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私立中高進学通信

2021年8月号

注目! News and Topics

恵泉女学園中学校

園芸、感話、留学など多彩な教育が育てる
自ら発信する力と夢を実現する学力

「成長のスピードも生徒たちの個性。家庭と学校の両輪で見守っていくことが大切です」と本山先生。

「成長のスピードも生徒たちの個性。家庭と学校の両輪で見守っていくことが大切です」と本山先生。

「聖書」「国際」「園芸」を教育の柱に、確かな学力と人間性を養う教育を実践する同校。本山早苗校長先生が、今春同校を卒業し、杏林大学医学部医学科に進学したL・Eさんのお母様(L・Nさん)を迎え、Eさんの学校生活を振り返りながら、同校が取り組む教育活動について語り合いました。

本山早苗校長先生本山早苗校長先生
L・NさんL・Nさん

人見知りだった娘の成長に
「感話」が与えた影響
約9万冊を所蔵するメディアセンター内のガジュマルの木の前で。読書好きのL・Eさんは、充実した蔵書に目を輝かせていたそうです。約9万冊を所蔵するメディアセンター内のガジュマルの木の前で。読書好きのL・Eさんは、充実した蔵書に目を輝かせていたそうです。

本山先生
お母様から見て、Eさんが本校で過ごした6年間で成長したと感じられるのはどのような点ですか。

L・Nさん
入学するまでは、姉や友達に遠慮してしまうような引っ込み思案な娘でした。中1の担任の先生とお話しした際は、「自ら考え、自分のやりたいことを前向きに表現できるようにサポートしていただけたら」とお伝えしたところ、6年間、先生方がしっかりフォローしてくださいました。特に毎日の礼拝での「感話」(※)を通じて、聞く力、書く力、発表する力が身についたと実感しています。

※1年間に3回、生徒が自分の考えや意見を原稿用紙3枚以上にまとめて、クラスメートの前で発表します。

本山先生
中高生は、自分と友達を比べがちです。生徒それぞれが自分の思いを「感話」でクラスの友達に向けて話すことで、次第に相手のことも自分のこともわかっていきます。「私はこういうタイプで、これでいいのだ」と自分の立ち位置を見つけられるようになっていきます。

L・Nさん
高校では、自ら希望してオーストラリアへ短期留学に行き、進路も医学部へのチャレンジを決めるまでになりました。また、信和会(生徒会)やクラブ活動の会計も務めました。人見知りが激しく、何事にも受け身だった娘が、自分の意志をはっきりと示して行動できるようになったところは、親の私から見ても大きな成長だったと感じています。

留学では、異文化に触れることで、他者を受け入れる力、人に共感できる力が身についたと思います。また英語で伝えることの難しさも痛感したようで、帰国してからは英語の勉強にもいっそう身が入り、コミュニケーション能力も伸びたと感じています。

土に触れることで
命を慈しむ心を育てる

本山先生
留学の経験が英語を学ぶモチベーションにもつながったのですね。本校の学びでほかに良い点と感じられていることはありますか。

L・Nさん
英語教育の素晴らしさです。基本からすべてを教えてくださるので、それが大学受験でも強みとなりました。また、恵泉に入学した理由のひとつが、園芸の授業があることでした。都内で土に触れられる環境を備え、園芸教育を実施している学校はほとんどありません。土に触れて植物を育て、収穫物をいただく――その大切さを学んでほしかったのです。

本山先生
「土を耕すことは心を耕すこと」と言いますが、園芸には人間性を回復させる、心を癒す側面があります。そして収穫物を得られることが大きな喜びで、食育にもなります。額に汗して、みんなで協力して花や野菜を育てることは、とても楽しい活動です。生徒たちには園芸のプログラムを通して、自然の摂理や働くことの尊さを知って、命を慈しむ、たくましく、しなやかな女性になってほしいと考えています。Eさんは、クラブ活動も園芸クラブでしたね。本校で命あるものを育てた経験が、医学の道へと進むことにつながっているのかもしれません。

L・Nさん
医師になりたいという漠然とした夢を抱いているのは知っていましたが、高校生になって、自ら医学の道に進みたいという決意を明かしてくれました。

本山先生
本校の生徒たちは、礼拝で先輩たちの話を聞く機会が多いのですが、将来の進路を選ぶ際にも先輩の話を踏まえて、自分の得意なことを活かして将来何ができるのかを考えるのが習慣となっています。Eさんのように、他者のために働きたいという「共に生きる姿勢」を常にもってくれていると思います。

L・Nさん
受験準備では、医学部受験特有のコツを学ぶため塾にも通っていましたが、基本は学校での勉強で何の心配もありませんでした。どの教科の先生方からも手厚いサポートをいただき、ありがたかったです。受験校を決める時も、どんなに難関であっても否定せず、まずは本人が最も行きたい学校へのチャレンジを後押ししてくださいました。受験に限らず、恵泉の先生方はあきらめないですね。

本山先生
園芸でも植物を育てるのには時間がかかります。多感な中高生時代の1年間は、大人の1年間とは異なります。生徒の変化を根気よく見守る、繊細なまなざしが大切です。

私は本校を「神様と人に喜ばれる学校」にしたいと思っています。神様に喜ばれるというのは、生徒一人ひとりが、自分は愛されて大切にされてきたという自己肯定感を実感できる学校のことです。人に喜ばれるというのは、生徒や保護者の方が希望する進路を実現できるための学力をしっかり育てる学校です。それを実現することが、本校としての責任だと思っています。

主体的な学びをさらに促進!

 今年度から、生徒たちが主体的な学びにいっそう取り組めるように自習室を拡充し、家庭学習用のアプリも導入しました。自習室は生徒たちで大盛況です。留学が実施できない期間も、バーチャルホームステイやSDGsについてのオンラインディスカッションで課題解決の学び等を行う「恵泉グローバル・スパーク・プログラム」という土曜講座も作りました。コロナ禍で制限はあっても、新たな取り組みを始めています(本山先生)

進学通信 2021年8月号
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