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私立中高進学通信

2025年1月号

私学だからできるオリジナル教育

芝浦工業大学柏中学校

中3生全員参加の
ニュージーランド研修旅行

Hさんと一緒にステイした同級生と、ホストファミリーの子どもたち。
「ホームステイしたお宅は、ドラマや映画で見たままの雰囲気でした。
映画の中に入ったような感覚で、楽しかったです」(Hさん)

2024年、中3生全員が参加するニュージーランド研修旅行がスタート。異文化理解の進むニュージーランドで過ごした7日間、生徒は大きく成長しました。そのねらいや生徒の成長の様子、実際に参加した生徒の声を聞きました。

6泊8日の充実した旅程で
ホームステイを経験
国際部/濱口真那先生国際部/濱口真那先生

『創造性の開発と個性の発揮』を建学の理念とする芝浦工業大学柏では、グローバルな視点と問題解決力・自律的活動力を育む一環として、中3生全員参加の海外研修を実施しています。以前は中学校生活での思い出作りを目的とした修学旅行を実施していましたが、グローバル教育の充実を目的としてプログラムを全面的に見直しました。現地校10校との調整や学年全員分のホストファミリーの手配などの準備を経て、2021年度から実施する予定でしたが、コロナ禍で2024年度まで延期となっていました。

「感受性豊かで文化の違いを柔軟に受け入れられる中学生の時期に、海外を経験することは大きな意味があると考えています。ニュージーランドは安心・安全が担保でき、異文化理解が非常に進んでいて、生徒たちをフレンドリーに受け入れてくれました」(国際部/濱口真那先生)

 旅程は6泊8日で、うち5泊は2人1組でホームステイを経験。現地校10校に分かれて通いました。

「ニュージーランドは、先住民族であるマオリへのリスペクトがとても強い国です。お別れ会では現地校の生徒たちが“ハカ”を披露してくれました。本校生徒たちにとって、とても印象的だったようです。土地に根づく文化に触れられたことも、貴重な経験になりました」

海外体験をきっかけに
さらなる挑戦へ

 海外研修の前、生徒たちは、ニュージーランドについて調べてプレゼンテーションをしたり、日本の文化について英語で説明できるように練習したりするなど現地での授業に向けて準備を行いました。同校では中3から高2まで、外国人講師によるマンツーマンのオンライン英会話を週1回、授業内で実践しており、こうした積み重ねも現地でのコミュニケーションに役立ちました。

「やはり現地に行って、同世代の生徒とたわいない話で盛り上がったり、カルチャーに触れたりという経験が身になっていったようです。生徒たちが異文化を理解し、現地になじむ速度には驚かされました。英語を話すことに抵抗がなくなり、英語を学ぶ意欲がさらに高まっています」

 同校では高1・高2でも、イギリス・アメリカ・オーストラリア・カナダへの夏期ホームステイ短期留学が用意されています。中3でのニュージーランド研修旅行での経験や成長が刺激となり、高校での短期留学にも挑戦してみたいという声が多くあがっています。


滞在中のスケジュール
1日目 現地着。ホテル泊
2日目 現地校で歓迎セレモニー。ホストファミリーと学校で対面し、ホームステイ開始
3日目 現地校に通い、午前中は同校生徒のみの英語の授業。午後はバディと一緒に現地校の授業を受ける。宿泊はホームステイ
4日目
5日目
6日目
7日目 「班別研修」でオークランド市内を観光。ホテル泊
8日目 帰国
Hさんがホストファミリーと一緒に海辺を訪れた際の1枚。住宅のすぐ近くに大自然が広がっています。Hさんがホストファミリーと一緒に海辺を訪れた際の1枚。住宅のすぐ近くに大自然が広がっています。
最終日は班別にオークランド市内の名所やレストラン、カフェを巡り、ショッピングなど観光を楽しみました。最終日は班別にオークランド市内の名所やレストラン、カフェを巡り、ショッピングなど観光を楽しみました。
生徒 Homestay インタビュー
ホストファミリーやバディとの交流を通して
英語を積極的に話せるようになりました!
温かい雰囲気のなか、のびのびと成長

――ニュージーランドに行く前の意気込みや実際に行ってみての感想は?

(Hさん/中3)「ホストファミリーの方から『英語ができなくても気にしないで、どんどん話してみて』と言われて、『英語でとにかく話してみよう!』と頭が切り替わりました」(Hさん/中3)

Hさん
家族で海外に行った経験はありましたが、英語で現地の人とコミュニケーションをとるのは初めての経験。行く前は新たな挑戦にワクワクしていました。ニュージーランドに行ってみると、みんな優しく受け入れてくれて、英語があまり得意ではない僕でも緊張せずに話すことができました。広大で自由な学校に通って、現地校の生徒やホストファミリーとの交流などを通して現地のカルチャーに触れられたのもよかったです。

Iさん
私は2歳の頃から英語を勉強していたので、今回の海外研修は自分の英語がどれだけ通用するのかを確かめるうえでも貴重な経験になりました。

――ホームステイはどうでしたか?

Hさん
僕がお世話になった家庭には、3歳と5歳と8歳のお子さんがいて、とても仲良くなりました。全員元気な男の子で、毎日サッカーをして、疲れるまで遊んで寝るという生活だったので、打ち解けるのも早かったです。

(Iさん/中3)「芝浦工業大学柏では、希望すればオンライン英会話を毎日受講できるので、私は活用しています。シバカシは、頑張る人を応援してくれる仕組みが整っているところが好きです」(Iさん/中3)

Iさん
私のホームステイ先には、14歳と16歳の娘さんがいて、年齢が近いこともあり親近感をもてました。日本の友達と同じような感覚で、好きな動画の話をしたり、恋バナをしたり、盛り上がりました。ホストマザーもとても優しくて、毎日たくさん英語で話をしました。

――ニュージーランド研修を通して、成長したことは?

Hさん
僕は、もともと英語が得意ではなかったのですが、海外で英語を話すことへの恐怖心がなくなって、自信がつきました。この経験を活かして英語の勉強をもっと頑張りたいし、高校では夏の短期留学にも挑戦してみたいです。

Iさん
ニュージーランドの文化に触れ、日本との違いや共通点を知ることができたことがよかったです。現地ならではの言い回しがあるなど、教科書では学べない英語があることがわかったので、これからもいろいろな国に行って勉強したいですね。私も高校で短期留学に挑戦したいと思っています。

現地校でのHさん。「ニュージーランドの現地校では、バディだけでなく皆がランチや授業の合間に声をかけてくれて、どの生徒も温かく迎えてくれました。今後も英語を勉強して、海外の友達を増やしたいです」現地校でのHさん。「ニュージーランドの現地校では、バディだけでなく皆がランチや授業の合間に声をかけてくれて、どの生徒も温かく迎えてくれました。今後も英語を勉強して、海外の友達を増やしたいです」
Iさんと現地校のお友達。「みんなフレンドリーで、英語で話せることもとても楽しかったです!」Iさんと現地校のお友達。「みんなフレンドリーで、英語で話せることもとても楽しかったです!」

(この記事は『私立中高進学通信2025年1月号』に掲載しました。)

芝浦工業大学柏中学校  

〒277-0033 千葉県柏市増尾700
TEL:04-7174-3100

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