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私立中高進学通信

2022年4月号

今そこ実感!大学附属・付属校ここが好き

文教大学付属中学校

生徒それぞれの希望の進路を叶えるために
学習・受験をサポート!

広報の渡邊先生(右)も同校の高校の卒業生。職員室前の学習スペースで、OB・OG同士の記念撮影。

広報の渡邊先生(右)も同校の高校の卒業生。職員室前の学習スペースで、OB・OG同士の記念撮影。

大切なのは生徒それぞれの
希望に合った進路選び

「人間愛」を教育の基盤に、ICTやキャリア教育にも力を入れている同校。1927年創立の伝統校である同校では併設大学の文教大学も含め、指定校推薦の枠も数多くありますが、「推薦ありき」の進路指導はしないというポリシーです。生徒の9割が外部大学への進学をめざし、多様な道を歩んでいます。

「自分の将来の目標と関係なく『評定基準に達しているから』という理由で推薦入学を選んだ生徒が、大学入学後に意欲をなくしてしまうケースは少なくありません。まずは本人の志望や将来の目標に沿った進路選択をしてもらうことを大事にしています」

 と広報の渡邊雄祐先生は話します。早い時期から社会とのつながりに目を向けさせ、社会貢献を念頭に置いた指導の中で生徒たちは将来の希望進路を決定していきます。

「将来、どのような道に進むのかを考えさせるため、中1から総合学習などでキャリアを意識させるカリキュラムを組んでいます。
 本校では中1・中2を成長期、中3・高1を探究期、高2・高3を飛躍期と位置づけ、キャリア教育の授業や、職業体験などの学校行事を通じて、社会や職業に対する意識を高めています」

 併設大学である文教大学への進学も、進路がマッチングする場合には積極的に活用しています。付属校だからこそ有利な受験システムも用意されており、一定の基準をクリアすれば、文教大学の希望の学部に内部推薦で進学することができます。また、成績優秀者は文教大学への推薦権をもちながら、他大学への入試に挑戦することも可能です。国公立大学に限らず、私立大学との併願もできるため、思い切ってチャレンジ校に挑むことができるのは大きなメリットです。

「難関大学合格を狙う生徒も増えています。近年は東京大学にチャレンジする生徒も出てきました」

2021年度 主な外部大学進学実績(卒業生および、既卒生)
私立大学 国公立大学
早稲田大学 2 國學院大學 5 愛媛大学 1
上智大学 2 成城大学 4 公立鳥取環境大学 1
慶應義塾大学 4 獨協大学 6 千葉大学 2
東京理科大学 10 武蔵大学 4 東京海洋大学 1
学習院大学 1 津田塾大学 1 東京学芸大学 2
青山学院大学 5 日本女子大学 2 防衛医科大学校 1
中央大学 18 東京女子大学 1 神奈川県立保健福祉大学 1
明治大学 21 日本大学 30 国立看護大学校 1
立教大学 19 駒澤大学 7 信州大学 1
法政大学 13 東洋大学 19 東京外国語大学 1
成蹊大学 2 専修大学 14 東京都立大学 2
明治学院大学 8
充実の学習指導で
進学実績が上昇
文教大学は2021年、東京都足立区に、国際学部・経営学部を擁する「東京あだちキャンパス」を開設。新しい選択肢となりました。文教大学は2021年、東京都足立区に、国際学部・経営学部を擁する「東京あだちキャンパス」を開設。新しい選択肢となりました。

 そうした背景には、生徒の希望進路を叶えるための充実の学習指導があります。なかでも『アサガク』と『文教ステーション』は、生徒の学習を強力にサポートしています。

『アサガク』とは、中1から高3の6年間にわたって週3回行われる、朝の5分間テストです。テストの内容は英単語や漢字、計算など学年によりさまざまあり、学力の基礎固めに大いに効果を発揮しています。

『文教ステーション』は、学習塾と提携した放課後の学習支援システムで、全学年の全生徒が利用できます。チューターが常駐し、中学生は19時30分まで、高校生は20時まで利用できます。こうした学習態勢が功を奏し、年々進学実績も上がり続けています。令和3年度入試では国公立に14名、早慶上理に18名、GMARCHに77名という成績を収めました。

「学習指導においては『最低限のラインはここ』としっかりと示し、取りこぼしがないようにフォローしていくことを心がけています」

 と渡邊先生。何よりも生徒の夢や目標を優先した学習指導が、生徒たちの進学へのモチベーションを支えているのです。

卒業生インタビュー
希望進路へのアドバイスに感謝
勉強への安心感も高かったです!
文教大学教育学部特別支援教育専修1年 百川 美衣奈さん文教大学教育学部特別支援教育専修1年
百川 美衣奈さん

 2021年3月に同校の中学・高校を卒業し、4月に文教大学教育学部に入学、教員をめざして学ぶ百川美衣奈さん。聴覚障害のある友人との出会いやボランティアで障害のある子どもたちと触れ合った経験から、特別支援教育の道をめざしました。

『教員になりたい』という希望から、内部推薦で文教大学教育学部に進もうと決め、高1から評定基準をクリアすることを意識して定期考査に取り組んできたそうです。

「一貫校の学校生活の中で、一番よかったのは、高校受験をせずに済んだことです。中学から先取り学習をしているので、高入生より余裕があり、将来のことをじっくり考えることができました。これも一貫生のメリットだと思います。
 付属校といっても学部ごとに枠が決まっていて、評定の上から順に入学資格を得られると聞いていましたので、できるだけ良い成績を取ることを心がけました」

実感する一貫教育の魅力

中高のギャップがなく、スムーズに高校の学習に入れる点が大きなメリットです。

大学で学んでいること

小学校の教員と特別支援校の教員、2つの教員免許の取得をめざしています。

なりたい職業や夢

特別支援教育の場で、一人ひとりに合わせた対応やニーズを考えられる教員になりたいです。

 中高の6年間は水泳部で活躍した百川さん。

「高校受験がなく、中3での部活動の引退がないため、6年間一つのことを極められるところも、一貫校の利点です」

 週5日の練習に加えて大会も多く、部活動はハードでしたが、それでも好成績をキープできたのは、「考査前の学習に加え、普段の授業にきちんと向き合ってきたからだと思います」と言います。

 忙しい百川さんには、先生方のフォローも大きな力になりました。

「ハイレベルクラスに所属していたのですが、英語などは授業以外で教わることも多かったです。職員室前に学習スペースがあるので、そこで勉強もしましたし、授業が終わって質問にもよく行きました。
 質問をすると、先生は必ず放課後に時間を作って教えてくださいますし、教員志望であることを話すと、『さまざまな教科をバランス良く学ぶことが大事だよ』とアドバイスしてくれて、そこでいっそう勉強を頑張るようになりました。
 先生方もアットホームな雰囲気で、サポートも手厚いことが母校の良さだと思います」

(この記事は『私立中高進学通信2022年4月号』に掲載しました。)

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