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私立中高進学通信

2019年8月号

実践報告 私学の授業

文教大学付属中学校

タブレットPCの積極活用で
理解力・積極性がアップ

授業から活動記録までトータルでデジタル化
主人公の変化を、イメージマップで表現。図式化することで、物語への理解が進みます。

主人公の変化を、イメージマップで表現。
図式化することで、物語への理解が進みます。

すべての教科でタブレットPCを活用
国語の授業で主人公の気持ちを20字以内で書く問題が出され、生徒たちはタブレットPCにそれぞれ答えを書き込みます。これを電子黒板に投影して発表する取り組みも行います。国語の授業で主人公の気持ちを20字以内で書く問題が出され、生徒たちはタブレットPCにそれぞれ答えを書き込みます。これを電子黒板に投影して発表する取り組みも行います。

 今年度から中1・高1の全生徒にタブレットPCを導入した同校。これを活かした学びが全教科で展開されています。パソコン教室を活用し、PCでの学習に取り組んできた同校ですが、今回の一斉導入にあたり期待する部分はどこでしょうか。

「これからの時代、情報機器を使いこなすスキルは必須です。しっかり習得し、さらに、生徒たちが私たちの想定の先を行く使い方をしてくれることを期待しています」

 と、中1の学年主任の荒木泉子先生は話します。各教科での使い方は担当教員に任されていますが、学年全体で、ちょっとした作業でもタブレットPCを使わせるように、意識して学習に取り入れているそうです。

 キーボード付きを採用している点もこだわりです。

「最終的には文字をきちんと打てることが大切だと思っています。タイピングは技術家庭科で学びますが、生徒たちの習得は速いですね」

 大学進学後や就職後に必要となることを見据え、タッチタイピングをしっかりと習得させ、使いこなせるように指導しているそうです。

プレゼンテーション資料の共有や
学校行事での振り返りも

 タブレットPCの活用は、教科学習にとどまりません。学習支援アプリ「Classi」(※1)を使って、自分で勉強した時間を毎日記録し、教員がチェック。課題や簡単なテストの配布にも使っているそうです。これに加え、アメリカの大学でも採用さているSNS型ポートフォリオシステム「Feelnote」(※2)も導入。学校行事などの記録・振り返りに活用しています。

 タブレットPCを快適に使う環境も完備されています。学内のサーバー上には、教員だけでなく生徒専用のフォルダも割り当てられているため、部活動や生徒会での情報共有や発表資料のたたき台を友達同士で共有し合うなど、生徒たちも積極的に活用しているそうです。

 群馬県みなかみ町で宿泊研修を行う『トリニティーキャンプ』では、今年からタブレットPCを活用した事前・事後学習を実施しています。

「従来は精神の鍛練を主な目的とした宿泊行事でしたが、今年の中1のキャンプでは、行きのバスの中でタブレットPCを使って、群馬県に関する事前学習を行いました」

 と、荒木先生。こうした取り組みを行うことで、地域に対する問題意識を持つなど、学びにつなげていきたいとのことです。

「現地で体験したラフティング(※3)では、ネパール人のガイドが説明をしてくれたのですが、ここから外国人登用の問題を考え、事後学習としてFeelnoteに投稿した生徒がいました。
 タブレットPCを使って、教科学習はもちろん、知識を得て体験し、問題意識を持って振り返り、さらに周囲と共有する手段として活用を促していきたいですね」

※1 Classi…ICTを使って教育現場をサポートするクラウドサービス。
※2 Feelnote…ハーバード、プリンストンなどの名門大学で採用されているオンラインアプリケーション。
※3 ラフティング…「ラフト」と呼ばれる小型のボートを使って川下りをするアクティビティ。

授業での活用をチェック
自分の考えを図式化する取り組みで
教科の理解がグンと進む
主人公の心の変化をイメージマップで作成

国語の授業

 中1の国語の授業では、『花曇りの向こう』という短編小説の読み取りで、タブレットPCが効果的に活用されていました。この日の授業では主人公の心の変化について、パワーポイントを利用したイメージマップで表現する課題が出されました。

 生徒たちは思い思いに自分が考えるイメージを図にしていました。

「小説を読み取る際には、常に気持ちを形にするという作業が大事なのですが、こうやって思考を見える形にすると生徒も理解しやすいですし、深い発見にもつながって、とてもいいと思います」(荒木先生)

中1生の加藤晴之くん(左)
「タブレットPCがあると、気持ちを伝えやすく、友達の意見との違いもわかり やすいと思います。新しいことをしている感覚もあって授業が楽しいです」
追立佑樹くん(右)
「パワーポイントで主人公の気持ちの動きを図に描くと、文字で書くよりもいろいろ思いついて、自分なりの意見が出しやすかったです。辞書機能なども使えて、便利ですね」
教員が使うタブレットには、生徒全員のすべての解答を映し出すことができます。これを電子黒板に投影して、互いの意見を見る学びも行っています。教員が使うタブレットには、生徒全員のすべての解答を映し出すことができます。これを電子黒板に投影して、互いの意見を見る学びも行っています。
授業での活用をチェック
デジタル教科書を使った学びで
効果的に学習を進められる
英語の発音の学びにもタブレットPCが活躍

英語の授業

 英語の授業では、音や映像も使って学習を進めています。教員はデジタル教科書を電子黒板に投影しながら説明。生徒たちもそれを見ながら発音の練習や、綴りの練習をしています。

 ワークブックで演習を行う際は、以前は教員が1枚1枚採点をしていましたが、今では生徒が各自タブレットPC上で自己採点。これを教員が一斉閲覧によりチェックすることで効率良く授業を進めています。

 また、英語学習での最も大きな効果が、発音の練習が個別にできること。生徒たちは自宅でお手本の音声ファイルを確認しながら自分の発音を録音、そのデータを宿題として教員に提出するそうです。

個別に配信される問題を解き、答えを教員に送信。生徒たちはペンとキーボードを上手に使い分け、学習を進めていました。個別に配信される問題を解き、答えを教員に送信。生徒たちはペンとキーボードを上手に使い分け、学習を進めていました。
「英語を学ぶうえで発音に関心を持ってほしいので、タブレットPCによって音声を常に参照できたり、動画で音声を確認できたりするメリットはとても大きいと思います」と英語科の伊藤雅徳先生。「英語を学ぶうえで発音に関心を持ってほしいので、タブレットPCによって音声を常に参照できたり、動画で音声を確認できたりするメリットはとても大きいと思います」と英語科の伊藤雅徳先生。

(この記事は『私立中高進学通信2019年8月号』に掲載しました。)

文教大学付属中学校  

〒142-0064 東京都品川区旗の台3-2-17
TEL:03-3783-5511

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