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私立中高進学通信

2025年神奈川版

注目! News and Topics

山手学院中学校

北米研修があるからこそ、山手学院へ
世界に一歩踏み出す場所

北米研修プログラムについてお話を伺った、官野良太先生、T・Rさん、N・Yさん。山手学院創設者である江守節子氏と松信幹男氏のメッセージの前にて。現在の「北米研修プログラム」の前身となるアメリカ研修は、江守氏が自身のアメリカ留学経験をもとに、「真の国際人を育成したい」という強い思いと多大な尽力によって築き上げたものです。

北米研修プログラムについてお話を伺った、官野良太先生、T・Rさん、N・Yさん。
山手学院創設者である江守節子氏と松信幹男氏のメッセージの前にて。
現在の「北米研修プログラム」の前身となるアメリカ研修は、江守氏が自身のアメリカ留学経験をもとに、
「真の国際人を育成したい」という強い思いと多大な尽力によって築き上げたものです。

 山手学院は「世界を舞台に活躍し、世界から信頼される人間を育てる」という建学の精神のもと、1966年の創設以来、国際交流を教育の大きな柱とし、多彩なプログラムを用意しています。なかでも、高校生全員が参加する『北米研修プログラム』は1969年から続く伝統行事となっており、現在では、高2の4月中旬に15泊16日の日程で、カナダとアメリカの都市にて2人1組のホームステイを行っています。

「北米研修は一期生の時代から続く伝統行事であり、山手生としての自覚を深めるうえで非常に大切な機会です。この体験を通して、普段学んでいる世界の出来事が、ひとつの地球という球体の中で起きていることだと実感できるでしょう。私自身、この学校の卒業生として振り返ると、新しい世界に踏み出すきっかけとなったのがこの研修であり、非常に大きな経験でした」

 こう話すのは、2025年4月の北米研修に同行した官野良太先生です。官野先生と、北米研修に参加した高2生のN・YさんとT・Rさんにお話を伺いました。

信頼関係の構築に力を注ぎ
多くの学びや気づきを得る

――北米研修プログラムの魅力をどのように感じていますか。

Tさん
もともと国際関係に興味があり、山手学院を選んだ理由の中でも北米研修が一番大きく、とても楽しみにしていました。4月の北米研修のホームステイで山手生が訪れた、アメリカ・カナダの9つの都市から高校生たちが山手に集まる『リターンビジット』も楽しみにしています。

Nさん
ホテルで食事を用意してもらったり、友達と観光したりする一般的な修学旅行とは異なり、現地の人と過ごす時間が多いことが、このプログラムの最大の魅力だと思います。

――プログラムに向けて取り組んだのは、どんなことですか。

T・Rさん(高2)T・Rさん(高2)

Tさん
高校に入ってから英語力を伸ばすために英語のラジオを聞くようにしていました。実際に行ってみると、聞き取れないことも多かったのですが、研修に行ったことがきっかけで、リスニング力が上がったと思います。

Nさん
北米研修プログラムを見据え、高1の8月にシンガポールで行われた『GLP(Global Leader Program)ツアー』(※)に参加しました。シンガポールでは現地校の学生寮で生活しながら、シンガポール国立大学で英語をツールとした課題解決型アクティビティやディスカッションに取り組み、大学生たちとの交流も行いました。このGLPで自信をつけたことで、北米研修でも積極的に取り組むことができ、とても充実した経験となりました。GLPで得たものも大きかったと感じています。

※中3・高1の希望者を対象に夏休み中に開催される約1週間のプログラム。

――一番の思い出を教えてください。

N・Yさん(高2)N・Yさん(高2)

Nさん
ホストファミリーと過ごす中で、英語はもちろんですが、マナーなど異なる文化や価値観を尊重して過ごすことを学びました。英語は得意ではありませんでしたが、時には翻訳ツールも使いながら、人と信頼関係を築くことに力を入れ、とても楽しかったです。一番の思い出は、ホストブラザーと焚き火をしたりバレーボールをしたり、一緒に過ごした時間です。

Tさん
ホストファミリーと映画を観に行ったり、絵を描いたり、いろいろなことを積み重ねた一つひとつの出来事がかけがえのない時間でした。家族の一員として親戚の誕生日パーティーに参加できたこともうれしかったです。ホストファミリーと日々の生活を共にする中で、言語や文化の壁を越えて、人の温かさや思いやりを感じられる素晴らしい経験ができました。

――学んだことや気づいたことはありますか。

Nさん
英語が得意でなくても、伝えようとする意思を身振り手振りで示すことが大切だと実感しました。また、現地の学校では、政治や経済の話題が当たり前のように話されていて、当事者として身近に意識していることに感心し、そうした姿勢を自分ももちたいと感じました。

Tさん
言語や文化の壁を越えて信頼関係を築くうえで、自分の意思を伝える大切さを学びました。それまでは友達との関わりの中で、自分の考えや気持ちをうまく伝えられず、つい周りに流されてしまうこともありましたが、今では自分の思いをきちんと言葉にして伝え、相手と理解し合える関係を築けるようになりました。

――北米研修を終えて、これからの目標を、ぜひ教えてください。

Nさん
英語を使って人や社会に貢献できるような仕事がしたいと思うようになりました。そのために、いろいろな国を訪れてみたいですし、大学では1年間の留学にも挑戦してみたいです。

Tさん
今回の研修を通じて出会った人々とのご縁を、これからも大切にしていきたいと思っています。大学に進学したら長期留学に挑戦したいと思っていますし、これからも英語力を伸ばし、海外でボランティア活動に取り組みたいという夢を実現させたいです。

――官野先生ご自身は、生徒たちの成長をどのように受け止めていらっしゃいますか?

官野良太先生(芸術科)官野良太先生(芸術科)

官野先生
二人にとって今回の北米研修は、本校が掲げる「世界から信頼される人間を育てる」という目標を意識しながら、自らの力を発揮できた貴重な機会だったと感じています。

Nさんは、「中学時代はあまり積極的に人と関わるタイプではなかった」と自己分析していましたが、北米研修やGLPといった新しい環境に身を置いたことで、本来持っていた力が自然と引き出されたのではないかと思います。

Tさんは、普段はどちらかといえば控えめな生徒でしたが、自ら『北米研修実行委員』に立候補し、自分を成長させるため前向きに取り組んでくれました。現地の方々を前にしてのスピーチや、山手生の意見をまとめる役割など、今振り返ると、どれも彼女にとって大きな挑戦だったと思います。

生徒たちはそれぞれの立場で、北米研修を通して人間的に大きく成長してくれました。

約2週間の滞在期間中は、2人1組でホームステイを行います。現地のハイスクールでの授業体験や観光地の訪問を通じて、ホストファミリーや地域の人々との交流を深めながら、異文化に触れる貴重な時間を過ごしました。日々のふれあいの中で、言葉や文化の違いを越えた温かな絆が育まれていきます。
約2週間の滞在期間中は、2人1組でホームステイを行います。現地のハイスクールでの授業体験や観光地の訪問を通じて、ホストファミリーや地域の人々との交流を深めながら、異文化に触れる貴重な時間を過ごしました。日々のふれあいの中で、言葉や文化の違いを越えた温かな絆が育まれていきます。

約2週間の滞在期間中は、2人1組でホームステイを行います。
現地のハイスクールでの授業体験や観光地の訪問を通じて、
ホストファミリーや地域の人々との交流を深めながら、
異文化に触れる貴重な時間を過ごしました。
日々のふれあいの中で、言葉や文化の違いを越えた温かな絆が育まれていきます。

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