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私立中高進学通信

2025年神奈川版

Students' Chat Spot

湘南白百合学園中学校

素の自分のままで、誰にでも居場所がある
女子校という環境

 江の島や湘南海岸を一望でき、晴れた日には富士山も望める恵まれた環境のもと、湘南白百合学園の生徒たちは学業に励むだけでなく、自らの興味を追求しながら、充実した学校生活を送っています。今回は、そんな日々をイキイキと過ごす3人の高校生に話を聞きました。

Mさん(高3)
Mさん(高3)

「体育大会実行委員長を務めました。新年度最初の行事が、全校生徒にとって印象に残る行事となるよう、試行錯誤を重ねました」

Tさん(高2)
Tさん(高2)

「生徒会長を務めています。フェアトレードや児童労働などの社会課題について考え、実際に行動へとつなげる活動をしています」

Kさん(高1)
Kさん(高1)

「生物部や生徒会の活動のほかに、有志の団体で、国際的なボランティア活動に参加しています。さまざまな国の中高生と交流を重ね、国際的な視野を広げています」

入学してから新しくチャレンジしたことはありますか?
Mさん「生徒たちの力で動き出している学校の今を、ぜひ見てほしいです!」

Kさん
生徒会に立候補したことです。私が入学した年から生徒会が発足し、生徒会長の姿がかっこよくて憧れるようになり、中2のときに役員に立候補しました。担任の先生に相談したところ、「せっかくの機会なんだから、挑戦してみなさい」と背中を押していただきました。当選できたことが本当にうれしかったです。これを機に「いろいろなことに挑戦していこう」と思えるようになりました。

Tさん
最初の挑戦は、中1の時に学校のSDGs有志団体『SEE(シー)』に参加し、小学生の頃から関心のあったフェアトレード活動に取り組んだことです。考えた企画をミーティングで発表する際は、先輩たちを前にうまく伝えられるか緊張しました。発表してみると、「いいね!」「すごいね!」と前向きな反応をもらえて、頑張ってよかったと心から思えました。そんな仲間たちと一緒に活動できることがうれしく、支えてくれる周囲の人たちにも本当に感謝しています。

Mさん
体育大会を生徒主体にしようという動きが高まっていて、ソフトボール部の先輩に誘ってもらったことをきっかけに、実行委員として関わるようになりました。今年の体育大会は5月16日に開催。昨年の9月頃から準備を進めてきました。完全に生徒主導で、業者の方とのやりとりや年間計画の作成、備品の発注、企画内容の相談など、すべて自分たちで進めています。

成長したと感じる経験や
力を入れてきた取り組みについて教えてください
Tさん「生徒会長として、生徒主体の活動の幅も広げていきたいです」

Kさん
私は現在、フィリピン支援を行うボランティアグループ「PVO」と、「BWB(Buddies Without Borders)」という2つの団体に所属しています。

PVOでは、フィリピンの姉妹校と協力し、クリスマスや文化祭の時期に学内で集めた支援物資を現地に送る活動を行っています。また、姉妹校の生徒とオンラインでつながりながら、国際的なボランティア活動を展開しているのも特徴です。

BWBでは、オンラインで世界中の10代の若者とつながり、国際問題をテーマにディスカッションや会議を行っています。アメリカやアジアの生徒たちと意見を交わすなかで、「日本でも何かできることはないか」と考えるようになり、昨年からは地元・藤沢のフードバンクの活動にも参加するようになりました。また、アメリカの中高生とも文通をして交流しています。

こうした活動のなかで、プレゼンテーションをする機会が多く、自分の意見をしっかりと伝える力、わかりやすい資料づくりのために工夫するスキルなども自然と身についてきたと感じています。国際的な視野とともに、伝える力も大きく伸びたと思います。

Tさん
中3の冬から高1の夏までの約6カ月間、自主留学という形でアメリカ・カリフォルニアに行ってきました。学校を一時的に休んで、自分で選んだ現地の学校に通う形です。

もともと「留学してみたい」という気持ちはあったのですが、一人で生活する不安のほうが大きくて、なかなか踏み出せずにいました。そんななか、周りの先輩方から話を聞いたり、先生方から親身なサポートをいただいたりしたことで、思い切って挑戦する決心がつきました。

日本人が多く参加するプログラム型の留学ではなく、「誰も知らない場所で、ゼロから飛び込んでみたい」という気持ちがあったので、一人で行く道を選びました。その分、とても濃く深い経験ができたと思います。半年よりももっと長い期間行きたかったくらいです。

留学中も、先生が日本から授業のプリントを送ってくださったり、帰国後の補講も用意してくださったりと、学習面のサポートがとても手厚くて、本当にありがたかったです。

Mさん
私は体育大会の実行委員長として、責任のある立場で活動したことが、自身の成長につながったと感じています。昨年の反省点を振り返り、各部門の委員同士が横のつながりを持てるように工夫したり、各種目ごとに毎日練習を行えるように日程を組んだりと、細かい調整も行いました。

開催するにあたり、さまざまな業者の方とのやりとりや、一般生徒を巻き込んだ事前準備などに力を入れました。大会当日は30名弱の実行委員で全校生徒をまとめ上げ、行事の運営に全力を尽くしました。大変ではありましたが、運営側として関わったことで「体育大会は、ただの行事ではないんだ」と実感し、運営の楽しさを知ることができました。また、学校のために動くこと自体が楽しく、やりがいになっています。

受験生へのメッセージをお願いします
Kさん「挑戦のチャンスにあふれた学校です」

Mさん
生徒会や実行委員会など、近年ではさまざまな組織や活動が立ち上がり、生徒主体の動きが加速しています。一見すると「伝統を重視する学校」という印象をもたれるかもしれませんが、実は新しいことを積極的に取り入れようとしている学校です。

Tさん
先生方は生徒からの提案にも前向きに耳を傾け、実現に向けて一緒に取り組んでくれる雰囲気があります。そのため、生徒にとっても、学校を自分たちの手で変えていくことが自然とできる、動きやすい環境です。生徒会長として、生徒主体の活動の幅も広げていきたいと考えています。

Kさん
部活動だけでなく、先輩と一緒に取り組めるさまざまなプログラムや活動の場が豊富で、自分のやりたいことにどんどん挑戦できるチャンスもたくさんあります。先生方のサポートの手厚さも感じています。個性豊かで楽しい先生が多く、授業もわかりやすくて面白いんです。そうした、人のあたたかさとチャンスの多さが、この学校の魅力だと思います。入学時に「やりたいことがまだ見つかっていない」という人でも、卒業する頃には夢中になれる何かをきっと見つけている、そんな学校です。

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