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私立中高進学通信

2022年9月号

中1の始め方

横浜富士見丘学園中学校

生徒との対話を大事に
基礎学力を育てる

担任面談の様子。中1は、20人以下の少人数のクラスにこだわり、生徒一人ひとりとていねいに向き合うことを大切にしています。

担任面談の様子。中1は、20人以下の少人数のクラスにこだわり、
生徒一人ひとりとていねいに向き合うことを大切にしています。

 未来の社会で幸せに活躍する人を育成するために、「確かな学力」「活きた英語力」「理数教育」「生きる力」の育成に力を入れている同校。中学生活のスタートで大切にしている取り組みについて中1担当の先生にお話を伺いました。

少人数・男女別のクラスで
のびのびと力を発揮
中1担任/英語科教諭 加藤知恵先生中1担任/英語科教諭
加藤知恵先生

 2023年に創立100周年を迎える同校。2019年度から男女共学化し、「未来社会の主人公である子供たち一人ひとりが、自らの個性、資質を活かし、幸せに生きる力を育む」という教育目標のもと、多様な価値観を受け入れ、主体的に未来を切り拓くことのできる国際教養人を育成する教育を実践しています。

 同校は共学でありながら、中学段階では男女別のクラス編成をしています。

「女子と男子の精神的な成長のスピードの違いを考えて、それぞれの特性に合わせた指導をしています。一方で、一部の授業や学年行事、生徒会活動、部活動は男女合同で行っており、共学校の良さと男子校・女子校の良さを併せ持った環境が特長です」と学年主任の安見之宏先生は話します。

 文化祭の話し合いをしている様子を見てみると、女子のクラスでは、役割分担をしながらグループごとに活発な議論がなされていました。一方、男子のクラスでは、付箋に各自のアイデアを書き模造紙に貼り出しながら、話し合いの手がかりにしていました。

 女子クラス担任の加藤知恵先生は「男女別のクラスにすることで、異性の目を気にせずに、のびのびと自分らしさを発揮できるメリットも感じています」と話します。

学習記録ノート『あしあと』で
生徒の様子を把握する
中1学年主任/保健体育科教諭 安見之宏先生中1学年主任/保健体育科教諭
安見之宏先生

 小学校との環境の違いから、いわゆる“中1ギャップ”に悩む生徒も多い中1の初め。同校では、生徒一人ひとりの特長をていねいに捉え、適切なサポートをするために、中1段階では20人以下のクラス編成にしています。学習記録ノート『あしあと』は、生徒に中学生としての学習や生活のリズムを意識づけしていくのと同時に、担任の先生が生徒の様子を把握するためのツールにもなっているそうです。

「交換日記のようにコメントのやりとりをしており、相談ごとなどが書かれていることもあります」(加藤先生)

 使い方にも男女差があり、初めから使いこなせる生徒が多いのは女子、男子は苦手とする生徒が多いようです。

「書くのが苦手な生徒には、どのように使ったらよいかのアドバイスをすることで、少しずつ上達していきます。毎日続けることで、定期試験に向けたスケジュール管理の練習にもなっていると思います」(安見先生)

『国語ディクテーション』で
学力の土台となる
「聴く力」と「書く力」を育成

 同校では、中高6年間を2年ごとに3ステージに分け、成長段階に合わせた学習プログラムを実施しています。〈中1・中2〉のステージで大切にしているのが「基礎学力の定着」です。そのために、本年度より『国語ディクテーション』の授業が導入されました。

「ディクテーションとは、聞きとったことをそのまま書き取っていくトレーニングです。その目的は『聴く力』と『書く力』を養いながら、思考力の基礎を育むこと。国語力は、すべての教科に通じる学力の土台となりますが、その力を系統的に学び、伸ばす方法として採用しています」(加藤先生)

 たとえば、教員が70~80文字の文を読み、生徒はそれを聞きながら、可能なだけ書き取ります。その後に教員側が質問などをすることで、必要な情報がメモの中に入っているかを確認し、いかに"聞いたつもり"になっていることが多いかを気づかせます。

「一語一句すべてを書き写すことは難しいかもしれませんが、まずは、集中して聞くことから始め、段階的に要点を捉えて書くことなどを学んでいきます。話をしっかりと聞いて、それを簡潔にまとめる力は、情報を発信する力にもつながります。これはコミュニケーションの基礎であり、学習面に限らず、将来どんな道に進んだとしても必ず役立ってくれる力だと思います」(安見先生)

文化祭の発表に向けた話し合いの様子。
生徒同士による意見交換が自然に始まった女子クラス(左上)と、模造紙に意見を集約しながら授業を進める男子クラス(右上)。

中1・中2の生徒が、担任の先生と毎日やりとりをする「あしあと」。日々の学習や生活を振り返り、自分で管理できるように指導していきます。中1・中2の生徒が、担任の先生と毎日やりとりをする「あしあと」。日々の学習や生活を振り返り、自分で管理できるように指導していきます。
週5時間ある国語の授業のうちの1時間を『国語ディクテーション』の時間にあてています。週5時間ある国語の授業のうちの1時間を『国語ディクテーション』の時間にあてています。
英語を聞く・話す環境が身近に!

 中1と中2の朝や帰りのホームルームを、ネイティブスピーカーの副担任の先生が担当。また、ランチタイム、掃除の時間、学校行事など、学校生活の多くの時間をネイティブの先生と一緒に過ごします。

「日常的に英語に接することで、英語に対する心理的なハードルを取り除きます。ホームルームは、最初こそ日本語での補足をしますが、中1の後半から、説明はすべて英語で行い、生徒にも英語のスピーチにチャレンジしてもらっています」(加藤先生)

(この記事は『私立中高進学通信2022年9月号』に掲載しました。)

進学通信 2022年9月号
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