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私立中高進学通信

2025年神奈川版

Students' Chat Spot

清泉女学院中学校

校外活動を通して
「世界」が広がる!

 クラブや委員会の活動とは別に、生徒が主体となり発足した有志団体も活動している清泉女学院。模擬国連大会の企画・運営を行う清泉模擬国連大会(SMUN)の有志3人にお話を聞きました。

S・Mさん(高2)
S・Mさん(高2)

「ディベートも大好きです。清泉にはいろいろなことに挑戦できる環境があると思います」

O・Rさん(高2)
O・Rさん(高2)

「清泉模擬国連では中3から議長を務めています。先輩方のサポートがありがたいです」

S・Kさん(高2)
S・Kさん(高2)

「模擬国連の活動にハマりすぎて、朝から晩まで調べものをしていた時期もありました」

模擬国連に参加したきっかけは?

O・Rさん
もともと模擬国連に参加したいと思っていたので、中学受験の際に清泉女学院が模擬国連の活動をしていることを知って、この学校を志望しました。私は帰国生なのですが、英語力が伸ばせる環境だと思いました。

S・Kさん
校内の宣伝で知って、中2の時に初めて参加しました。友達と一緒にペアで参加したところ、活動が楽しくてハマってしまいました。模擬国連には形式やルールがあるのですが、最初は全然わからなくて…。そんななかでO・Rさんのペアが活躍していて、同じ学年なのにすごいなと感心すると同時に、自分ももっと頑張りたいと刺激を受けました。

S・Mさん
中2の時、友達から模擬国連のことを聞いて、一緒に参加してみようという話になりました。学生時代にやれることはなるべくやっておきたいと考えていたんです。ただ、初参加の時は正直、「すっごく楽しかった」とはなりませんでした。そこで先輩方が「続けていたら楽しくなるよ」と仰っていたので、楽しくなるまで続けてみようと思って今に至ります。

3月にタイで、バンコク国際模擬国連大会に
参加されたそうですね
「校外活動に積極的な生徒も多く、とても楽しいです」

S・Mさん
私がこれまで経験した模擬国連の中で一番楽しかったです。大会日程は3日間でしたが、日本での模擬国連との違いを大きく感じました。特に初日はWHOやIOCなどの機関に分かれた会議で人数も少なく、それぞれが大使としての意見をしっかり発言できました。みんなが自分と違う意見も認めたうえで対話をするので、有意義な意見交換ができました。日本だとリーダー的な人の意見に同調していく流れになりがちで、違う意見というより、「こういう見解もどうですか?」と付け加えに終始することが多いのです。タイの時は、別々の意見でもそれぞれを尊重し合う雰囲気が強かったので、密度が濃く感じました。

S・Kさん
私は英語に苦戦しました。会議中に言いたいことはあるのに、言葉が出てこないという葛藤がありました。でももっと英語を頑張ろうと思えましたし、良い経験になりました。タイの模擬国連は、個人が自由に発言できる機会が多いので、ディスカッションの醍醐味があると思います。

O・Rさん
私は2人とはちょっと違う感想です。初日の会場は20ぐらいのグループに分かれていて、それぞれが違う部屋で議論したのですが、私の部屋は割と日本での模擬国連と変わらない様子で、リーダー的な人たちを中心に議論が進められました。ただ、いろいろな国の人がいて国民性なども多様に表れるので、国内の模擬国連との違いは感じられ、とても刺激的でした。

模擬国連の魅力はどんなところですか?
「やりたいことを応援してくれる環境があります」

S・Mさん
毎回違う国の大使を務めるので、そのたびに別の国のことを知れますし、議題によっても調べる内容が変わるので、世界のさまざまな情報を得られるところです。自分の国についてだけわかっていても駄目なんです。ほかの参加国のこともリサーチしてそれぞれの立場を知っておかないと、「なぜそういう発言なのか」「なぜその意見に賛成するのか」といったことがわからなくなってしまいますし。

S・Kさん
そうなんです。交渉ではさまざまな国との協力も必要なので、ほかの国がどう考えているかを知ることが大事です。模擬国連の議題は世界的に問題となっている事柄が多いので、出てくる用語について調べたり、国の背景や文化・特色などを調べたりして、知れば知るほど楽しさが広がります。協力して1つの決議案を作るにはどうすればいいかを考えていくので、模擬国連を通じてコミュニケーション能力が成長したと感じています。また、いろいろな部分を俯瞰して考えることも必要なので、広い視野を得られるところが、すごく良いと思います。

O・Rさん
確かに! タイの模擬国連では薬物や犯罪といった議題もありましたが、コカインの生産国からすると、コカインを合法化して他国に売りたい立場だったりするんです。普通に日本で生活していたら考えにくい発想ですよね。でも、それで経済を支えている国もあるわけです。模擬国連で交渉役や問題を解決する役割を自分が担ってみて、いろいろな立場があるということに気づけました。

S・Mさん
私はタイの模擬国連で、本当に多くのことを得られたと感じています。最終日に別の部屋の人とペアになって議題に取り組んだのですが、その人の姿勢が素敵でした。自発的にリーダーを買って出るわけではないのに、発言していくなかで自然とリーダーになっていて……。私はこういうリーダー像に憧れていたんだと気づきました。間近でそういう人の振る舞いを見ることができたのも、良い経験になりました。

皆さんの将来の目標は?
「先生方や先輩方の面倒見の良さがすごいです!」

O・Rさん
具体的な進路は決まっていませんが、英語が好きなので、英語を活かせる分野に進みたいです。それから新しいことへのチャレンジが好きなので、これからもどんどん挑戦していきたいです。

S・Mさん
模擬国連やディベートなどの活動を通して、新しい世界が広がりました。自分から飛び込んでいくことの大切さがわかったので、積極的にいろいろなものを見たいと思います。調べるだけではわからないこともたくさんあるので、実際に足を運んで自分の目で確かめたいと思います。

S・Kさん
模擬国連やディベートなどの活動を通して、世界についてもっと知りたいと考えるようになりました。大学では世界のことを深く学べる学部を選びたいです。将来的にも日本だけにとどまらず、広く、いろいろな機会に恵まれた職業に就けたらと思っています。こうした目標ができたのも模擬国連のおかげです。模擬国連の活動には卒業生の方も協力してくださっています。さらにその方の大学の先輩とも交流が生まれることもあり、広い世代と交流できるのが清泉模擬国連の魅力です。先生方も含めて、挑戦をサポートしてくれる人が周りにたくさんいることに感謝しています。

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