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私立中高進学通信

2023年7月号

熱中!部活動

玉川学園 (中)

“チーム玉川”の結束力を武器に
表情豊かな演奏で全国大会出場をめざす

吹奏楽部
まさに“音を楽しむ”活動に力を入れる
在校生・卒業生の絆が豊かな音を生む
楽器初心者も音階が吹けるようになったら合奏に加わり、総力戦でコンクールに臨みます。

楽器初心者も音階が吹けるようになったら合奏に加わり、総力戦でコンクールに臨みます。

「真・善・美・聖・健・富」の6つの価値を重視する「全人教育」を行っている同校。そのなかの“美=芸術”を追求しているクラブ活動の一つが吹奏楽部です。秋に実施される吹奏楽コンクールの全国大会出場をめざし、顧問で音楽科の土屋和彦先生の指導のもと、練習に励んでいます。

 今年のコンクールでは、宮下秀樹作曲の課題曲Ⅱ「ポロネーズとアリア~吹奏楽のために~」と、自由曲はフェルラン作曲の「キリストの受難」に挑戦。自由曲は、かつて同校吹奏楽部が全国大会に出場した際に演奏した楽曲で、フルートの技巧的なソロで始まり、トランペットの華やかなソロや中低音楽器の響きも美しい、難易度の高い曲です。

 全国大会にも出場経験のある吹奏楽部と聞くと、厳しい練習のイメージがあるかもしれませんが、同校は活動こそ週に5回行われるものの、先輩と後輩の仲も良く、部員同士は和気あいあいとしています。また楽器ごとに、プロの演奏家や音楽の教員になった卒業生による特別レッスンを受けられるのも、愛校心あふれる卒業生を輩出している同校ならではといえます。

 コロナ禍を経て迎えた今年度は、12月に台湾で開催される「嘉義市國際管樂節」への参加も決まり、部員たちは喜びに沸いています。仲間と協力して音楽を奏でられることがうれしいと語る彼らの響きが豊かなのは、在校生・卒業生による“チーム玉川”の絆にカギがあるようです。

低音パートは練習熱心で頼もしい男子部員が中心となって支えています。低音パートは練習熱心で頼もしい男子部員が中心となって支えています。
天気がよければ、金管楽器は野外でパート練習を行います。天気がよければ、金管楽器は野外でパート練習を行います。
「楽しんでこそ音楽だ」と指導する土屋和彦先生の合図で、全体練習がスタート。「楽しんでこそ音楽だ」と指導する土屋和彦先生の合図で、全体練習がスタート。
打楽器パートは、リズムの根幹を担う重要なパート。打楽器パートは、リズムの根幹を担う重要なパート。
金管楽器のなかでも難しいとされるホルン。理想の音色をめざして練習します。金管楽器のなかでも難しいとされるホルン。理想の音色をめざして練習します。
上級生が中心となってパート練習を実施。時には個人的にアドバイスを送ることもあります。上級生が中心となってパート練習を実施。時には個人的にアドバイスを送ることもあります。
部長 Mさん  9年生(中3)
部長 Mさん 9年生(中3)

 吹奏楽部でトランペットを吹いていた姉に憧れて、私も吹奏楽部に入部してトランペットを始めました。吹奏楽は、大勢の部員たちと協力して音楽を創り上げる楽しみがあります。コンクールの全国大会出場をめざして実施される、夏の志賀高原合宿も楽しみです。

副部長 Yさん  9年生(中3)
副部長 Yさん 9年生(中3)

 兄の友人が玉川学園の吹奏楽部に所属していて、演奏に心惹かれて入部しました。持ち運びがラクそうという単純な理由からフルートを始めましたが、練習するうちにフルートが好きになって、アンサンブルコンテストでは2年連続で全国大会に出場するまで上達しました。

チューバ Aさん  9年生(中3)
チューバ Aさん 9年生(中3)

 もともとピアノと歌を習っていて、音楽を続けたくて入部しました。チューバを選んだのは、土屋先生の「君に似合う」という鶴の一声がきっかけです。チューニングをして基礎練習を行う毎日の繰り返しですが、1週間後には違う音が出せます。物事を継続する力がつきました。

顧問・音楽科 土屋和彦先生
顧問・音楽科 土屋和彦先生

 野球部の監督は試合で自ら打ったり投げたりはできませんが、吹奏楽部の顧問は本番で指揮を振ります。メンバーがいくら上手でも、指揮が下手では素晴らしい演奏になりません。責任重大なポジションですが、生徒たちが充実した時を過ごせるよう尽力しています。

【6年生(小6)〜9年生(中3)】※

■活動日/活動時間 月・火・木・金/16:00〜18:00
土/午前中
■部員数
(2023年5月時点)
計46名
7年=13名 8年=11名 9年=19名
(6年=3名)
■主な実績 【2022年】
・東京都吹奏楽コンクール 中学校の部 金賞
・全日本アンサンブルコンテスト フルート三重奏 金賞
【2023年】
・全日本アンサンブルコンテスト 木管六重奏 銀賞

※玉川学園には、10年生(高1)〜12年生(高3)が所属する吹奏楽部もあります。

進学通信 2023年7月号
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