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私立中高進学通信

2022年神奈川版

注目!News and Topics

桐光学園中学校

東大、京大、一橋大、東工大など
国公立に127名、医学部に39名が合格

部活動などで自分が知っている先輩の合格実績を見て、後輩の下級生は「僕にもできる!」という自信が生まれ、学ぶ意欲がますます高まります。

部活動などで自分が知っている先輩の合格実績を見て、
後輩の下級生は「僕にもできる!」という自信が生まれ、学ぶ意欲がますます高まります。

『桐光プライド』を胸に
第一志望にこだわり抜く

 今年は、東京大学3名、京都大学1名、一橋大学3名、東京工業大学3名など国公立大学に127名(現役106名)が合格。また、医学部医学科には、特待生合格2名を含む39名(現役19名)が合格を果たしました。

 さらに私大では早慶上智に136名(現役109名)が、MARCH理科大には522名(現役415名)が合格しています。進路指導部長の武井まさる先生(英語科)に話を聞きました。

「コロナ禍が収束せず、高3生は大きな不安を抱えていました。こうした時だからこそ、桐光生としての誇りを胸に抱いて大学受験に挑むべきだと考え、私たち教員は『桐光プライド』をスローガンに生徒たちを叱咤激励しました。
 生徒は進路オリエンテーションや二者面談、三者面談を通じて、高2になると『第一志望宣誓書』を書き、志望校を決定します。教員は宣誓書を念頭にきめ細かなサポートを行います。その結果、揺るぎない決意のもと多くの高3光プライド』を胸に第一志望にこだわり抜く桐『生が第一志望の大学に総合型選抜や学校推薦型選抜ではなく、一般入試でチャレンジしました。特に今年は医学部医学科に合格する生徒が増えました。しかも、筑波大学や横浜市立大学、新潟大学といった国公立大学の医学部医学科に現役合格しています」

進路に合わせて学べる
理想的な環境を用意

 同校の快進撃の背景には、どのような指導があるのでしょうか?

「まず、コース制を導入していることです。中3から高1まで選抜クラスの『SA(Super Advanced)』と標準クラスの『(Advanced))』の2コースを用意しています。高2からは『文Ⅰ(国公立大文系)』『理Ⅰ(国公立大理系)』『文Ⅱ(私大文系)』『理Ⅱ(私大理系)』の4コースを設け、第一志望の大学に的を絞れるようにしています。
 また、『文Ⅰ』と『理Ⅰ』には、東大や京大などの最難関国立大をめざす生徒に向けた選抜の『αクラス』を設置し、少人数のクラスによる授業を展開しています。このように一人ひとりが自分の進路に合わせた理想の環境で学べるのです」(武井先生)

 さらに『通常講習』や『夏期講習』をはじめとする年間600以上の『講習』を用意しており、塾や予備校に行かずに実力を養うことができます。

 同校独自の男女別学も、学力向上に大きく貢献しています。広報部長の井戸 だい 先生(国語)はこのように話します。

「男女によって理解のプロセスは異なります。そこで本校ではそれぞれの特性を活かす教育を男女別学によって実践しています。
 授業は男女別々ですが、クラブや委員会、生徒会活動は合同です。『輝緑祭(文化祭)』や体育大会も男子と女子が協力して創り上げていきます」

「多様性」が進路意識や
学習意欲を高めていく
中1から中3まで、朝のホームルームの時間を利用して、国・数・英・社・理の小テストを行っています。時間は10分間です。合格点に満たない場合は、課題を提出したり、放課後に補習を受けたりしなければなりません。補習を受けると部活動の練習に遅れてしまうため、生徒は合格をめざして勉強に励むそうです。こうした小さな積み重ねが自宅での学習習慣を定着させ、基礎学力を揺るぎないものにしていきます。中1から中3まで、朝のホームルームの時間を利用して、国・数・英・社・理の小テストを行っています。時間は10分間です。合格点に満たない場合は、課題を提出したり、放課後に補習を受けたりしなければなりません。補習を受けると部活動の練習に遅れてしまうため、生徒は合格をめざして勉強に励むそうです。こうした小さな積み重ねが自宅での学習習慣を定着させ、基礎学力を揺るぎないものにしていきます。

 最難関大学の進学実績を誇る同校ですが、国公立や早慶、医学部だけに焦点を当てているわけではありません。同校のキーワードは「多様性」。進路指導も同様です。芸術科教科長の安達実先生は次のように語ります。

「過去10年間で東京藝術大学に8名、多摩美術大学に25名、武蔵野美術大学に16名をはじめ、美術系や音楽系の芸術大学に数多くの生徒が合格しています。今年は東京藝術大学に現役生が1名、既卒生が1名合格しました」

 同校では毎年、絵が得意な生徒が『輝緑祭』や修学旅行のパンフレットの表紙を描いたり、体育大会や『輝緑祭』でクラスごとに生徒が着るTシャツのデザインを手がけたりするそうです。

「さまざまな個性や夢を持つ生徒が集い、高め合える環境が本校にはあります。そのため、自分とはまったく違う分野をめざす同級生や上級生の話を聞くことで生徒の知識量も増え、視野が広がるとともに、刺激を受けてチャレンジ精神にも火がつき、高みをめざすようになります。
 そして、受験勉強に全力を注いだ経験が生徒を大きく成長させ、その後の人生の糧となるのです」(武井先生)

『ユニーク講習』には『TOKO SDGs』『実験!化学合成研究室』、『エルガリを弾こう』など校内で実施されるもののほか、校外で行われるプログラムも数多く用意されています。そのひとつが、写真の『フィールドワーク』。波の力でつくられた独自の地形を観察しながら、江ノ島を散策します。コロナ禍により、こうした校外で実施される『ユニーク講習』はしばらく中止になっていましたが、収束後に再開する予定です。『ユニーク講習』には『TOKO SDGs』『実験!化学合成研究室』、『エルガリを弾こう』など校内で実施されるもののほか、校外で行われるプログラムも数多く用意されています。そのひとつが、写真の『フィールドワーク』。波の力でつくられた独自の地形を観察しながら、江ノ島を散策します。コロナ禍により、こうした校外で実施される『ユニーク講習』はしばらく中止になっていましたが、収束後に再開する予定です。
生徒に配布される『講習』のハンドブック。普段の授業と組み合わせることで、希望の進路に向けた自分だけのオリジナルカリキュラムを確立できます。生徒に配布される『講習』のハンドブック。普段の授業と組み合わせることで、希望の進路に向けた自分だけのオリジナルカリキュラムを確立できます。
『講習』の概要。放課後の『通常講習』や夏休みの『夏期講習』に加え、教科の枠を取り払った多彩な『ユニーク講習』が用意され、生徒の知的好奇心を刺激しています。『講習』の概要。放課後の『通常講習』や夏休みの『夏期講習』に加え、教科の枠を取り払った多彩な『ユニーク講習』が用意され、生徒の知的好奇心を刺激しています。
医学部合格の実績を生んだ
教員と生徒、保護者の絆

 本校ではサポート体制を万全にするとともに、教員が生徒と保護者の方々とコミュニケーションを図り、強い絆を築くことを心がけています。特に医学部受験においては、この絆が生徒と保護者の方々を大いに勇気づけ、「あの先生が太鼓判を押してくれるのだから、大丈夫だ!」という安心感が生まれるのです。そのために私たち教員は面談を重ねるだけでなく、生徒や保護者の方々にこまめにメールや電話などでケアしています。(進路指導部長・英語科/武井 まさる 先生)

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