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私立中高進学通信

2025年12月号

注目! News and Topics

横浜富士見丘学園中学校

多彩な学び・部活動・国際性・地域連携で
「唯一無二の学校」をめざす

完全男女共学化でイメージを一新。煉瓦造りの外観、木の温もりあふれる床や壁。
豊かな自然に包まれた環境が、生徒たちの豊かな心と可能性を育みます。

多彩な学びの場を強化
Kスクールを新設
永川尚文先生校長/永川尚文先生

 2023年に創立100周年を迎えた横浜富士見丘学園は、2019年から共学化を進めており、2025年度入学者からは中学の男女別クラスも廃止され、中高6年間が完全共学となりました。さらに、生徒一人ひとりが希望する進路に向かって邁進できる環境づくりも加速しています。

 永川尚文校長は「唯一無二の学校」を掲げ、教育改革をリード。副校長には、数々の学校改革を手がけ成功に導いてきた佐藤康先生を迎え、さらに生徒指導部長・総務部長として青木和仁先生が加わることで、学校の新たな取り組みが次々と生まれています。その一つが『Kスクール』です。

「Kスクールは全校生徒対象の放課後プログラムで、K-POPダンスや韓国語など、一流講師による本格的なレッスンを受けられるのが特長です。ただし、これは本校独自のプログラムのほんの一部に過ぎません。本校では、教養や多様な経験を身につけるための環境全体を整えています」(生徒指導部長/青木先生)

 例えば中学3年間で展開される『FLAP(Fujimigaoka Liberal Arts Program)』では、ヴァイオリンや油絵などの芸術体験を通して、表現力や感受性を育みます。さらに中3では『国際教養基礎講座』が実施され、起業家や国際社会で活躍する方々の講演を通して、自身の将来像やアントレプレナーシップを学びます。また、2024年度からは海外大学への進学を見据えた『海外大学指定校推薦制度』を導入し、『IELTS講座』も開講しています。

 こうした教育の根底にあるのは、同校が掲げる「国際教養人の育成」です。

 永川校長は「国際教養人とは単に英語が話せる人ではありません。基礎学力を土台に、日本文化や芸術、国際的な価値観に触れる感性を育てることが重要です。本校では学力と感性の両方を大切にしています」と語ります。

国際社会と地域に
開かれた学校へ

 同校では、将来の国際教養人育成を視野に、留学生の受け入れも進めています。永川校長は「早い段階から留学生と一緒に学び、普段の学校生活の中で国際的なコミュニケーション力を養うことができます」と説明します。

 青木先生も「在校生と留学生が共に部活動や授業に参加することで、互いに刺激を受け、パッションを共有できます。将来的には国際コースの設立も視野に入れています」と語ります。首都圏での共学化や施設の充実は、海外からの留学生にとって魅力となっているとのことです。

 今年度から文化祭は予約制を廃止し、地域の人々が自由に参加できるようになりました。

「学校は国際教養人を育てる場であると同時に、地域と共に歩む場所でもあります。生徒たちがさまざまな活動に挑戦し、学びを語れるようになることが大切です」(永川校長)

 生徒会活動も盛んで、高1生・中1生の増加により学校全体に活気が生まれています。従来の「女子伝統校」のイメージを覆し、男女が共に学ぶダイナミックな学園として再評価されつつあります。

 横浜富士見丘学園は、教育の多様化と国際化、地域連携を進めることで「唯一無二の学校」をめざしています。KスクールやFLAP、部活動の強化、留学生受け入れ、地域開放など、さまざまな取り組みが生徒の学びと成長を支えています。今後も進化を続ける同校の姿から目が離せません。

男女共学化や部活動の充実など、進化を続ける同校は活気にあふれています。
今年度の文化祭では予約制を廃止し、地域の方々が自由に訪れるようになったことで、
さらなる盛り上がりを見せました。

生徒に選択肢を押し付けるのではなく、生徒自らが考えて選んだ夢の実現に向けて、
教員がしっかりとサポートする環境づくりに力を入れる同校。
国際教養人としての資質を高める独自プログラム、FLAP(中1~中3)では、ヴァイオリンや油絵、
ドローン講習会など多彩な体験学習を用意しています。

希望者に向けた
『Kスクール』が開講

 同校では放課後に、希望者を対象とする多彩な講座を開講しています。2025年度からは『Kスクール』が新設され、『韓国語講座』や『K-POPダンス講座』も開講されました。エンターテインメント業界の第一線で活躍する講師を招き、本格的なレッスンを受けられるのが大きな魅力です。

部活動を盛り上げ
地域から応援される学校へ
青木和仁 先生生徒指導部長・総務部長/青木和仁 先生

 部活動の充実も同校の大きな改革の一つで、「将来的には野球部やサッカー部、柔道部、駅伝部、ゴルフ部などを作りたい」と永川校長。青木先生は「男女ともに活躍できる部活動を増やしていきます」と語ります。

 特に2026年度に新設される柔道部では、全日本女子ジュニアコーチの肩書をもつ青木先生が指導し、女子はトップアスリートをめざし、男子は体を鍛えたい生徒も参加可能な多角的なプログラムを用意。地域の大学との合同練習や地域との連携を通して、学校の認知度を高め、活動体制の強化をめざします。

「本校の取り組みや教育内容は胸を張れるものですが、まだ外部には十分に知られていません。部活動を通じて地域からの認知を高め、その魅力を伝えていきたいと思います」(青木先生)

(この記事は『私立中高進学通信2025年12月号』に掲載しました。)

横浜富士見丘学園中学校  

〒241-8502 神奈川県横浜市旭区中沢1-24-1
TEL:045-367-4380

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