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私立中高進学通信

2025年12月号

Students' Chat Spot

浦和実業学園中学校

1年間の留学で広がった、将来の夢

 小学生の頃からの夢だった1年間の留学を実現させた、浦和実業学園中学校(中高一貫部)の2人。背中を押したのは、イマージョン教育をはじめとする充実した英語教育、先生からの的確なアドバイス、そして学校による手厚いサポートでした。2人は、中高一貫部で2022年度より推進しているSAP(Study Abroad Plus 海外大学進学・留学支援プログラム)を通じて、浦和実業学園の留学を支援している留学情報館のサポートを受け、1年間の留学を実現。留学を経て得た成長や新たな目標について、話を聞きました。

N・Mさん
N・Mさん(高1)

「留学中は、毎日が挑戦の日々。引っ込み思案な性格でしたが、メンタルを鍛えられたおかげで積極的になりました」

M・Aさん
M・Aさん(高1)

「カナダだけでなく中国、韓国、ブラジルなどなど、いろいろな国の友達がたくさんできました」

N・Mさん「留学がきっかけで知らないことへの興味や好奇心が育ちました」

――留学先など詳細を教えてください

N・Mさん
カナダのブリティッシュコロンビア州ビクトリアにあるブルックス・ウェストショアという私立の共学校で、IB教育を実践していることが決め手でした。7年から12年まであり、私は9年生(日本の中3相当)に在学し、学生寮に滞在して通いました。

留学期間は中3の6月から1年間です。その期間を選んだのは「このタイミングなら、学校の勉強に与える影響が少ない」と先生がアドバイスしてくださったからです。

M・Aさん
私もN・Mさんと同じくカナダですが、学校はパークランド・セカンダリーという公立の共学校です。中国や韓国、ブラジルやベトナムなど多国籍の生徒が在学しているのが特徴です。私はホームステイをし、スクールバスで通いました。

――留学したきっかけは何ですか?

N・Mさん
小4の頃から留学したいと思っていました。テレビで、カナダでしか買えないメープルシロップについて放映しており、それがおいしそうで、当時から留学するならカナダと決めていたんです(笑)。私の留学に両親が熱心で、中高選びも留学を前提に浦和実業学園を勧めてくれたので、割とすんなり決まりました。

M・Aさん
私もN・Mさんと同じように、小学生の時から留学したいと思っていました。留学前提で浦和実業学園を選んだので、留学は必須でしたね。英語が堪能でよく海外旅行をしている祖父が、「留学に行くなら早いほうがいい」と背中を押してくれたことも決め手になりました。

――現地では、どんな生活を送っていたのでしょうか?

M・Aさん
事前に英検準2級を取得していたのですが、それでも最初は何を話しているのか理解できませんでした。ただ、いろいろな国から生徒が来ていることは知っており、事前にその国の事を調べてこちらから話しかけたら、仲良くなれました。授業は85分授業が4限まであります。選択科目がたくさんあって、私は、前期は英語・数学・料理、後期は英語・理科・ギター・数学・マリンPを取りました。料理は毎回調理実習をし、マリンPは海を対象にした体育のような内容で、泳いだりカヌーを漕いだりして楽しかったです。日本とはだいぶ違いますよね。クラブ活動には入らず、放課後は友達と遊んだり、バスで街までショッピングに出かけたりしていました。

ホストファミリーは、夫婦と3人の子どもの家族です。一番下が5歳でよく一緒に遊びました。疲れを知らずに走り回るのでヘトヘトになりましたが、かわいかったですね。夕飯は家族が集まり、みんなで今日の出来事を話し合うのが楽しかったです。

N・Mさん
私は事前に英語の勉強をして、英検2級を取得してから行きました。浦和実業学園ではイマージョン教育を行っているため、英語の会話に慣れておこうと積極的に話すようにしていました。現地では、初めはなかなか通じなかったのですが、最初に仲良くなった韓国人の友達が優しい英語に翻訳するなど、親切にしてくれました。

授業は90分の5時間授業です。IB教育に沿った内容で数学と英語は同じですが、社会科は「個人と社会」という科目で、現代に関連付けたオリジナルのプログラムで学びます。あとは、任意の街を選んで課題解決につながるような建物を考えたり、理想の靴を作ったりするデザインの授業が好きでしたね。

M・Aさん「留学を前提に浦実へ入学先生方のサポートも手厚く自信を持って留学できました」

――楽しかったことや思い出に残っていることは?

N・Mさん
長期休暇中は寮が閉まってしまうので、春休みは寮生を対象にしたバケーションに参加し、バンクーバーで2週間過ごしました。冬休みは英語の先生の自宅にホームステイをして、英語のスキルを強化しました。

M・Aさん
私はクリスマスが一番印象に残っています。カナダではクリスマスに庭や家をライトアップして飾り付けるのですが、夕食後に家族みんなで車に乗って、ホットチョコレートを飲みながら、いろいろなお家のイルミネーションを見学しました。近くの祖父母の家におじゃまし、プレゼントを開けて披露し合ったのも楽しかったです。私もいただきました。

――1年間の留学を通して感じたことは?

M・Aさん
いつか海外に行って、外国人の友達をたくさん作ることが将来の夢でしたが、それが思ったよりも早く実現しました。ホストファミリーも優しくて、たくさん英語を話す機会があり、ものおじせずに会話できるようになりました。この経験を将来に活かせたらいいなと感じています。

N・Mさん
実は小学生の頃は英語が嫌いだったのですが、知り合いがいないなかで、苦手な英語を使って1年間過ごしたことでメンタルが鍛えられ、好奇心や挑戦する気持ちが育ったと思います。留学先の学校は、レポートを書いたり発表したりすることが多かったのですが、それをやり通したことも自信に繋がりました。英語を活かすことはもちろんですが、大学で学んで、もっと社会の仕組みを知りたいです。

――浦和実業学園は2人にとってどんな学校ですか?

M・Aさん
志望の決め手は、高2生が全員参加するハワイ留学のプログラムだったのですが、調べてみたらイマージョン教育も楽しそうだと思いました。実際に入学してみると、ネイティブの先生がたくさんいて、副担任もネイティブの先生なので英語で会話する機会が多いです。留学のことを担任の先生に相談したら、1年間留学を体験した卒業生を紹介してくださいました。そこで疑問や不安に感じていたことを話したら全部答えてもらえたんです。そのおかげで自信をもって留学することができました。

N・Mさん
先生方がフレンドリーで優しいです。面白い先生もたくさんいますよ。親と留学のアドバイザーさん、先生が連携して、留学する機会を作ってくれました。この学校に進学したからこそ、1年間の留学が実現できたと思います。

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