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私立中高進学通信

2023年神奈川版

注目! News and Topics

桐光学園中学校

旧帝国大学などの国公立大学に101名が
医学部医学科に23名が今春合格

毎年、国立劇場で歌舞伎教室を行った後、希望者に向けて東大キャンパスツアーを実施。今年は東大で学ぶ桐光学園卒業生だけでなく、東大の教授や助教となっている同校卒業生が案内役を務めました。昨年は同校から3名を東大に送り出しています。

毎年、国立劇場で歌舞伎教室を行った後、希望者に向けて東大キャンパスツアーを実施。
今年は東大で学ぶ桐光学園卒業生だけでなく、東大の教授や助教となっている同校卒業生が案内役を務めました。
昨年は同校から3名を東大に送り出しています。

30名近くの女子生徒が
阪大など国公立大に現役合格

 一橋大2名、東京工業大1名、北海道大3名、東北大3名、名古屋大2名、大阪大3名、九州大1名。これが今年の最難関国立大や旧帝大の現役合格者数です。国公立大合格者数は、既卒生も含めると101名(現役83名)。なお、同校では例年100名程度が国公立大に合格しています。

 医学部医学科には、横浜市立大や信州大などの国公立大に5名(現役3名)が、北里大や杏林大などの私立大に18名(現役10名)が合格しました。

 また、早慶上智には177名(現役158名)が、MARCH理科大には572名(現役450名)が合格。今年の早慶上智、MARCH理科大については、近年において特筆すべき合格者数と言えるでしょう。

 さらに多様性を尊重する同校では、芸術系大学の合格者も年々増えています。今年は東京藝術大に既卒生が1名、昨年は現役生と既卒生の計2名が合格しました。過去10年間を見ると、東京藝術大に9名、多摩美術大に26名、武蔵野美術大に17名をはじめ、美術系や音楽系の芸術大に合わせて78名もの生徒が合格しています。

 一方、国公立大における現役女子の成果も注目すべきです。大阪大2名、筑波大2名、東京外国語大2名、お茶の水女子大2名、東京医科歯科大2名など合わせて29名が合格しています。同校にはコンスタントに理系へ進む女子生徒も多数いるそうです。

『TOKO PRIDE』を胸に
第一志望の大学受験に臨む

 女子の実績には男女別学も大きく貢献しています。同校では男女それぞれの発達段階に即した教育を各教科で実践するため、男子と女子が別々の校舎で学んでいます。そして男女ともに大学受験へ向けたスローガンとなっているのが『第一志望大学附属桐光学園』と『TOKO PRIDE』。同校では、生徒が第一志望にこだわり抜いて、初志貫徹を果たすためのきめ細かな進路指導が行われています。進路指導部長の武井まさる先生(英語科)にお話を聞きました。

「私たち教員が生徒のためにできるのは、まずモチベーションを高めることです。高1になると全員がオープンキャンパスに参加し、施設を見学するだけでなく、教授や学生と言葉を交わしてくるようにと勧めています。北海道大や九州大など地方の旧帝大に足を運ぶ生徒もいます」

 すると「第一志望と決めた大学に絶対に行くんだ」という気概が生徒の心に生まれると言います。そして、文武両道に秀でた桐光生であることの『TOKO PRIDE』を胸に難関大学の受験に臨もうとするようになるのです。

『第一志望校宣誓書』で
決意を揺るぎないものに

 高2になると『第一志望校宣誓書』を書き、志望校を変更する場合には、担任と面談して双方が了解・確認したうえで志望校を新たに決定します。

「こうして生徒のモチベーションを高めるとともに、『通常講習』や『夏期講習』をはじめとする年間600以上の『講習』を用意しています。塾や予備校へ通わずに、第一志望大学に合格できる学力を培うためです」

『通常講習』には国・数・英・社・理の5教科があり、高校生は進路に合わせて各講座を自由に選択できます。行われるのは月曜から金曜までの放課後75分間。一方、『夏期講習』には『A』『B』『C』の講座をそれぞれ4日間にわたって用意。『C』は高3生のみで、共通テスト対策や国立大学二次試験対策の講座を中心に組んでいます。

