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私立中高進学通信

2023年9月号

私たち、僕たちが大好きな先生

青稜中学校

自分で考え、発信する
ことを重視した授業を

理科 西岡 華実(にしおか かざね)先生 私立中高一貫校を卒業後、東京理科大学と同大学院で応用生命学を専攻する。大学院卒業後に新任の理科教諭として同校に奉職。中学校の理科(2分野)、高校の生物を担当するとともに、中学校の担任を務める。自然科学部とSDGs部の顧問でもある。

理科 西岡 華実(にしおか かざね)先生
私立中高一貫校を卒業後、東京理科大学と同大学院で応用生命学を専攻する。大学院卒業後に新任の理科教諭として同校に奉職。
中学校の理科(2分野)、高校の生物を担当するとともに、中学校の担任を務める。自然科学部とSDGs部の顧問でもある。

2020年に教員となった西岡華実先生。大学院までの研究生活で得た知見と経験を踏まえ、「生徒が自分で考える」授業を展開。わかりやすく伝えることを大切に、生徒の「伝える力」「発信する力」を育みたいと願っています。

独自の資料を用意し
わかりやすく伝える工夫を
難解なことも、シンプルにわかりやすく伝えたいという思いを大切に、中学の理科2分野(生物・地学)と高校の生物を担当しています。難解なことも、シンプルにわかりやすく伝えたいという思いを大切に、中学の理科2分野(生物・地学)と高校の生物を担当しています。

――どのような経緯で私立中高一貫校の教員になられたのですか?

 小さい頃は、家で犬や猫、リス、金魚などの小動物を飼っていたこともあって、将来は獣医師になりたいと思っていました。大学・大学院では生物学を専攻し、将来の職業の選択肢を増やすために教職課程も履修しました。大学院1年生の時に、実験してデータをまとめ、外部に発表する経験を多く積むなかで、誰かに何かを伝えることに手応えを感じました。教員という仕事も、誰かに何かを伝える仕事だと思い、この道を志しました。私自身、私立の中高一貫校で過ごしたので、その経験を活かしたいと思い、本校の理科教員になりました。現在は、中学の理科2分野(生物・地学)と高校の生物を担当しています。

――理科の授業ではどのようなことを心がけていますか?

 教員になろうとしたきっかけが、「誰かに何かを伝えたい」というところにあったので、いかにわかりやすくものごとを伝えるかを心がけています。教科書などは情報過多な場合もあるので、授業で用いる資料やスライドは自分で作成して、必要最小限のポイントだけに絞ったものにしています。

 一方で、生徒たちにも「伝える力」をもった人になってほしいと思っています。そこで、中1からプレゼンテーションの機会を積極的に設けています。夏休みの自由研究で調査や実験をして調べたことを、秋にクラス全員の前で発表してもらうのです。模造紙などにまとめたものでもiPadでつくったスライドでもよいので、資料やデータを提示しながらわかりやすく発信する訓練をします。発表では、シャボン玉の研究をした生徒が、実演しながらシャボン玉が球体になる原理を説明するなど、独自の工夫を取り入れた発表もあり、こちらが感心することも多いですね。

 高校の授業でも私が一通り説明した後に、2〜3人のグループをつくってお互いに説明し合う時間を設けています。そうすると自分が理解している範囲を把握でき、逆にうまく説明できなかったところを中心に復習することが大学入試に対応する力を養うことにもつながります。

――理科では実験や観察も多いと思いますが、どのような観点を大切にしていますか?

 自分自身が大学や大学院で多くの実験や観察をした経験から、「生徒が自分で考えること」を大切にしています。理科の実験というと、方法が決まっていて、結果も教科書通りになると考えられがちですが、「なぜそうなるんだろう」「どうなっているんだろう」と疑問をもって考えることが重要です。調べたいことのために対照実験を自分で用意するなどの課題を生徒に出して、自分で考える姿勢が身につくようにしています。そうすることで、思考力・判断力・表現力もつくと考えています。

――定期テストではどのような出題をしますか?

 ただ暗記するだけでは解けない問題を必ず入れるようにしています。実験の結果を基に、どうしてこの条件を用意したのかなどを考えさせる出題です。もちろん、普段の授業で説明したことを正しく解釈していれば解ける内容です。例えば中3の地学では、「北半球と南半球では、なぜ季節が逆転するのか」を考えさせる問題を出題しました。

同世代に質問しやすい
環境づくりを心がける

――理科に苦手意識をもつ生徒にはどのような対応をしますか?

 理科に苦手意識のある生徒は、自分で考えることが苦手な場合が多いので、つまずく要素を極力減らし、理科を嫌いにならないようにしたいと思います。授業で演習用のプリントを配って個別に取り組ませると、教室が静かになり、わからない生徒はわからないまま時だけが過ぎてしまいます。そのため、わからないところは周りの人に聞いてもOKとしています。教員には質問しにくいと感じる生徒もいますが、友達になら質問しやすいようなので、そうした環境をつくるようにしています。

――生徒とはどのように接するようにしていますか?

 教職2年目から中学の担任をしていますが、困ったことがあれば何でも気軽に相談してもらえるような教員をめざしています。そのために、普段から生徒に話しかける際は、できるだけ柔らかな口調になるよう心がけています。固くなりすぎても、くだけすぎてもいけないので、そこのさじ加減は難しいのですが、これまでの経験を踏まえてスタイルが確立できたと思います。

――今後はどのようなことに取り組んでいこうとお考えですか?

 生徒がより発信力を身につける工夫をしていきたいと思っています。本校では生徒が1人1台iPadを持っているので、こういった電子機器をより有効に使うことで、発表の技術の幅を広げるとともに、その質も高めていけるようにしていきたいと思っています。

高校の生物の授業でも、独自に作成したスライドを映し出して、空欄に入る用語を考えさせるなど、アクティブに展開しています。

生徒の席を回って、質問を受けつけます。生徒の席を回って、質問を受けつけます。
授業でわからない箇所があれば、周りの人に聞ける時間を設けています。授業でわからない箇所があれば、周りの人に聞ける時間を設けています。
教員が一通り説明した後に、生徒同士で説明し合うことで、理解できた部分を確認します。教員が一通り説明した後に、生徒同士で説明し合うことで、理解できた部分を確認します。
進学通信 2023年9月号
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