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私立中高進学通信

2022年9月号

学校見学へGO!

品川翔英中学校

「学び続けるLEARNER」たちが
自分で考え、自分の言葉で語る

在校生が校内の各所を案内
学校説明会のプログラム
  • 中学説明会
    ・学校長挨拶
    ・学校概要説明
    ・進路指導について
    ・入試制度について
    ・生徒Q&Aコーナー
  • 生徒による施設見学会・個別相談
    どこを紹介するか、何を話すか。中学生たちが考えて決めたうえで施設を案内。さまざまな質問に自分の言葉で答えます。また、教員が保護者や受験生の質問に答える個別相談も行われました。

「本校は『学び続けるLEARNER』の育成を教育目標に掲げています」

 6月18日(土)に開かれた学校説明会で、校長の柴田哲彦先生が受験生や保護者にこう語りかけました。

 同校は2020年4月に『小野学園女子』から『品川翔英』と校名を一新して共学化。現在、1期生たちは中3になりました。そんな同校ならではの新たな取り組みが『メンター制』や『確認テスト』、『Learner's Time』です。

「本校では生徒が自分の担任を選べます。担任は『メンター』と呼ばれ、生徒に寄り添い、挑戦するきっかけを与えます」 (中高一貫部長/村井悠紀先生)

 また、同校では定期テストが廃止され、定着度を図る『確認テスト』が2~3週間ごとに実施されています。

 さらに週6時間の『Learner's Time』を用意。探究学習を中心にしたプログラムよって、自ら学び、考え、行動できる力を基礎から築いていきます。

 この学校説明会のメインは、こうした教育の集大成ともいえる『生徒Q&Aコーナー』と『学校見学会』です。『生徒Q&Aコーナー』では中学生6人が登壇して、参加者から各自のタブレット端末に寄せられた質問に答えます。『学校見学会』では総勢40名の中学生が、教室や施設を案内。どちらも立候補した中学生たちが自分の言葉で、ていねいに対応しました。

中学説明会の会場となった講堂には、約40組の受験生と保護者が集まりました。中学説明会の会場となった講堂には、約40組の受験生と保護者が集まりました。
受付を担当する中学生たち。共学化に伴って、女子生徒の制服も新しくなりました。受付を担当する中学生たち。共学化に伴って、女子生徒の制服も新しくなりました。
「今日は中1から中3までの生徒が案内します! わからないこと、知りたいことがあれば、どんどん聞いてください」
見どころ1生徒が考えて創る学校説明会
「学校説明会も教育の場」と考える同校では、中学生に案内や説明を任せています。
生徒Q&Aコーナーの様子。保護者は、大勢の前で堂々と語る生徒たちの姿に、自分の子どもが中学生になった姿を重ねました。生徒Q&Aコーナーの様子。保護者は、大勢の前で堂々と語る生徒たちの姿に、自分の子どもが中学生になった姿を重ねました。
この学校の魅力をみんなに伝えたい。そんな思いで生徒たちは案内役に立候補しています。この学校の魅力をみんなに伝えたい。そんな思いで生徒たちは案内役に立候補しています。
Q&Aコーナーでは、中1の男子2名がメンターの先生を選んだ理由や家庭での勉強時間について語りました。Q&Aコーナーでは、中1の男子2名がメンターの先生を選んだ理由や家庭での勉強時間について語りました。
生徒Q&Aコーナーに登場した中3 Tさん 私はこの学校に入学する前は、人前で話すことが苦手でした。でも今は、私と正反対な友達の影響を受け、人前で堂々と意見を言えるようになりました。生徒Q&Aコーナーに登場した
中3/Tさん
「私はこの学校に入学する前は、人前で話すことが苦手でした。でも今は、私と正反対な友達の影響を受け、人前で堂々と意見を言えるようになりました」
見どころ2生徒の可能性を広げる施設
最先端の教育が展開されている校舎は、快適さが行き届いています。

「完成が待ち遠しいね!」
創立90周年を記念した「新中央校舎」を建設中。完成は2023年3月の予定です。

体育館。共学化によって男子のバスケットボール部やバレーボール部も誕生しました。体育館。共学化によって男子のバスケットボール部やバレーボール部も誕生しました。
調理実習室で「たくさんの子たちが来てくれてよかったね」と語り合う中学生たち。調理実習室で「たくさんの子たちが来てくれてよかったね」と語り合う中学生たち。
生徒Q&Aコーナーの司会を務めた 中3 Aさん 私は『Learner's Time』の『学び方講座』で、どんな勉強をすれば、知識が頭に入るのかを知りました。確認テストの前に、その方法を実行したら点数が上がったので、これからも続けたいと思っています!生徒Q&Aコーナーの司会を務めた
中3/Aさん
「私は『Learner's Time』の『学び方講座』で、どんな勉強をすれば、知識が頭に入るのかを知りました。確認テストの前に、その方法を実行したら点数が上がったので、これからも続けたいと思っています!」
学校の特色

『学習者(LEARNER)中心の学び』を実現するために、独自の取り組みを実践。『メンター制』とともに導入された『学年担任制』では、数人の教員がHRなどを担当するため、生徒は多様な価値観にふれることができます。また、自ら目標を決め、計画を立てて、実行する『自己調整学習』を採用。さらにICTの活用により、個別最適化学習もサポートしています。

(この記事は『私立中高進学通信2022年9月号』に掲載しました。)

進学通信 2022年9月号
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