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私立中高進学通信

2024年8月号

保護者の私学ライフ

青稜中学校

部活動での成長を見守っています

左から、S.I.さん、K.M.さん、F.N.さん。サッカー部オリジナル応援グッズのタオルを持って。
「厳しいなかにも先生方の愛情を感じます!」

学校生活において部活動は、同じ目的に向かって全員が力を合わせるという面で、人間的な成長につながります。サッカー部での生徒の成長ぶりを保護者からの目線で語ってもらいました。

保護者同士のネットワークで
子どもの情報を交換

――皆さんは息子さんが中学のサッカー部に所属されていますね。部と保護者の関わり方を教えてください。

S・Iさん
青稜のサッカー部には専用のアプリがあって、練習や試合の日程を把握できるようになっています。それを見て、「今日の試合はどこで何時から」などの情報を得ています。私自身はサッカーに詳しくありませんし、いろいろ聞くと息子に煙たがられるのですが、たまに練習試合の応援に行っています。

F・Nさん
サッカー部の先生が、そのアプリに試合や合宿の写真とともに子どもたちの様子をアップしてくださるんです。うちの息子は、中学生になってから家で学校の話をほとんどしなくなってしまったので、アプリを通して息子や友達の様子がわかって助かっています。当日の試合内容、練習での子どもたちの様子といった情報も載っています。また、サッカー部には保護者会があって、保護者のグループLINEもあります。試合の応援に行った人が、リアルタイムで試合経過を知らせてくださるので、ゴールが決まると、その場にいない保護者も「いいね」のスタンプを押すなど、盛り上がっています。

K.M.さんの写真ですK.M.さん。
高2女子と中2男子(サッカー部所属)が在学中。

K・Mさん
私は以前からサッカーが大好きで、息子が小さい頃からサッカースクールに通わせていました。うちの息子も母親には試合に来てほしくないようですが、息子には黙って試合の観戦に行っています。ほかの保護者の方も観に来ているので行きやすいです。息子にも「サッカーが好きだから行っているんだよ」と言って、1年間で数十回は行きましたね。

――試合を観に行くほかにもサッカー部の関わりがいろいろあるそうですね。

K・Mさん
部活動ごとに保護者の関わり方はさまざまのようですが、サッカー部は保護者会もあって、保護者同士の交流の機会が多いようです。入部して最初の保護者会では、顧問の先生から活動内容や練習場所、アプリの説明などをていねいに話してもらいました。

F・Nさん
保護者間の連絡係なども決めています。3月に静岡で合宿があった時には、家族で旅行がてら見学に行った方もいらっしゃって、とても楽しかったそうですよ。

K・Mさん
合宿では、洗濯や食事の片付けなども子どもたち自身で行うので、しつけにもいいですね。親のありがたみを感じてくれるんじゃないでしょうか。

S.I.さんの写真ですS.I.さん。
高1男子(中学時代からサッカー部に所属)が在学中。

S・Iさん
サッカー部の保護者同士の交流も盛んです。この年代の男の子だからか、みんな家ではほとんど何も話さないので、保護者の方と話をすることで、子どもの様子もわかるし、うちの子だけじゃないと安心することも多いです。

厳しさのなかにも
愛情をもって見守ってもらえる

――部活動をはじめとする学校生活で、お子さんはどのように成長したと思いますか。

S・Iさん
先生との関係や友達同士の関係が密で、部活動を楽しんでいます。「勉強もしっかりやったうえでのサッカーだ」ということは先生からも常日頃言われているので、息子もそれをしっかり守ってやれるようになったと思います。

F・Nさん
先生方が温かく見守りながらも、ダメなことはダメだときちんと言ってくださいます。息子は、入学当初はやんちゃな面もありましたが、部活動を楽しく続けたおかげか、少し落ち着いてきたようです。

K・Mさん
サッカー第一ではなく、忘れ物をしない、勉強をしっかりするといった生活習慣や人間的な成長に必要なところもきちんと育ててくださっています。テストの再試験と練習試合が重なり、再試験のために試合を途中で抜けて早退しなければならない生徒がいました。それは子どもたちにとっては恥ずかしいことなので、「次からはそうしない」というやる気につながったようです。そのように、先生方に上手に成長させてもらっていると思います。

――きょうだいで青稜に通っていらっしゃるご家庭も多いようですね。

F.N.さんの写真ですF.N.さん。
中3男子(サッカー部所属)と中1女子(ダンス部所属)が在学中。

F・Nさん
下の子は、兄がいろいろ叱られながらも楽しそうに学校へ通っている姿を見ていて、自分も通いたいと思ったようです。兄の文化祭や体育祭を見に行った時の楽しさもあって、青稜を志望しました。文化祭で見たダンス部のパフォーマンスの華やかさに憧れて、入学後はさっそくダンス部に入りました。

K・Mさん
上の子が入学した頃は、コロナ禍で登校できない期間でしたが、先生方が一生懸命やってくださって、ホームルームや授業をオンラインで行いました。下の子はそれを見て楽しそうだと思ったようで、自分も青稜に行きたいと志望しました。

――これから受験を考えている方に向けて、青稜やサッカー部のおすすめポイントを教えてください。

K・Mさん
練習試合を観に行くと、先生のほうから挨拶してくださって、子どもの様子なども教えてくださいます。試合についても「子どもたちは来ないでと言うでしょうが、それでも観に来てください」とおっしゃってくださいます。おかげで家では見られない子どもの一面を知ることができます。

S・Iさん
サッカー部の先生には心から感謝しています。厳しいなかにも愛情があり、温かい視線が親にも伝わってきます。思春期の子どもは、親の言うことはなかなか素直に受け入れてくれませんが、先生や先輩から言われると響くようです。親以上に子育て、そして人間形成をしていただいていると思います。

K・Mさん
忘れ物や遅刻をすると、試合に出してもらえないルールがあります。人としてきちんとすべきところをしっかり教えてくださって、しかもそれが先輩から後輩へと受け継がれていると思います。

F・Nさん
卒業生の現役大学生がコーチとして指導に来てくださるのですが、息子もその話だけはよくするので、憧れがあるようです。身近なところに目標となるような年齢の近い人がいて、進路を考える際にも参考になると思います。

保護者が試合の応援に駆けつける

 サッカー部の試合の情報は専用のアプリにアップされ、保護者は見学自由です。応援にもついつい熱が入ります。また、先生やほかの保護者との貴重な情報交換の機会にもなっています。

サッカー部の試合の写真です
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