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私立中高進学通信

2023年7月号

注目! News and Topics

三輪田学園中学校

全日本高校模擬国連大会本選、国際大会出場
模擬国連で「つながる」力を育む

「第16回全日本高校模擬国連大会」の本選でも堂々としたスピーチを披露。

「第16回全日本高校模擬国連大会」の本選でも堂々としたスピーチを披露。

社会科 内田美穂先生社会科
内田美穂先生

 各国大使になりきった生徒が国連と同じ議題を討議することで、国際政治や各国の社会情勢への知見を深め、他国との相互理解や調査能力、課題解決力などを養う「模擬国連」。この教育プログラムへの同校の取り組みは、2012年の「模擬国連講座」開講以来、着実に実を結んできました。

 昨年11月には、国内最大の大会「全日本高校模擬国連大会」の本選に2チームが初出場。また、今年3月には、海外での国際大会「タイ模擬国連」にも参加。生徒たちは東南アジア諸国など9カ国から集まった同世代の高校生たちとオールイングリッシュでの討議に臨みました。

「10年以上にわたる活動の積み重ねや国際大会で受賞歴のある卒業生たちの協力もあり、初めて全日本の本選に出場できました。2チーム出場は全国でも10校ほどしかありません」と語るのは、模擬国連講座を指導する内田美穂先生。タイ模擬国連でも生徒たちは貴重な経験を重ねました。2人1組のチーム参加、総会形式が主流の国内大会とは異なり、タイ模擬国連は分科会形式で1人が1国を担当します。参加した7名の生徒たちは、個別に会議に臨みましたが、1人でも果敢にチャレンジする姿に、内田先生は心を打たれたといいます。

「本校は、中学校から英語を始めた生徒たちがほとんどです。海外に出て臆することなく、英語できちんとコミュニケーションがとれていたところに成長を感じました。模擬国連の活動を続けることで、生徒たちのリサーチ能力と、それをアウトプットする力は明らかに伸びます。また、外の世界へ飛び出していこうとする意欲も高まります。模擬国連では、最終的に国益の異なる国々が歩み寄り、合意形成をせねばなりません。宗教、文化などさまざまなバックグラウンドをもつ人々との間で意見をまとめようと心を砕くことは、世界に通用する力です」

 同校がデイプロマ・ポリシーに掲げる「つながる」力は、模擬国連の活動を通しても育まれているのです。

タイ模擬国連

2023年3月25日~27日

 世界で年間100回以上開かれている国際大会。海外の国際大会に出てみたいと3年前の卒業生たちが自ら出場可能な大会をリサーチし、招待状が届いたものの、コロナ禍で出場を断念。その思いを後輩たちが受け継ぎ、出場を果たしました。国際司法裁判所や、フランス革命など歴史をテーマに話し合う歴史会議など、国内大会にはない会議を体験しました。

第16回全日本高校模擬国連大会

本選 2022年11月12日~13日

 東京・青山の国際連合大学を会場に、2日間にわたって行われた本選には、全国の予選を勝ち抜いた80組160名が参加。議題の「多国籍企業及び社会政策に関する原則の三者宣言」をめぐり、各国大使となった高校生たちが熱い論戦を繰り広げました。初出場の同校からは、当時の高2ペアがインドネシア大使として、高1ペアがイタリア大使として出場しました。

参加メンバーに聞きました
タイ模擬国連に参加した7名と内田先生。同校の「模擬国連講座」は中2から受講可能。講座開講時は高2からが対象でしたが、早い時期から始めたいという生徒たちの声が大きくなり、現在の形となりました。

タイ模擬国連に参加した7名と内田先生。同校の「模擬国連講座」は中2から受講可能。
講座開講時は高2からが対象でしたが、早い時期から始めたいという生徒たちの声が大きくなり、現在の形となりました。


Sさん  高2 全日本本選出場Sさん 高2
全日本本選出場

 全日本では全国レベルの高さを実感しました。調べる方向性、他国への理解、リーダーシップなど、実力が足りず悔しい思いをした一方で、政策に相違がある大使の方とも意見をすり合わせ、案を練りあげることができました。タイでは国際経済社会理事会でチェコ大使担当でしたが、他国の方は自分とは異なる観点の調査で、決議案で譲れない内容を説得するのに一苦労でした。将来はNGOで国際協力に関する社会貢献活動をしたいです。


AMさん  高2AMさん 高2

 模擬国連の活動を通して、情報収集能力が培われていると感じています。タイでは国際司法裁判所の日本の裁判官役を担当しました。1人で演じなければならなかったので、裁判官のパーソナリティや自国の考え方などを全てのみ込んだうえで、最後に判決を下す重い責任があり、専門用語も多く、自分の意見を母語ではない言葉で伝える力をもっと養う必要があると感じました。将来は世界的な音楽レーベルで働きたいと思っています。


Yさん  高3 全日本本選出場Yさん 高3
全日本本選出場

 全日本に出場し、ペアにおける自分の役割についての再確認、リサーチの重要性、真の発言力の在り方などを見つめ、エンターテインメント性のある自分スタイルのスピーチを完成させることができました。他校の大使からも大きな刺激を受け、多様な意見を採り入れ他者と協力していくことを学びました。タイでは国際経済社会理事会でラトビア大使を務めました。将来は国連の場で本物の大使として発言したり、国際関係の仕事に就きたいです。


AYさん  高2AYさん 高2

 模擬国連は英語に対するモチベーションが上がります。タイではUN-Womenでチェコ大使となり、女性の権利を話し合う会議に参加しました。チェコは一見日本の社会と同じような考え方をしていても、その考え方が成立した歴史的背景が異なります。模擬国連では、普段の自分の考えとは対極の意見でも、大使としてその国の国益となる行動をしなければならないことが貴重な経験になっています。


HAさん  高3HAさん 高3

 模擬国連では事前に膨大な文書の読み込みが必要です。大量の情報を処理する作業を高校生で経験でき、本当に良かったと思います。タイでは、国際司法裁判所のオーストラリアの裁判官を担当しました。模擬国連で食糧安全保障会議をはじめ、さまざまな会議に参加したことで、先進国から途上国まで多くの国の現状を知り、世界規模で考えることを意識するようになりました。将来は、食糧危機の改善・解決に科学的に関わる仕事を希望しています。


Oさん  高2Oさん 高2

 もともと人と話すことが苦手だったのですが、模擬国連の活動を通して、他校の生徒と仲良くなるなどコミュニケーション能力が向上しました。タイでは、UN-Womenでラトビア大使を務めました。決議案を書くための話し合いでは、相手がゆっくり話してくれたとはいえ、自分の英語もしっかり通じた手応えを感じ、良い経験をすることができました。会議で知り合った同世代の中華系タイ人の女の子と仲良くなり、今も連絡を取り合っています。


HSさん  高3HSさん 高3

 タイでは、国内大会にはないHSOCという歴史会議に参加しました。模擬国連では、大使を務めた国の国内事情や問題を知り、自分が調べて面白いと感じたことを他者と共有できます。例えば、宗教が生活に深く結びついている国を調べることで、日本では見えてこない視点があることに気づけます。会議に行くたびに楽しく、次の大会への原動力になっています。将来は、西洋文化を日本に伝えるための研究ができる学部への進学を志望しています。

(この記事は『私立中高進学通信2023年7月号』に掲載しました。)

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