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私立中高進学通信

2025年4月号

自慢の学校行事みてください!

聖望学園中学校

生徒全員が個性を活かして活躍
誰もが主役となる「中山祭」

2024年「中山祭」の中学棟のエントランス。生徒が考案し手作りした中山祭のキャラクター“ホーリーラビット”がお出迎え。

2024年「中山祭」の中学棟のエントランス。
生徒が考案し手作りした中山祭のキャラクター“ホーリーラビット”がお出迎え。

 2日間にわたり開催される同校の「中山祭」。中学のプログラムは、生徒全員が日々の学校生活における学びをさまざまな形で披露する場としています。

 展示物や発表からきらきらした光彩のような一人ひとりの個性が輝きます。

文化祭らしい祝祭感にあふれるゲート。高校棟には、クラスや部活動など参加団体による工夫を凝らした模擬店やアトラクションなどが並びます。文化祭らしい祝祭感にあふれるゲート。高校棟には、クラスや部活動など参加団体による工夫を凝らした模擬店やアトラクションなどが並びます。

 キリスト教の理念「敬・愛・信・義」に基づく中高一貫の教育活動を実践する聖望学園。多彩な学校行事が年間を通して行われており、例年9月に2日間にわたり「中山祭」(文化祭)が開催されます。「中山祭」は、日々の学習や部活動、委員会活動などの成果を中学の生徒一人ひとりが発表・披露する場になっています。例えば、教科の展示部門では、書写、美術、理科、国語、英語、音楽など、発表の展示物はさまざまです。

「中山祭は、生徒一人ひとりが日ごろの授業やさまざまな活動で培った力を発揮できる場にしています。展示するのは、限られた生徒の作品ではなく、生徒全員の作品です。教科の展示では、中山祭の発表を特別な目標にするのではなく、中学3年間で生徒たちが普段から積み上げてきた学習のプロセスを来場者の皆さんにご覧いただきたいと考えています。生徒自身も多くの作品に触れることで、自分にはない他者の視点や考え方に気づきます。友人への理解も深まり、自分を俯瞰して捉えられるようになるこの体験は、学力の伸びにもつながります」(国語科/千代田みゆき先生)

 また地域連携も重視し、飯能市を盛り上げることにも取り組んでいます。生徒たちが地元の商店街や社会福祉法人を取材し、地域の課題と向き合う探究型教育プログラム「サステナブルデザインキャンプ」を実施。この取り組みは、中山祭にも息づいています。

「中山祭では、探究プログラムを通じて交流が始まった地元のパン工房や障がい者支援に取り組むNPO法人に協力いただき、生徒がパンやクッキーを来場者に販売しています。また、日本文化部では2024年文化祭のテーマ『虹~笑顔の七原色~』に基づいて部員たちが考えたアイデアを地域の老舗和菓子店に伝え作っていただき、色鮮やかな美しい練り切りの和菓子は大好評でした。生徒たちが教員以外の大人たちと触れ合うことは貴重な機会。異なる環境の多様な方々と出会うことでアイデンティティが育まれ、将来の進路を考えるきっかけにもなると考えています」

 ハンドベル・吹奏楽の演奏や演劇、全員参加の学年合唱など、ステージでの発表も実に多彩です。里子支援を行う奉仕委員会の活動報告の展示や、体操部による演技会の催しもあって、生徒誰もが自分の個性を輝かせることができる舞台が用意されています。

「中山祭では、一人ひとりが自覚と責任を持って行事に携わり創りあげる過程の中で先輩・後輩の区別なく共に心を込め助け合う相互協力の大切さを知ると共に、仲間(チーム)にとって自分がかけがえのない存在であるという意義を認識できる大切な機会となるのではないでしょうか。中山祭での生徒たちの弾ける笑顔を見ると、私自身も胸が熱くなるんです」

パンフレットの表紙。文化祭のテーマ選定やイラストも生徒が作成しています。
パンフレットの表紙。文化祭のテーマ選定やイラストも生徒が作成しています。

パンフレットの表紙。文化祭のテーマ選定やイラストも生徒が作成しています。

 書道の教員免許も取得している千代田先生。日本の伝統文化である茶道、華道、着付けの師範免状を有し、自国の文化を身につけた真の国際人を育てる日本文化部の顧問を務めています。

「生徒たちには、相手を思いやる心(隣人愛)を大切にし、礼儀や品格を重んじ、多くの学びを礎に、真の人間力を身につけ世界に羽ばたいてもらいたいと願っています。この学園で培った強さがあってこそ、グローバルな社会を生き抜くことができると思うのです」(国語科/千代田みゆき先生)

61回目を迎えた弁論大会では、予選を経て選出された弁士たちが本戦に挑み、受賞した弁士2名による熱い主張が舞台で繰り広げられました。また、飯能市少年の主張大会においても最優秀賞を獲得しました。中学卒業までに英検準2級取得を目標とする英語教育にも定評のある同校。地域の英語弁論大会で好成績を収めた2名が発表した英語弁論も行われました。

61回目を迎えた弁論大会では、予選を経て選出された弁士たちが本戦に挑み、
受賞した弁士2名による熱い主張が舞台で繰り広げられました。
また、飯能市少年の主張大会においても最優秀賞を獲得しました。
中学卒業までに英検準2級取得を目標とする英語教育にも定評のある同校。
地域の英語弁論大会で好成績を収めた2名が発表した英語弁論も行われました。

華やかな和装でお客様をもてなした日本文化部の部員たち。華やかな和装でお客様をもてなした日本文化部の部員たち。
日本文化部では、手作りの日本の伝統文化である水引や和柄のミサンガを販売。お茶をたて、練り切りのお菓子もお出ししました。日本文化部では、手作りの日本の伝統文化である水引や和柄のミサンガを販売。お茶をたて、練り切りのお菓子もお出ししました。
中2の生徒たちによる木工作品が並ぶ技術作品展。中2の生徒たちによる木工作品が並ぶ技術作品展。
中1の生徒たちが思いを込めて書いた「聖書や祈りの言葉」の展示。中1の生徒たちが思いを込めて書いた「聖書や祈りの言葉」の展示。
美術作品展では、中学生全員の作品を展示しました。美術作品展では、中学生全員の作品を展示しました。
地域連携の一環として、学習で交流を深めた社会福祉団体のクッキーを販売。地域連携の一環として、学習で交流を深めた社会福祉団体のクッキーを販売。
進学通信 2025年4月号
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