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私立中高進学通信

2023年7月号

みんなの自慢のコーチ

日本大学豊山中学校

長き伝統を誇る吹奏楽部
指導者はOBでプロの音楽家

吹奏楽部 大熊 克実先生
専任講師の大熊克実先生と、高3で部長を務めるトロンボーン担当のUさん(右)、中2でフルート担当のNさん(左)。

専任講師の大熊克実先生と、高3で部長を務めるトロンボーン担当のUさん(右)、中2でフルート担当のNさん(左)。

力強くも柔らかな豊山サウンドを脈々と受け継いできた吹奏楽部。伝統を熟知するOBならではの“褒めて育てる”指導で、部員それぞれがもつ輝きを開花させます。

部員の自主性を大切にしながら
プロの視点でハイレベルな指導

 約70年の歴史をもつ同校の吹奏楽部。現在中学生12名、高校生21名の計33名が合同で活動しており、近年では東京都中学校アンサンブルコンテスト金賞受賞、東京都高等学校吹奏楽コンクール銀賞受賞など好成績を収めています。また、新歓演奏会、バンドフェスティバル、文化祭、定期演奏会など1年を通して学内外の演奏活動を活発に行っています。

「男子校ならではの力強さをたたえつつも柔らかな響きは、代々受け継がれてきた豊山らしいサウンド。優しい豊山生のキャラクターがよく表れていると思います。生徒の自主性を大切にする雰囲気も、私が在籍していた頃からの伝統です」

 そう語るのは同部OBで、プロのフルート奏者である大熊克実先生。30年にわたり母校の吹奏楽部を指導しています。大熊先生の演奏家仲間である各パートのプロの方々が指導に訪れることもあり、部員たちは恵まれた環境のなかでイキイキと練習に励んでいます。

「部員たちには、“好きな音楽を通して心の中から沸き起こってくるもの・感じる何かを大切に”と伝えています。皆6年間で驚くほど表現豊かになり、心も成長します。その成長を手助けし、見守っていくのが私の役目だと考えています」

演奏しながら隊列を組み、さまざまなフォーメーションを披露するドリル・パフォーマンス。毎年秋の文化祭にて、全校生徒の前で演奏が行われます。演奏しながら隊列を組み、さまざまなフォーメーションを披露するドリル・パフォーマンス。毎年秋の文化祭にて、全校生徒の前で演奏が行われます。
合奏練習の合間に部員を立たせて体の緊張を取り除くなど、『アレクサンダー・テクニーク』を取り入れながら指導する大熊先生。実施前と後ではサウンドが変化します。合奏練習の合間に部員を立たせて体の緊張を取り除くなど、『アレクサンダー・テクニーク』を取り入れながら指導する大熊先生。実施前と後ではサウンドが変化します。
少しずつ着実に成長できるよう
小さな目標を毎回設定
プロのフルート奏者としても活躍されている大熊克実先生。同校吹奏楽部のOBでもあります。プロのフルート奏者としても活躍されている大熊克実先生。同校吹奏楽部のOBでもあります。

「着実に成長できるよう、毎回少し頑張れば手が届きそうな目標を設定し、少しずつ高みをめざせるような指導を行っています」と話す大熊先生は、ヨーロッパの音楽大学で広く採用されているメソッド『アレクサンダー・テクニーク』の教師でもあります。

「頭と脊椎が動けて、身体全体をついて来させて動作することで、パフォーマンスの向上をめざすメソッドです。4年前から取り入れていますが、意図したブレスや楽器を響かせることができるようになるなど、より自然なサウンドになってきていると感じています」

 高3の引退を華々しく飾る文化祭でのドリル・パフォーマンス(※)では、行進しながらの演奏を披露します。

「先輩から受け継いだ衣装に身を包み、全校生徒の前でパフォーマンスを披露することは、部員たちにとって大きな誇り。何度も練習を重ねて美しいフォーメーションが完成した時は私も感無量です」

※ドリル・パフォーマンス…マーチングバンドが、演奏しながらさまざまなフォーメーションを作るパフォーマンス。

各部員の成長スピードに合わせ
それぞれの輝く部分を褒めて育てる
吹奏楽部の活動は基本的に週6日。個人練習、パート練習を行った後、合奏という流れです。コンクールやイベント前には日曜日も含め毎日練習することも。吹奏楽部の活動は基本的に週6日。個人練習、パート練習を行った後、合奏という流れです。コンクールやイベント前には日曜日も含め毎日練習することも。

 いつまでも音楽を好きでいてくれる部員を育てたいと語る大熊先生。結果ではなく“今やっていることを楽しみながら成長していける指導”を大切にしています。

「皆何かしら輝く部分をもっているので、それを言葉で伝えて、褒めて伸ばしていくことを心がけています。6年の間に誰しもつまずく場面はありますが、その時々に何が必要かを見極め、具体的な指示であったり、休養であったり、その部員に合わせて声かけをします。部員それぞれで成長スピードは異なるので、長い目で成長を見守っていきたいです。
 ハードな部活動を6年間続けてきたことは、彼らの大きな自信となるでしょう。将来困難にぶつかった時、それを乗り越える力となってくれるはずです」

ココに注目!
プロの視点によるハイレベルな指導が
部員をより高みへと導く
ていねいなレッスンで日々成長を実感
「6歳年上の兄がOBで、楽しそうだったので入部を決めました」というNさん(フルート担当/中2)「6歳年上の兄がOBで、楽しそうだったので入部を決めました」というNさん(フルート担当/中2)

 入学直後に参加した部活動体験の時、フルート担当の先輩が優しく教えてくれたことをきっかけに入部し、フルートを選びました。プロのフルート奏者である大熊先生の個人レッスンを日常的に受けられる環境にも魅力を感じています。

 できない部分は詳しく教えてくださり、質問にもていねいに、的確に答えていただけるので、大熊先生のおかげで日々成長を実感しています。2022年のコンクールは人数の関係で鉄琴を担当しましたが、2023年はフルートパートで出場します。これまで以上に頑張って練習するつもりです。


大熊先生の熱い指導で頑張ってこれました
「今年のコンクールは金賞をめざします」と部長のUさん(トロンボーン担当/高3)。「今年のコンクールは金賞をめざします」と部長のUさん(トロンボーン担当/高3)。

 1年間を通して行事が多い学校ですので、夏のコンクール前や秋の文化祭前の練習は特に大変です。それでも部員一丸となって頑張れるのは、大熊先生の熱い指導のおかげ。プロの視点で各楽器の指導をしてくださり、優しくかつ的確。先生の演奏家仲間の方々からレッスンが受けられるのも恵まれていると思います。

 ドリル・パフォーマンスは体力も使い、ハードですが、代々受け継がれてきた衣装を着てのパフォーマンスには感慨深いものがあります。高3の引退を飾る行事でもあるので、全力で頑張りたいです。

(この記事は『私立中高進学通信2023年7月号』に掲載しました。)

進学通信 2023年7月号
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