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私立中高進学通信

2023年4月号

THE 母校自慢!~うちの学校のココが好き~

京華女子中学校

生徒の自主性を伸ばす先生と
前向きで明るい生徒たちが
楽しい学校生活を送っています

Nさん(左)/Mさん(右)

Nさん(左)/Mさん(右)
「妹は自分がやると決めたことは絶対やるタイプ。そこはすごく尊敬しています」(Nさん)。
「姉は勉強ができて、天真爛漫で気さくなところが好きです」(Mさん)。
大好きなラウンジで微笑む仲の良い2人。

「21世紀型の賢い女性」の育成を目指し、他者とつながりながら個性や可能性を自主的に開花させる学びを実践している同校。
生徒が学校説明会を企画運営するプロジェクト・KSCに所属するNさん(高2)とMさん(中3)姉妹に、自慢できる学校の魅力や、充実した学校生活について語ってもらいました。

明るくアクティブな雰囲気が
京華女子の魅力
姉・Nさんのお気に入りは、昭和8年築の趣を残した暖炉のある教室。高2の時、この教室で数学と生物の授業を受けました。姉・Nさんのお気に入りは、昭和8年築の趣を残した暖炉のある教室。高2の時、この教室で数学と生物の授業を受けました。

 2018年に京華女子中学に入学し、現在高2のNさんは、同校に進学した理由をこう話します。

「学校訪問をしたときに、生徒や先生の笑顔が素敵で、すごく温かく接してくださったことが一番の理由です。制服が可愛くて、バリエーションが多いところも気に入りました」

 入学してすぐ、「この学校に入って良かった」と強く感じたと振り返ります。

「とにかく明るくて、活動的な人が多いです。正直、女子校は人間関係が大変という印象があったのですが、そういうことは一切なく、むしろ女子だけの空間が開放感をもたらしてくれて、初対面でもゼロから友人関係を築くことができます。自分のプラス面を伸ばすことができる恵まれた環境だと感じました」

 そんなNさんの背中を追って、2020年に入学した妹のMさん。しかし、コロナ禍により、入学直後から授業はリモートになりました。それでもMさんは同校の良さを体感できたと振り返ります。

「リモート授業でグループ分けされていたときは、最初はなかなかグループのメンバーと話せなくて、友達ができるかどうか本当に不安でした。でも、出席番号別に登校できるようになってからは、みんなが『やっと会えたね』『直接会って話したかったよ』と言ってくれて、すぐに打ち解けられたのでうれしかったです。その後みんなで学校に通えるようになってからは、先輩方と交流することも増えていきました。本当に明るくて良い雰囲気の学校なので、毎日通うのが楽しいです」

生徒による活動組織も活発
受験生目線の学校説明会を実現
中1から2年間、コロナ禍で学校に通えない日々を経験した妹のMさん。毎日、学校に通えるようになった中3の教室は、一番落ち着ける場所だそうです。中1から2年間、コロナ禍で学校に通えない日々を経験した妹のMさん。毎日、学校に通えるようになった中3の教室は、一番落ち着ける場所だそうです。

「明るい雰囲気の学校の魅力を、学校説明会に訪れた受験生に感じてほしい」という思いから、Nさんは、中2から学校説明会の企画・運営を行う有志団体KSC(Keika Seek CLUB)で活動しています。もとは先生方のサポート役として受付や校内案内をする組織でしたが、〈共感力をそなえた、21世紀型の賢い女性の育成〉を目指す同校では、学校説明会を生徒主体の運営に改変、KSCのメンバーがその役割を担っています。

「もともとボランティア活動に興味があって活動していたのですが、学校主体だった当時は、受験科目など堅苦しい話が多くて、保護者は真剣に聞いているけれど、受験生はどんどん疲れた顔になっていくのを見ていました。本来、説明会は学校の良いところをアピールする場だし、受験生が一番知りたいのは入学後の学校生活のこと。私たちKSCが主体となってからは、制服のことやお気に入りの場所などを寸劇を交えて紹介し、受験生が楽しめるように心がけました。その結果、笑い声が聞こえるくらいにぎやかで明るい説明会に変えることができたと思います」

 Nさんや友人の誘いを受けて、Mさんも中3からKSCのメンバーとして活動しています。

「まだ活動歴は浅いですが、参加してくれた受験生の楽しそうな笑顔を見て私もうれしいです。この活動は高校生になってからも続けたいと思っています」

学校のサポートが
生徒の自主性を伸ばす

 NさんはKSCのほかにも生徒会に立候補し、役員として活動しています。さらに部活動のテニス部、国公立・難関私立大学進学を目指す特進クラスでの勉強と忙しい日々を送っています。しかし、「やりたいことは全部やって卒業したいと思ったし、忙しいほうが好きなので毎日楽しくて、大変だと思ったことはありません」と目を輝かせて語ります。

「まわりの友達から良い刺激をいっぱいもらえている」ことも、Nさんが前向きに歩める原動力となっているようです。それは妹のMさんも同じで、Mさんは中3になって成績がグンと上がったそうです。

「中学受験を経て入学したあとで、気が抜けてしまったところがあり、中2でガッカリするほど成績が下がってしまったんです。もともと負けず嫌いな性格なので、中学最後の学年は本気で頑張ろうと誓いました。まわりに勉強を頑張っている人たちが何人もいたので、その姿勢にもすごく影響を受け勉強しました」

 将来の夢はまだ決まっていないというMさんですが、「高校時代にすごく興味が持てることに出会えたらいいなと思います」と話します。

 一方、「KSCや生徒会の活動を通じて、人が喜んでくれること、人の笑顔を見ることが自分の目標になり、将来の夢を見い出しました」と語るNさんは、看護師を目指して大学受験に向けて邁進中です。

「担任の先生が、看護師を目指して大学で学んでいる卒業生を学校に招いてくれました。その卒業生に話を聞くことができて、大学生活の具体的なイメージが湧いてきてモチベーションが上がりました。本校は生徒数が少ないからこそ、先生と密に意見交換ができます。先生方は一人ひとりをていねいにサポートしてくださいますし、自分の力が発揮できる場も用意されています。生徒一人ひとりの自主性を伸ばしてもらえるので、受験生は安心して明るい学校生活を思い描いて受験してほしいと思います」

先生主導から生徒主体へと変わったことを告知したKSCのポスター。先生が作成し、校内各所に貼り出されています。先生主導から生徒主体へと変わったことを告知したKSCのポスター。先生が作成し、校内各所に貼り出されています。
Nさんが活動する生徒会が設置した「目安箱」。「中学から高校まで幅広い生徒に意見を聞くことができるので、新たな発見があります」(Nさん)。Nさんが活動する生徒会が設置した「目安箱」。「中学から高校まで幅広い生徒に意見を聞くことができるので、新たな発見があります」(Nさん)。

(この記事は『私立中高進学通信2023年4月号』に掲載しました。)

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