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私立中高進学通信

2024年8月号

保護者の私学ライフ

京華女子中学校

楽しく学校に関わり生徒と先生を支える

PTAでの活動を通じて、同校への揺るぎない信頼を寄せる皆さんの写真です

PTAでの活動を通じて、同校への揺るぎない信頼を寄せる皆さん。
「懇親会では保護者の間で先生の取り合いです!」

「21世紀型の賢い女性」の育成を掲げる同校。新旧PTA役員の皆さんに、父親の視点から同校やPTA活動の魅力を伺いました。

風通しの良い校風で
娘たちは本当に楽しそう

――お子さんが進学先に、京華女子を選んだ理由を教えてください。

伊藤裕義さんの写真です伊藤裕義さん。
前PTA会長。お子さんは2023年度に同校を卒業し、現在大学1年生。

伊藤さん
私が京華(男子校)の卒業生で、娘の希望もあって学校説明会に参加したところ、私が通っていた頃と雰囲気が変わっておらず、驚いたんです。親子で校風にしっくりきたことが、大きかったですね。

堀内さん
私の場合、娘が思春期を迎えそうなタイミングで高校受験をするのは難しいように感じ、中学受験を検討していました。学校選びをするなかで、女子校でありながら共学校のようでもあり、風通しの良い雰囲気が決め手となりました。

大貫さん
わが家は男女別学で1クラスの人数が少ない中高一貫校を志望していて、そのなかで決めたのは娘自身。娘のフィーリングを尊重する形で決めました。

――入学後、お子さんのどのような部分に成長を感じていますか?

堀内さん
とにかく学校が楽しそうですね。

大貫さん
娘は小学生時代、男子のいる環境に苦労していた時期があったのですが、今は毎日本当に楽しそうに通っていて、ありがたいです。

伊藤さん
うちの娘も小学生時代は友人関係に苦労していましたが、中学入学直後に「お友達から誕生日プレゼントをもらった」とうれしそうに帰ってきて、その姿を見ただけでうれしくて涙が出そうになりました。一人ひとりの個性を認めてくださる学校で、卒業生の皆さんも「京華(女子)に戻りたい(帰りたい)」とおっしゃいます。

――保護者の方が関わる学校行事には、どのようなものがありますか?

大貫さん
PTA役員は、京華祭や体育祭で飲み物の販売などをしています。

伊藤さん
昨年は京華祭でバザーも開催しました。農家さんが朝採りの小松菜を出品してくださり、大盛況でした。

大貫さん
体育祭には保護者が参加する競技もあります。声をかけると、皆さん本気で参加してくれます。

先生は生徒とだけでなく
保護者との距離も近い

伊藤さん
PTA主催で年1回先生と保護者の「クラス懇親会」を開くのですが、毎回保護者の間で先生の取り合いのようになっています。

堀内さん
先生と保護者の距離が近くて、PTAの役員が集まっていると、若い先生方も顔を出してくださるんです。おかげで学校のことに詳しくなって、娘と共通の話題が増えました。

大貫淳一さんの写真です大貫淳一さん。
お子さんは中2。昨年はPTAの書記を担当し、今年は会計監査を担当。

大貫さん
先生方が皆さんフランクで、お話ししていると自分が生徒に戻ったような気分になりますね。

堀内さん
確かに! 娘たちと一緒に私も入学したような気分です。

伊藤さん
温かな学校ですよね。私が京華に在学中、私の母もPTAの役員を務めていたのですが、その頃の役員仲間と今でも集まることがあります。

――保護者同士の距離感も近いようですね。

堀内さん
私はPTAの「学年代表」という係を担当していますが、なるべく保護者同士で仲良くなれる雰囲気を作っていきたいと思っています。

伊藤さん
中学は1クラスの人数が少ないので、保護者はほとんどLINEでつながっている感じですよね。

大貫さん
「このプリントが配られているそうだけど、送って!」みたいなやり取りをできるので、便利ですね。

伊藤さん
中学校の卒業式では、保護者が撮影した写真をみんなで共有しています。高校で人数が増えるので、親も子どもも新しい人と仲良くできるか心配していましたが、1学期の終わりくらいになると全員が打ち解けていて、とても安心した記憶があります。

「いい子が育つ学校」だと
心から実感しています

――改めてお父様方から見た京華女子の魅力はどのようなところでしょう?

大貫さん
先生との距離感の近さが魅力で、フレンドリーな雰囲気ですね。あと、同じ敷地内に男子校があるのも大きいと思います。別学を選ぶと、どうしても同性とのコミュニケーション一辺倒になってしまいますが、京華祭などを男子と協力して進めることができるのは、この学校ならではです。

堀内隆志さんの写真です堀内隆志さん。お子さんは高2と中2。昨年はPTAの広報を担当し、今年は学年代表を担当。

堀内さん
学校説明会で「この学校に3年いれば、すごくいい子に育ちます」と言われたことが、印象に残っています。学校説明会で先生がそう断言するのは、簡単なことではないと思いますが、娘たちは実際「いい子」に育っていると感じています。

伊藤さん
「勉強」や「スポーツ」だけに特化するのではなく、「人間力」が育まれる学校ですよね。京華女子の先生方が生徒を「いい子」に育ててくださることは、私たち保護者一同が太鼓判をおせます(笑)。

大貫さん
社会に出るための基礎力をしっかり育ててくださるので、卒業してから壁にぶつかる時でも、「頑張ろう」と思える子に育っていくと安心して見ています。先生方に熱意があり、生徒も負けないくらい目を輝かせているんですよね。ビジネス的な視点になりますが、きっと学校内での人間関係が良く、制度もしっかり確立されているから、先生方も本気で学校生活を楽しむことができているのではないかと思います。

伊藤さん
先生方は本当に面倒見がいいのですが、同時に適度な距離感を保って生徒と接していると思います。まず生徒自身に「どうしたい?」と考えさせて、自立する道筋を示してくださるんです。

堀内さん
面倒見がいいけれど、過保護ではないんですよね。

伊藤さん
そのような学校で保護者が果たすべき役割のイメージは、先生に教わっても上手く傘をさせず濡れてしまっている子どもの上から、黙って傘をさして濡れないようにしてあげること。私たちが直接何かをするのではなく、先生と子どもたちが100%、いや120%の力を出して良い時間を過ごせるように、じっくりと見守ることだと思うんです。

大貫さん
それは受験生の親としての心構えと一緒かもしれませんね。

堀内さん
確かに。親が受験を代わるわけにはいきませんから。

伊藤さん
子どもたちが全力を出せる環境をつくるために、保護者も楽しく学校に関わっていく。これからもそういう活動を続けていきたいですね。

保護者と先生の親睦旅行

 PTAでは年に1度、校長先生や学年主任の先生方と、希望する保護者が一緒に参加できる、日帰り親睦バス旅行を開催。昨年は横浜で中華街などを訪れ、今年は山梨に出かけたそうです。保護者と先生方の距離を縮めるイベントとして、参加者は楽しみにしているそうです。

日帰り親睦バス旅行の様子の写真です

(この記事は『私立中高進学通信2024年8月号』に掲載しました。)

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