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私立中高進学通信

2021年2・3月合併号

多様性を身につける国際交流「海外研修」

淑徳中学校

30年以上の実績をもつ
アフターケアも万全な留学プログラム

30年以上、長期留学に生徒を送り出し続けてきた同校。事前準備から留学中・帰国後まできめ細かいケアが行われる同校の留学プログラムについて伺いました。

留学先の単位を認定し
帰国後も留年なしで卒業可能
髙安先生による留学コースの英語の授業の様子髙安先生による留学コースの英語の授業の様子

 コース別のクラス編成で大学進学へ向けたきめ細かい指導を行っている同校。中学では2コース、高校では4コースが用意されており、そのうちの1つが30年以上の実績を誇る「留学コース」です。グローバル教育部主任の髙安眞子先生に、同校の留学プログラムについてお話を伺いました。

「本校の留学コースでは高1の夏から高2の夏まで、全員が1年間留学します。留学先は、5カ国32校の多彩な名門私立高校から選べます。1年間の留学に対して30単位を設定しており、留学後も留年することなく3年間で高校を卒業できるのが大きなメリットだと思います」(髙安先生)

 1年間の長期留学の場合、留学先で取得した単位が在籍校で認められず、帰国後に1学年下のクラスに編入となる学校も少なくない中、文部科学省で認定される30単位をもって規定の期間で卒業できる点は、生徒に支持されるシステムです。

 また同校の留学コースは原則として1クラスで、高校の3年間を同じメンバーで過ごすので、生徒同士の絆が強いと髙安先生は言います。留学を控えた生徒たちは、そのような絆がある先輩たちの経験談を聞き、自分の留学の準備を進めています。2021年1月にカナダ留学に行く予定の倉持京弥さん(高1)も、そのように留学準備をしているひとりです。

「カナダへ留学した先輩全員に話を聞きました。どこの学校も郊外へキャンプなどに行く機会があって、そこで友達ができたという話を何人もの先輩が言っていたのが印象的でした。私もそこでたくさん友達をつくれるように頑張りたいと思っています」(倉持さん)

 中学で参加したアメリカでのサマーキャンプをきっかけに高校進級時に留学コースを選択し、1年間のアメリカ留学を体験した高2の藤井瀬名さんは、留学準備の段階で同校のネイティブの先生から教わったことが留学中に役立ったと話します。

「日常的に使う口語英語をネイティブの先生に教えてもらえたことは、すごく勉強になりました。たとえばアメリカの高校生は『How are you?』と同じ意味で『Howʼs it going?』と言います。こうした実用的な言葉はすぐに会話で使えました」(藤井さん)

事前の準備から帰国後まで
万全のサポート体制を確立
グローバル教育部主任/髙安眞子先生グローバル教育部主任
髙安眞子先生

 同校の留学先はアメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドの5カ国から選択し、各国の名門私立校から選ぶことができます。

「学校選びについては、事前の個別面談でそれぞれの希望に合わせてアドバイスをしています。留学先は私自身も足を運び選んだ学校で、受け入れ態勢は非常にしっかりしており、万全です。これまでの経験もあり、何かあれば生徒・学校・コーディネーターがスクラムを組んでケアしていく体制を確立しています」(髙安先生)

「留学中は、現地コーディネーターが細かく対応してくれるので心強かったです。学校も多くの留学生を受け入れているので、現地生たちも親身になって接してくれました。距離感を感じることはなかったですね」(藤井さん)

 留学で大きく成長して帰ってくる生徒たちですが、日本の学習から1年間離れているので、留学していない生徒と学力面で差がついてしまうと心配する生徒もいます。

「大学現役合格に向けて、学習面も手厚くサポートしています。加えて、留学で身につけた英会話の力を維持できるように、副担任のネイティブの先生と共にホームルームを英語と日本語で行うなどして、生徒が英語を使う機会を日々設け、充実した学校生活を送れるよう工夫しています」(髙安先生)

藤井さんのアメリカ留学中の様子。
「とにかくやってみる!」というチャレンジ精神を持って臨んだことで、
さまざまな体験を積み、多くの人との出会いを経験できました。

生徒インタビュー
演劇のクラスで
生まれて初めて演技に挑戦
藤井瀬名さん(高2)
藤井さんが手にしているのは、ホストファミリーが作ってくれた留学中の写真をまとめたアルバムです。藤井さんが手にしているのは、ホストファミリーが作ってくれた留学中の写真をまとめたアルバムです。

 中学で体験したアメリカでのサマーキャンプをきっかけに高校で留学コースを選んだ藤井瀬名さんに、1年間のアメリカ留学を振り返ってもらいました。

「英語はあまり得意ではなかったのですが、サマーキャンプの時に朝起きた瞬間から英語に囲まれて異文化を体験するのがすごく刺激的だったので、留学を決意しました。
 留学して一番印象に残っているのは演劇の授業です。人前で演技なんて恥ずかしくてできないと思っていましたが、実際にやってみると、『意外に楽しいかも』と思って自分でも驚きました。先生がすごく楽しい人で盛り上げてくれたのも大きいと思います。ずっとジョークを言っていて、日本にはいないスタイルの先生で大好きでした」

生徒インタビュー
先輩の体験談を勇気に
カナダ留学にチャレンジ
倉持京弥さん(高1)
先輩から「出発前は、とにかく単語をたくさんマスターして」とアドバイスされた倉持さん。先輩から「出発前は、とにかく単語をたくさんマスターして」とアドバイスされた倉持さん。

 2021年1月からカナダへ留学予定の倉持京弥さん。現地ではまず友達をつくりたいと話します。

「自分の意見を言えない消極的な面があるので、留学を通じて英語で自分の意見を述べる積極性を身につけたいと思っています。不安材料はたくさんありますが、先輩たちも同じ不安の中で成長し帰国しているので、私も頑張りたいと思っています」

進学通信 2021年2・3月合併号
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