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私立中高進学通信

2024年7月号

未来を切り拓くグローバル教育

文化学園大学杉並中学校

圧倒的な授業時間数
初心者も英語力が一気に伸長

日本とカナダ両国の高校卒業資格を取得できる『ダブルディプロマコース』の準備コースを中学に設置。
一定の英語力があると認められれば、中2進級時に選択できます。

日本とカナダの2つのカリキュラムを学ぶことができ、英語教育に定評のある同校。初心者でも急激に語学力が伸びる、ネイティブ主導の英語教育に迫ります。

英語初心者でも英語力が向上し
上級コースに続々編入

 カナダ・ブリティッシュコロンビア州(BC州)の海外校として、日本とカナダ両国の高校卒業資格を取得できる『ダブルディプロマコース』(DDコース)を設置する文化学園大学杉並。中学にもその準備コースを設け、英語上級者は中1から、英語初心者は中2から、カナダのカリキュラムを中心とした授業を受けることができます。

入試広報部長/西田真志先生入試広報部長/西田真志先生

 そう聞くと、「帰国生や英語が得意な一部の生徒を対象にしたコースでは?」と思う人もいるかもしれません。しかし入試広報部長の西田真志先生は、そうではないと強く否定します。

「ここ数年、中学でカナダのカリキュラムを学ぶ生徒が増えており、現在は中学3学年の半数以上にあたる231名がカナダのカリキュラムの授業を受けています。そのうち約100名は、入学時に英語初心者だった生徒です。つまり、本校に入学してから飛躍的に英語力を伸ばした生徒が、それだけ多いということです」

中3生の約半数が
英検2級に合格

 その裏付けとなるのが、英検合格者数データです。入学時に英検を取得していなかった生徒を含め、中3終了時には生徒の約半数が高校卒業程度にあたる2級を取得済み。大学中級程度の準1級を取得している生徒も、2割近くいます。

 では、なぜ同校の生徒は英語力がここまで大きく伸びるのでしょうか。西田先生は、その理由は英語の授業時間数にあると説明します。

「3コースのうち、もっとも英語の授業数が少ない初心者・中級者向けの『Starter7』コースでも、週9時間英語の授業があります。しかも、そのうち7時間はネイティブ教員主導の授業。このネイティブ教員による英語の授業数は、一般的な私立中学の3倍以上にあたります。生徒たちはコミュニケーションを取りながら楽しく英語を学んでおり、その結果として圧倒的な英語力の伸びにつながっているのです」

 もうひとつの特徴的な点が、学びの環境です。英語初心者が、カナダのカリキュラムで学ぶ『DD準備8』コースへ進むには、中2の時点で英検3~4級の英語力を身につけなければなりません。こうした目標をもち、仲間と切磋琢磨する環境に身をおくことで、確かな英語力が磨かれていくようです。

「同じ学年に英語上級者がいると、『あの子は私と同い年なのに、どうしてあんなに英語を話せるんだろう』と大きな刺激を受けます。そこから『私もDD準備8をめざしてみようかな』『それには英検3級を取得しなければ』というように、段階的なモチベーションにもつながります。小さな目標をめざして努力することで、中だるみせずに学び続けることができます」(西田先生)

カナダBC州の教員資格をもつ先生が17名在籍。放課後になると、職員室は生徒たちでにぎわいます。

カナダBC州の教員資格をもつ先生が17名在籍。
放課後になると、職員室は生徒たちでにぎわいます。

自分の意見を英語で
発信する力を伸ばす

 こうして英語力を高めた生徒が、中学の『DD7』『DD8』や高校の『DDコース』に進みます。カナダのカリキュラムは、教科書に縛られない自由度の高さが特徴です。生徒たちは、自分自身で考える力を大いに伸ばしていきます。

「カナダの授業は、アウトプットが中心です。生物の進化について学ぶ理科の授業では、自分でオリジナルの動物を考え、その生物がどんな環境で育ってきたのか、その結果、どのような身体的特徴を備えるようになったのかをポスターにまとめていきます。高校になると、教科での学びと社会課題を結び付け、レポート作成やプレゼンを行う授業も。英語をツールとして使い、広い視野で学びを深めることができます」(西田先生)

 入学時点では英語が得意ではなかったとしても、中高6年間で確実に力を伸ばす同校の英語教育。海外大学への進学者、難関大学への合格者も年々増えています。英語初心者こそ、学びの効果を実感できるカリキュラムと言えそうです。

カナダのカリキュラムでは、教科書をほとんど使いません。ポスターセッションやプレゼンの機会が多いのが特徴です。

カナダのカリキュラムでは、教科書をほとんど使いません。
ポスターセッションやプレゼンの機会が多いのが特徴です。

生徒のレベルに合わせ、3コースで授業を展開
質・量ともに圧巻の英語授業で、英語力が大きく飛躍

※DD7~DD9、Advanced7、DD準備8、DD Prep9はカナダBC州の教員が主導します。

英語の授業時間数
一般的な私立中学 中1 Starter7 中1 DD7
週の英語授業数 6時間 9時間 17時間
年間英語授業数 210 315 595
年間ネイティブ授業数 70 245 595

※一般的な私立中学の週のネイティブ授業数を2時間とした場合

2023年度 中学英検取得状況
1年終了時 2年終了時 3年終了時
3級以上 50% 85% 100%
準2級以上 30% 59% 78%
2級以上 20% 37% 47%
準1級以上 7% 12% 18%
進学通信 2024年7月号
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