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私立中高進学通信

2023年7月号

注目! News and Topics

城北中学校

生徒たちの将来の可能性を広げる
順天堂大学との高大連携がスタート!

1月31日、協定締結時の新井一順天堂大学学長(左)と小俣力校長先生

1月31日、協定締結時の新井一順天堂大学学長(左)と小俣力校長先生

高大連携で起きる
生徒たちの化学反応
校長/小俣力先生校長/小俣力先生

 今年1月、順天堂大学(以下、順大)と「連携協力に関する協定書」を締結した同校。生徒と学生、教員間の交流や出張授業、大学の施設見学など、さまざまなプログラムが予定されています。連携を結んだ経緯と目的、今後の活動について、小俣力校長と進学指導部長の高橋慶臣先生に聞きました。

 今年の2月に行われた医師国家試験で、新卒、既卒ともに合格率100%を達成し、2024年には薬学部を新設する予定の順大。全校生徒の約1割が医学部を志望している城北が同大学と提携を結ぶにあたっては、小俣校長が担任した1人の卒業生の存在が大きかったといいます。

「私は生物担当で、医学部志望の生徒を多く教えていました。その中の1人が、国立大学と順大の医学部に合格したのですが、順大を選び進学したのです。彼は大学卒業後、大学病院に勤務して、麴町で開業したのですが、医学部での勉強や医師の仕事についてもよく話してくれました。彼の話を聞いて、順大がずっと心に残っていたなか、今回のご縁をいただいたのです」(小俣校長)

 その卒業生は、中3と高1向けの「自分の将来を考える講演会」にも登壇。医師や法曹界、ジャーナリストなど、さまざまな分野で活躍する卒業生や保護者が自らの仕事について語る講演は、生徒たちが将来について考えるきっかけとなっています。

「本校は高2で文理が分かれて、高3で国立/私立にコースが分かれるのですが、その前に将来自分が就きたい職業について、しっかり考えておいてほしいのです。将来についてイメージをもてずにいた生徒が、講演を聞いてスイッチが入ることも多い。特に男子は、目標が定まるとエンジンがかかりやすくなるので、高大連携の取り組みによってどういう化学反応が生徒たちに起こるか、とても楽しみにしています」(小俣校長)

「将来に対する志望動機が明確な生徒ほど、厳しい受験勉強も頑張れます。未来へのモチベーションは勉強への原動力になるのです。とはいえ、中3や高1の段階で職業について具体的に考えようといっても、そもそも職業に関する知識が浅いので、高大連携を含め、可能性を広げるための働きかけを私たちがしっかりと行っていくことが大事だと考えています」(高橋先生)

 生徒たちが将来を考える一助となる今回の高大連携プログラム。まずは7月に大学紹介やワークショップ、卒業生による座談会を行い、8月には順大で小児外科の山髙篤行教授による講義や施設見学、メディカルテクノロジー・シミュレーションセンターでの実習体験などを予定しています。

多彩なプログラムで
医学部の日常を知る
進学指導部長・国語科/高橋慶臣先生進学指導部長・国語科/高橋慶臣先生

「座談会に参加する卒業生は、やる気と自信に満ちた医師の卵たち。彼らにもプログラムにご参加いただく先生方にも、医学部や医療現場の日常がどのようなもので、どういう思いで働いているのかという話をしてほしいとお願いしています。ドラマなどで描かれる僻地医療やドクターヘリなどの話は目を引きますが、医学部に進んだ生徒たちの未来には、より身近な医療現場が待っていると聞きます。先生方や卒業生の話を聞くことで、医学部に進むことへの覚悟もできていくのではないでしょうか」(高橋先生)

「医師に限らず、憧れだけでやっていける職業はありません。せっかく医学部に合格したのに、血が怖くて学校に行けなくなってしまったという話も聞きますが、大学入学後のミスマッチ発覚・後悔は非常にもったいない。まずは医学部がどのようなところなのか、きちんと知ってほしいのです。8月に訪問予定の『日本医学教育歴史館』には私も伺いましたが、日本医学の発展の歴史が収められた素晴らしい場所です。医学部を志す生徒には、絶対に見てほしいですね」(小俣校長)

探求する力やプレゼン力を養うために、40年前から続いている理科自由研究。テーマは理科。また、中3では理科自由研究とは異なり、テーマが自由な「卒業研究・制作」に取り組みます。探求する力やプレゼン力を養うために、40年前から続いている理科自由研究。テーマは理科。また、中3では理科自由研究とは異なり、テーマが自由な「卒業研究・制作」に取り組みます。

 2月には、同校水球部と順大水泳部水球部門との合同練習も開催。今後も部活動の交流を含めた多彩なプログラムを検討しているそうです。

「本校には附属の大学がありませんので、大学生活のイメージが湧きづらいと思います。順大の学生たちとの触れ合いを通して、大学を身近に感じてもらえるのではないでしょうか。大学側から『高大連携プログラムに参加する生徒に人数制限は設けない』と言っていただけたのは本当にありがたいです」(高橋先生)

 また、同校の全中学生が挑戦している夏休みの理科自由研究に、大学側から研究者目線のアドバイスをもらえたら面白い方向に発展するのではないかなど、先生方は今後の展望を語ってくれました。

「理科自由研究は、自分で研究テーマを見つけて実験方法を自ら考え、観察、結論を出して考察するもので、進学後も役立つ本物の力を養おうと、大学のレポート課題と同じ書き方でまとめてもらっています。優秀な研究が多く、日本学生科学賞などを毎年受賞しているので、大学の先生方に関わっていただけたら、より高度な研究ができるでしょう」(小俣校長)

「データサイエンスや情報分析に興味をもっている生徒も多いので、そういった方向にも発展させていきたいですね。順大との取り組みが、学問や職業に対する生徒の興味・関心を高める『突破口』になればと思っています」(高橋先生)

「順大×城北」交流事業プログラム2023
協定締結時の両校の列席者。

協定締結時の両校の列席者。

生徒に向けた2023年のプログラム案内。生徒に向けた2023年のプログラム案内。

 交流プログラム第1弾は、7月に城北高校で開催。小倉加奈子准教授による「病名を考えるワーク」では、病名が付いた理由や歴史などを体験しながら楽しく学びます。城北OBの順大医学部生による座談会では、医学生の生活や日々の苦労など普段は聞きづらい踏み込んだ話が聞けそうです。第2弾は、8月に順大で開催。医学生が病棟での研修前に実際の医療機器を使って練習する施設「メディカルテクノロジー・シミュレーションセンター」を訪問します。「実物の医療機器の操作体験ができる貴重な機会なので、医学部だけでなく工学系に興味のある生徒たちにも参加してほしいですね」(高橋先生)

(この記事は『私立中高進学通信2023年7月号』に掲載しました。)

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