Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!
LINEで送る

スクールポット中学受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト スクールポット中学受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト

X フェイスブック

私立中高進学通信

2024年8月号

私たち、僕たちが大好きな先生

目黒学院中学校

生徒が輝くフィールドを
見つけられるようサポート

英語科 小島陵亮先生

英語科 小島陵亮(こじま りょうすけ)先生
英語科教員。
私立大学の英米文学科を卒業後、私立校の教員を経て2016年度に同校に着任。
現在は中2のクラス担任を務める。

「生徒のことをよく知ってくれている」「授業がわかりやすく、質問がしやすい」と生徒に評判の英語科・小島陵亮先生。「生徒が楽しく過ごすこと」を何より大切にしているという小島先生に、生徒への思いや授業の工夫について伺いました。

生徒が楽しく過ごせるように
一人ひとりを見守ってサポート

――教員になりたいと思ったのはいつ頃ですか?

 中学の時から英語は好きな教科で、大学も英米文学科に進学しました。大学でどんな仕事に就くか考えるなか、思い出したのは楽しかった中高生時代のこと。友人や先生に恵まれ、にぎやかに過ごした毎日はかけがえのないものでした。特に中学で英語の面白さを教えてくださった担任の先生について思い返すうち、「教員になりたい」という思いが湧き上がりました。そこで、好きな英語を教えながら、生徒が楽しく充実した生活を過ごせるようにサポートする教員をめざすことにしたのです。

――生徒と接する際に心がけていることを教えてください。

「生徒が楽しく過ごせるようにサポートする」という姿勢をずっと大切にしています。悩みや不安が全くないという中高生は少ないと思うので、できるだけ生徒に寄り添い、楽しく、前向きになれるように支えていきたいと考えています。

 本校は少人数でアットホームな学校なので、生徒一人ひとりの日々の様子や表情の変化がよくわかります。「疲れているな」「何かあったな」と感じたら、タイミングを見て声をかけるようにしています。すぐに心情を打ち明けてくれる生徒もいれば、「大丈夫です」と本心を隠す生徒もいます。大丈夫と言われても、やはり生徒がつらそうなら、ほかの教員と連携して見守ります。無理をしていると表情に現れるので、そこで改めて話しかけるようにしています。

 また、本校は『フォーサイト手帳』を導入しています。『フォーサイト手帳』はPlan(計画)・Do(実行)・Check(比較・分析・評価)・Action(工夫・改善)を繰り返し書くことで、計画性と目標を達成する力をつけることをめざすものです。生徒は日々の予定や目標、学習計画を書いて、提出しています。そこに生徒のコメント記入欄があるのですが、周囲に人がいるとうまく自分を表現できない生徒も、手帳にはさまざまな思いを綴っていたり、絵で表現したりしているので、それをきっかけに話しかけるなど、コミュニケーションツールとしても活用しています。生徒の好きなことや興味のあること、得意なことも読み取れるので、学年が上がるにしたがって、進路の方向性を考える際にも役立てています。

どんどん話すことが
英語力上達のベースになる

――授業の工夫を教えてください。

 とにかく生徒に話してもらうことを大切にしています。英語の授業ではありますが、中1段階では問いかけにテンポよく答えることを重視して、「日本語でもいいから、自分の考えをまず声に出してみよう」と促しています。そうすれば、「今、日本語で答えたことは、英語ではこんな表現になるね」と伝えることができます。「間違えたらどうしよう」と萎縮せずに、どんどん話すトレーニングは、スムーズな英語でのやりとりのベースになります。

 また、英検指導にも注力しています。試験の直前期には、英語科の教員全員で、英検対策講習を行っています。希望者は2〜5級の受検級に応じて受講できます。準1級を受検する生徒がいれば個別に時間をとって対応しています。継続的に英検へ挑戦し、生徒に達成感を感じて自信をつけてほしいです。

 本校には6年間で2度の海外研修があります。1回目は中3でアメリカへ行き、約2週間1人1家庭でのホームステイを経験します。3月に実施されるアメリカ研修のために、生徒たちは中3から本格的に、ホームステイ・イングリッシュやアメリカの文化・習慣を学んで準備をします。

 2回目は高2のアジアセミナー研修です。これまでアジア圏のさまざまな国へ向かいましたが、近年はマレーシアとブルネイを1週間訪問しています。両国ともイスラム教圏なので、文化的になじみのない生徒はまず戸惑いを覚えるようです。しかし、ブルネイでの学校交流で現地の同年代の生徒たちと触れ合うことで、自分のなかのイメージが大きく変わったと話す生徒が多いのです。アメリカ研修で自立心を養い、英語学習へのモチベーションを高めた後に、アジアセミナー研修で英語によるコミニュケーションをよりスムーズにして、グローバルな視野を広げるというねらいがあります。

 2つの海外研修に向けて、生徒が前向きに英語学習に取り組み、充実した学びが得られるよう、英語の面白さやコミュニケーションの楽しさが伝わる授業を日々心がけています。

――受験生に向けてメッセージをお願いします。

 本校は生徒と教員、また上級生とのつながりも深く、大きな家族のように過ごせる学校です。一人ひとりを大切にして、お互いを尊重したコミュニケーションを重んじています。ぜひ本校で一緒にさまざまなことに挑戦しながら、自分が輝けるフィールドを見つけてください。

担任を務める中2生たちと。「元気なクラスです」と小島先生。担任を務める中2生たちと。「元気なクラスです」と小島先生。
ホームルームは和やかな雰囲気で進みます。ホームルームは和やかな雰囲気で進みます。
生徒の声
高3 小野寺りらさん高3 小野寺りらさん

 先生の授業は面白くて、説明がわかりやすいです。大学受験に向けて英検対策にも力を入れているのですが、先生の英検指導はとても実践的なのでありがたいです。


中2 土田琉介さん中2 土田琉介さん

 先生は、生徒が困っているとすぐに気づいて、優しく声をかけてくださいます。いつも明るく、話しやすい雰囲気なので、悩み事の相談もしやすいです。


中2 樋口結子さん中2 樋口結子さん

 生徒思いの優しい先生で、先生のクラスになれてうれしいと言っている生徒も多いです。英検指導を担当していただいたのですが、とてもわかりやすかったです。

(この記事は『私立中高進学通信2024年8月号』に掲載しました。)

進学通信 2024年8月号
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学通信一覧を見る
ページトップ