの舞台。良い経験になったのではないかと思います」(葛谷先生)

種も仕掛けも「あります」! 科学マジック

 チェーンに通したリングを落としても、落ちることはありません。「なぜ?」を知って、いざ実践!


 沖縄の不思議な民芸品「一口カラカラ」。お猪口1杯分で注ぐ水の量が自動的に止まる理由を考えよう!


 スライドの投影や実験中の手元の撮影を行ったのも、科学部の部員たち。実験のアシスタントも担いました。


「えー!?」「なんで!?」とマジックに興味津々の生徒たち。種や仕掛けについて真剣に考えます。

全問正解者はゼロ!? 景品付きの科学クイズ

 4種類の飲料のうち、最も電気を通すものは? 科学部員による渾身のプレゼンも見どころ。


 金魚のヒレは何枚? 日頃、いかに「観る」ことができていないかを痛感させられるクイズです。


 クイズの正解がわかった生徒は、積極的に挙手。最多正解者の生徒には、先生から景品が贈られました。

不思議な化学反応を実演! 「なぜ?」を考えよう

 実演のタイミングで化学反応が起きるよう、科学部員たちは懸命に下準備をしました。


「奇跡の水」をグラスに注ぐと、虹色に変化。水酸化ナトリウムによる色の反応を目のあたりにします。


 水素を含んだシャボン玉に火を当てて爆発させる実験。破裂音に思わず歓声が上がります。

参加した生徒が楽しんでくれて
うれしかった!
中2/科学部部長Sさん中2/科学部部長Sさん

 科学が好きで入部しました。「わくわく科学教室」は、科学部にとっても初めての経験でしたが、とても楽しかったです! マスク越しでも参加者の笑顔が伝わり、楽しんでもらえてよかったなと思っています。一番面白かったのは、水素による爆発実験です。ただ、実験の進行状況に合わせてタイミングよく化学反応させる下準備に苦労しました。これを機に、より適切なサポートができるようになりたいと思いました。これからもいろいろな実験をしていきたいです!

「面白い!」「不思議!」から
科学の魅力を伝えたい
科学部顧問/葛谷信治先生科学部顧問/葛谷信治先生

 長年、科学の楽しさを伝えてきました。目の前で起きる「不思議」に対し、生徒たちがイキイキとした表情を見せてくれるのがたまらなくうれしいですね。今の生徒たちは、バーチャルな世界に触れる機会が多いですが、実践から得られるものは何物にも代えがたい本当の知識になります。実験ではマニュアル通りに進めてもうまくいかないことが多く、そこから原因を追究する姿勢が大切です。科学実験を通して「見る」と「観る」の違いを知り、目を凝らして観る大切さを知ってもらえたならうれしいですね。

進学通信 2022年12月号
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学通信一覧を見る
ページトップ