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私立中高進学通信

2022年9月号

生徒の主体的な活動にフォーカス

三輪田学園中学校

何事にも誠実に向き合う姿勢で
探究的な校外活動にチャレンジ

鹿児島県鹿屋市を訪れ、現地の関係者の前でプレゼンテーションを行いました。

鹿児島県鹿屋市を訪れ、現地の関係者の前でプレゼンテーションを行いました。

新しい価値観に触れ
世界を広げる探究的活動

 生徒が主体的に取り組む活動を奨励している三輪田学園。そのサポートとして、生徒が力を発揮できる場を多彩に用意しています。

 まず1つめは、課外活動や校外プログラムへの参加です。2021年度には高1生4名のチームが鹿児島県・鹿屋(かのや)市が主催する中高生向けアイデアコンテスト『かのや100チャレ』に参加し、見事、最優秀賞を受賞。ほかにも、全国の高校生が議論を戦わせ、直近1年間の直木賞の候補作から「今年の1作」を選ぶ『高校生直木賞』に参加し、本選では読書好きな同年代とオンライン上で激論を交わしました。

 2つめは、同校が行う独自の探究授業『MIWADA-HUB(ミワダハブ)』です。自らの興味・関心を中心軸に据えて選んだ講座を通して、生徒は周囲の人たちや学問、社会へと目を向けていきます。

 こうした活動は教科の授業とは異なり、生徒が自ら課題を設定し「なぜ?」を深めていくところに特徴があります。自分たちが興味をもった対象を思う存分追究し、実験や討論を重ねるなかで、新しいものの見方や価値観に触れ、一人ひとりが世界を広げていきます。そんなさまざまな探究活動で成果を挙げた生徒の皆さんからお話を聞いてみました。

『かのや100チャレ』で
全国最優秀賞を受賞!
鹿屋市の現状や課題を知るため、資料を読み込み、オンラインツアーに参加し、自分たちでも調査を進めました。その成果はこんなに分厚いファイルに!鹿屋市の現状や課題を知るため、資料を読み込み、オンラインツアーに参加し、自分たちでも調査を進めました。その成果はこんなに分厚いファイルに!

『かのや100チャレ』は、鹿児島県鹿屋市が抱える課題の解決策を、全国の中高生から募るコンテスト。毎年設定される同地のテーマを探究し、地元関係者との交流などを通して多角的な視点を養うことができます。2021年11月に鹿屋市で開かれたコンテスト本選には、同校の4名のチームが「多文化共生社会づくり」のテーマで「異文化交流カフェ」を提案。クラウドファンディングによる資金確保、ムスリム(イスラム教徒)に配慮したメニュー、礼拝室を備えたカフェの見取り図など、外国人も日本人も入りやすいカフェを考案。綿密なアイデアが高く評価され、最優秀賞を受賞しました。

『かのや100チャレ』で見事受賞を果たした4名

部員  K・Tさん(高3)
Kさん/高2

日本各地の地域的な課題を知り、視野が広がりました。

副部長  O・Kさん(高3)
Fさん/高2

「JICA地球ひろば」のカフェを訪問しメニューの参考に!夏休みには毎晩リモート会議で話し合いを重ねました。

部長  K・Yさん(高3)
Sさん/高2

地域の農産品を取り入れた各国料理のメニューを揃えたカフェで、食べ物から異文化交流を広げる場をつくりたいと思いました。

部員  O・Mさん(高1)
Iさん/高2

自分たちのアイデアを伝えるために、何度も発表の練習をしたことで、スライド作成やプレゼンテーションの力がつきました。

大学入試の問題と合致!
中学生の探究『理科HUB』
『理科HUB』では生徒それぞれが自分の興味のある実験を行っています。『理科HUB』では生徒それぞれが自分の興味のある実験を行っています。

 探究ゼミ『MIWADA-HUB』では、情報・数学・国語・美術・家庭科などさまざまな内容の講座を9つ開講。1年間を前期・後期に分け、それぞれで1講座を選択し、少人数のグループでゼミ形式の授業に取り組みます。

 2021年度に『理科HUB』を選択した4名の生徒が着想を得て行った実験とその仮説が、大学入学共通テストで出題された「生物基礎」の問題と一致していました。

 生徒たちは、該当する問題が解けることに驚き、より実験へのモチベーションが高まったそうです。

部員  K・Tさん(高3)
Tさん/中3

実験は全部で5~6回やったと思います。結果はタブレット端末でまとめて発表しました。友達と考えながら試行錯誤できて楽しかったです。

副部長  O・Kさん(高3)
Kさん/中3

先生が大学入学共通テストの「生物基礎」の問題を持ってきてくれたときは、私たちの実験でやったことと同じだったのでびっくりしました。問題も解けました。

部長  K・Yさん(高3)
Aさん/中3

インターネットで中学生向けの理科実験を探していて、DNAを抽出する実験に興味をもち、声をかけて4人でトライしたのが研究のきっかけです。

部員  O・Mさん(高1)
Hさん/中3

「食品にDNAが含まれているのか」と仮説を立てて、いろいろな食べ物をみんなで持ち寄ってエタノールで抽出する実験をしました。

全国の高校生が直木賞を決める
『高校生直木賞』に参加
本について議論することを通して、世界が広がる体験をしたGさん(右)とIさん。本について議論することを通して、世界が広がる体験をしたGさん(右)とIさん。

 全国の読書好きの高校生が集い、直近1年間の直木賞の候補作から「今年の1作」を選ぶ『高校生直木賞』(主催=高校生直木賞実行委員会)。選考にあたっては生徒たちが候補となった6作品について熱く語り合います。

 今年5月に行われた第9回『高校生直木賞』には、校内から12名が参加。本選には学校を代表してGさん(高2)がオンラインで参加し、全国の高校生と熱い議論を交わしました。なお、受賞作品は、逢坂冬馬氏の『同志少女よ、敵を撃て』です。

社会情勢を反映した読み方を知りました
Iさん/高1「読書が好きになったのは中学入試がきっかけです。三輪田学園には『読書の時間』という授業が週1時間あり、本は近しい存在です」Iさん/高1
「読書が好きになったのは中学入試がきっかけです。三輪田学園には『読書の時間』という授業が週1時間あり、本は近しい存在です」

 直木賞の候補作品をすべて読み、まずは校内の予選会で各作品の評価を議論するのですが、ほかの生徒の意見を聞くことで「こういう読み方もあったのか!」と新鮮な驚きを感じました。受賞作『同志少女よ、敵を撃て』では、ウクライナとロシアの戦争を思い浮かべた人もいて、社会情勢も読み方にかかわってくることがわかりました。

いろいろな意見から豊かな視点をもてた
Iさん/高1「読書が好きになったのは中学入試がきっかけです。三輪田学園には『読書の時間』という授業が週1時間あり、本は近しい存在です」Gさん/高2
「三輪田学園では中3時にも卒業論文のための読書があります。私は海洋プラスチックごみをテーマにしたのですが、興味のあることにのめり込んだ読書ができて楽しかったです」

 本選では全国の高校生の意見を聞くことができました。暴力的な描写がある作品に対して、「逆に暴力の描写があることで、作品が美しくなっている」と分析した意見もあり、衝撃を受けました。校内の議論では出てこない多角的な視点を得ることができ、参加してよかったです。

進学通信 2022年9月号
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