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私立中高進学通信

2021年8月号

みんなの自慢のコーチ

聖望学園中学校

元プロスポーツ選手が指導
第一線で活躍する心と体を育てる

バスケットボール部 藤井 美紀先生
サッカー部 生方 繁監督
バレーボール部 原田 美愛実先生

左から藤井美紀先生(バスケットボール部)、生方繁監督(サッカー部)、原田美愛実先生(バレーボール部)。

中学生は原則、全員参加で、運動部も文化部も盛んです。サッカー部、バスケットボール部、バレーボール部は第一線で活躍した先生が、監督や顧問として指導にあたっています。

部活動を指導する者同士、情報交換も欠かせません。2021年度より始まった小学生対象のイベント「スポーツ教室」では、ともに指導にあたっています。部活動を指導する者同士、情報交換も欠かせません。2021年度より始まった小学生対象のイベント「スポーツ教室」では、ともに指導にあたっています。

 本物に触れることで、個性や感性を磨き、人間的な成長を促すことを重んじている同校。部活動で生徒一人ひとりの個性やその能力を最大限に発揮できることをめざし、もって生まれた才能や能力だけでなく、周囲の環境を整え、力を引き出すことも大切にしています。

 トップレベルの技術を学ぶだけでなく、アスリートの発想や考え方を間近で知り、日々の生活に活かしてほしいとの希望から、同校のサッカー部、バレーボール部、バスケットボール部では、監督・顧問に元プロスポーツ選手を迎えています。プロの世界を経験した先生方の言葉には説得力があります。コロナ禍で試合のスケジュールも変更を余儀なくされている今年度ですが、部活動に真剣に取り組む同校からは、文武両道をめざす熱意が伝わってきます。

小中学生の指導経験豊富な
元Jリーガーが監督に就任
サッカー部 生方繁監督
中学サッカー部は男女混合で練習しています。繰り返し練習することで、上達することを生徒自身が身をもって感じると、日々の練習にもより熱が入るようになります。中学サッカー部は男女混合で練習しています。繰り返し練習することで、上達することを生徒自身が身をもって感じると、日々の練習にもより熱が入るようになります。

 中学サッカー部監督、そして高校サッカー部のコーチに、今年度就任した生方繁監督は、幅広い年代の子どもたちへの指導経験が豊富です。

 国士舘高校を卒業後、イタリアのクラブチームに約2年間所属し、帰国後はJリーグのアルビレックス新潟、ザスパ草津で活躍しました。選手引退後は、ザスパ草津・U─18や、U―15のコーチを担当。日本サッカー協会で小学校にアスリートを派遣する講演会のコーディネート、東日本大震災後の復興支援活動などにも携わってきました。

 指導力がとくに試されるのは中学サッカー部だと話す生方監督。

「サッカーが好きで入部した生徒も、中学生になると視野が広がり、興味の対象が拡大します。心身ともに変化の大きな時期に、サッカーだけでなく、勉強や生活面も含めて、自分のできることに向き合い、夢や目標を達成するためにチャレンジし続ける姿勢を育てたいのです。指導者として生徒たちと同じ目線で立ちつつ、時には真剣な言葉で伝え、本質に迫っていくよう心がけています」

 同校主催の小学生対象のサッカースクールのコーチも兼務している生方監督。思春期の子どもの心理を把握した指導に期待が高まります。

教員兼現役選手の指導のもと
考えるプレーを身につける
バスケットボール部 藤井美紀先生
生徒との対話を大切にしているバスケットボール部の練習風景。生徒との対話を大切にしているバスケットボール部の練習風景。

 バスケットボール部顧問で保健体育科の藤井美紀先生は、白鷗大学在学中に女子バスケットボール日本代表メンバーにも選出されました。卒業後は、バスケットボール女子日本リーグ(Wリーグ)のトヨタ自動車アンテロープス、山梨クィーンビーズ、シャンソン化粧品シャンソンVマジックで活躍しました。

 選手引退後、同校に2018年からバスケットボール部のコーチとしてかかわり始めました。そして、2020年度からは保健体育科の教員として授業も受け持っています。藤井先生の妹さんが同校の卒業生だったことから縁がつながったそうです。

 教員のかたわら、3人制のバスケットボール「3×3(スリーエックススリー)」の現役選手としてプロチーム「Tokyo Triple Threes」にも所属しているアクティブな先生です。

 同校中学のバスケットボール部は埼玉県西部地区3位で、これからの成長が期待されています。部のモットーは「夢中になること」です。

「生徒たちは、言われたことをするだけでなく、また、指導する側も答えを与えてしまうのではなく、自ら考えて判断し、行動する能力を育てることをめざしています。
 自分で考えて練習やプレーができるようになると、バスケットボールはもっと楽しくなります。間違っていてもいいので、プレー中の判断や動きに対して、生徒自身の言葉で意見や根拠が説明できるように、対話を大切にしながら日々、指導しています」

日々の練習で
文武両道のコツをつかむ
バレーボール部 原田美愛実先生
生徒には100%の力を出す経験を、中学のうちから体験してほしいというバレーボール部。生徒には100%の力を出す経験を、中学のうちから体験してほしいというバレーボール部。

 バレーボール部顧問の原田美愛実先生は、秋田県立角館南高校、東京女子体育大学を卒業後、Vチャレンジリーグの柏エンゼルクロス(現・千葉エンゼルクロス)で活躍し、選手としては2年間、スタッフとしては1年間チーム運営にかかわりました。2019年度から同校の保健体育科の教員となり、高校のクラス担任も務めています。2021年度から始まった同校の小学生向けスポーツ教室の企画者でもあります。

 同校の高校バレーボール部は埼玉県ベスト8、中学のバレーボール部は2019年度に創設され、初心者も経験者も混在するチームです。すべての選手が成長し、試合に勝ち進むことをめざして、日々練習に励んでいます。

「生徒には、『今できることを全力でやろう』と声をかけています。試合や本番で自分の力を出すためには、日頃の練習や普段の学校生活でも、100%の力を出す経験をしてほしいと考えています。
 目標を達成するためには、どのように練習したらよいかを逆算して考えて動く習慣が付けば、学習面でも計画的に準備する必要性がわかってくると思います。中学生には高校生のそんな姿を見ながら学び、社会に必要とされる人に成長していってほしいです」

進学通信 2021年8月号
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