「帰国生クラスで学び、英検準1級をもっている高1生が、高3生向けの英語の講座に参加できるなど、学年の壁を越えた講座も用意しています。そこでは、上級生も下級生も大きな刺激を受けるからです」

 その結果、揺るぎない決意を抱いた高3生が第一志望の大学に、総合型選抜や学校推薦型選抜ではなく、一般選抜でチャレンジするケースが多くなっています。今年は80%近くの生徒が一般選抜で受験しました。

さまざまな分野の第一線で活躍する大学教授などを招いて行われる『大学訪問授業』。昨年は早稲田大学文学学術院文化構想学部教授のドミニク・チェン氏(写真)が来校し、「未来をつくる言葉」をテーマに講演しました。この恒例行事が、生徒の進路選択のきっかけになることもあります。

さまざまな分野の第一線で活躍する大学教授などを招いて行われる『大学訪問授業』。
昨年は早稲田大学文学学術院文化構想学部教授のドミニク・チェン氏(写真)が来校し、
「未来をつくる言葉」をテーマに講演しました。
この恒例行事が、生徒の進路選択のきっかけになることもあります。

生徒に配布された今年の『講習ハンドブック』。
高3生に向けた一覧を見ると『東京大学・現代文記述添削』『小論文講習 医学部』
『理科 東京工業大学対策』など多くの講座が並んでいます。

中学校で行われる中間テストの『フォローアップ講習』の様子。定期テストの後に期間を設けて、取りこぼしがないように次回のテストに備えて苦手科目も復習します。中学校で行われる中間テストの『フォローアップ講習』の様子。定期テストの後に期間を設けて、取りこぼしがないように次回のテストに備えて苦手科目も復習します。
同校ではコース制を導入。中3から高1まで特進クラスの『SA(Super Advanced)』と標準クラス『A(Advanced))』の2コースを用意しています。高2からは『文Ⅰ(国公立大文系)』『理Ⅰ(国公立大理系)』『文Ⅱ(私立大文系)』『理Ⅱ(私立大理系)』の4コースを設置。第一志望の大学に的を絞れるようにしています。また、『文Ⅰ』と『理Ⅰ』には、東大や京大などの最難関国立大をめざす生徒に向けた選抜の『αクラス』を設置し、少人数クラスによる授業を展開しています。同校ではコース制を導入。中3から高1まで特進クラスの『SA(Super Advanced)』と標準クラス『A(Advanced))』の2コースを用意しています。高2からは『文Ⅰ(国公立大文系)』『理Ⅰ(国公立大理系)』『文Ⅱ(私立大文系)』『理Ⅱ(私立大理系)』の4コースを設置。第一志望の大学に的を絞れるようにしています。また、『文Ⅰ』と『理Ⅰ』には、東大や京大などの最難関国立大をめざす生徒に向けた選抜の『αクラス』を設置し、少人数クラスによる授業を展開しています。
進路指導室で生徒から相談を受ける武井先生。同校ではサポート体制を万全にするとともに、教員が生徒や保護者と面談を重ねるだけでなく、メールや電話などでこまめなケアも行っています。常にコミュニケーションを図り、強い絆を築くことを心がけているのです。進路指導室で生徒から相談を受ける武井先生。同校ではサポート体制を万全にするとともに、教員が生徒や保護者と面談を重ねるだけでなく、メールや電話などでこまめなケアも行っています。常にコミュニケーションを図り、強い絆を築くことを心がけているのです。
合格を勝ち取った時の喜び
それが一生の財産になる

「本校では生徒一人ひとりの意志を尊重しつつ、一般選抜で受験する姿勢を大切にしています。一般選抜のメリットは、多くの大学を受験できるため選択肢が増えること、そして受験が終わるまでの長く苦しい体験と、合格を勝ち取った時の喜びが一生の財産になることです。卒業式の当日になっても大学が確定せず、その後、国立大学の医学部に合格した生徒がいました。その時の生徒の笑顔を私は忘れることができません。」進路指導部長/武井大先生(英語科)

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