仲間と学び合いながら、自分らしく成長中

私立中高進学通信

2025年12月号

Students' Chat Spot

目黒学院中学校

仲間と学び合いながら、
自分らしく成長中

　先生にも仲間にも気軽に声をかけ合える、温かな雰囲気が魅力の目黒学院。生徒たちは授業や部活動、行事など日々の経験を通して、自らの可能性を広げています。3人の中学生に、これまでの学校生活で感じたことや、これから描く未来の夢について語ってもらいました。

H・Yさん（中3／生徒会長）

「兄が目黒学院に通っていて、文化祭で訪れた時に先生方がとても温かく、『ここで学びたい』と思いました。ゴルフ部があるのも魅力です」

T・Aさん（中2）

「弓道部に憧れて入学を決めました。男子・女子関係なく話しやすい雰囲気や、少人数だからこそ全員と関われる環境もいいなと思いました」

Y・Kさん（中3）

「近所に住む先輩が目黒学院に進学したと聞いて興味をもちました。特に『USセミナー』に惹かれて、海外とつながれる学校だと感じたのが決め手です」

「先生とも本気で対戦できる体育祭が楽しい」

――目黒学院を選んで良かったと感じるところは？

H・Yさん
先生方がとても親身で、質問するとすぐに対応してくださるので安心できます。クラスの仲も良く、自然と笑顔になる環境です。学年に垣根がなく、授業や休み時間、行事を通して話す機会が多いので、学年を越えたつながりができるのも、この学校の魅力のひとつです。小学生の時よりもたくさんの人と話せるようになったのは、この学校のおかげだと思います。

Y・Kさん
先生方のノリがすごく良いところです（笑）。なかでも、ある英語の先生は特に話しかけやすいし、いつも笑顔で答えてくれます。英語が苦手だった自分も、その先生のおかげで好きになりました。

T・Aさん
私も先生方や先輩の優しさに魅力を感じていて、いつも安心して過ごせています。勉強だけでなく、行事や部活動にも全員で力を合わせて取り組むのが目黒学院の良さ。少人数制だからこそ、学年や立場を越えて支え合い、一つの目標に向かう楽しさを味わえます。

――印象に残っている学校行事はありますか？

H・Yさん
体育祭は毎年とても盛り上がります。中高合同で行われるため規模が大きく、綱引きや選抜リレーには保護者や先生方も本気で参加してくださいます。クラスごとにやってみたい競技を提案したり、委員会で協力し合ったりと、みんなで一つになれる行事です。文化祭でも、父母会の方が『校長先生の秘伝のタレ』で焼きそばを作るなど、保護者も学校も一体となって盛り上がります。まるで家族のようにみんなで楽しめる行事の数々は、この学校ならではの魅力です。

「英語を好きになれたのは先生との距離が近いから」

Y・Kさん
中2の校内宿泊研修で取り組んだ、災害を想定して自分たちで行動する体験が印象的でした。夜に非常食を食べたり、非常用トイレを作ってみたり、みんなで協力して楽しかったですし、本当に学びになりました。

T・Aさん
スキー合宿が楽しかったです！私は初めてのスキーだったのですが、先輩がていねいに教えてくれたのですぐに慣れました。京都・大阪研修では、授業で学んだ寺院の見学やユニバーサル・スタジオ・ジャパン、大阪万博など多くを経験できて、仲間との絆も強まりました。

――今、一番力を入れていることは何ですか？

H・Yさん
ゴルフと吹奏楽、それに生徒会活動です。ゴルフは小さい頃から続けていて、親子大会で優勝したことがきっかけで本格的に取り組むようになり、現在も個人で続けています。高校生になったら団体戦に出場してみたいと考えています。

　学校では吹奏楽部に所属し、ドラムを担当しています。仲間と音を合わせて演奏する楽しさを日々感じながら、充実した活動をしています。生徒会長としても、みんなの意見をまとめるのは大変ですが、意見を出し合いながら学校をより良くしていくことにやりがいを感じています。

Y・Kさん
英語です。個人でも英会話のレッスンを受けていて、高校生になったら一人で留学してみたいと思っています。ネイティブの先生と話すうちに「もっと話せるようになりたい」と思うようになりました。

「先輩たちとの交流が挑戦する勇気をくれます」

T・Aさん
私は勉強と弓道です。英検では4級を取り、今は3級に挑戦中で、将来に向けて頑張っています。弓道部は先輩との距離が近く、日々のお手本にしています。少しずつ上達して、大会で的に当てられるようになりたいです。

――これからの学校生活でさらに頑張りたいことは？

H・Yさん
来年3月に「USセミナー」へ参加する予定で、とても楽しみにしています。現地での学びや体験をしっかり活かして、高2の「アジアセミナー」にも挑戦し、さまざまな国の文化や人に触れて自分の視野を広げられたらと考えています。生徒会としては、iPadを活用してアンケートを取り、生徒の声を学校に届ける仕組みをつくりたいです。気軽に悩みを相談できる場も作れたらいいなと思っています。

Y・Kさん
「USセミナー」は中学の集大成となる大切な行事です。そのため、入学当初から英語に力を入れてきました。現地ではホームステイや英語レッスンもあるので、さらに意欲を高めて挑戦したいと思っています。また、英語だけでなく他教科にももっと力を入れたいです。わからないところを友達に教えてもらったり、先生に質問したりしながら、少しずつ苦手を克服できるように頑張っています。特にH・Yさんには数学を教えてもらっているので感謝しています。自分も誰かの力になりたいですね。

T・Aさん
高校卒業までに英検2級を取りたいです。勉強と部活動、どちらも手を抜かずに頑張り続け、先輩や後輩とも積極的に関わって、今よりもっと自分を成長させたいです。

――将来の夢や目標を教えてください

H・Yさん
世界の困っている人たちを助ける活動がしたいです。特に発展途上国の子どもたちと関わるボランティアに興味があります。地域の子ども会などでイベントを企画するのも楽しくて、そうした「誰かを笑顔にする」活動を続けていきたいです。

Y・Kさん
将来は海外での暮らしに憧れています。今はまだ英語を勉強中ですが、大学からでもいいので留学してみたいです。動画で見たカナダの朝日や自然が印象深くて、「あんな場所で働けたら」と夢見ています。

T・Aさん
鳥や動物が大好きなので、獣医になりたいと思っています。以前飼っていた鳥が死んでしまった時、「助けられる人になりたい」と思ったのがきっかけです。まだ夢の途中ですが、少しずつ努力を重ねています。

（この記事は『私立中高進学通信2025年12月号』に掲載しました。）