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私立中高進学通信

2022年4月号

目標にLock On!! 私の成長Story

聖徳学園中学校

全幅の信頼を寄せる先生と
ともに歩んだ6年間

生徒一人ひとりの「個」を大切に、きめ細やかな教育を行う聖徳学園。生徒と先生の距離も近く、厚い信頼関係が結ばれています。6年間の学校生活を糧に夢へ向かって歩んでいる卒業生に、中高時代を振り返ってもらいました。
東京都立大学 都市環境学部建築学科1年 奈良 紗彩さん

東京都立大学
都市環境学部建築学科1年
奈良 紗彩さん

小学生の時に芽生えた夢が
中高で“目標”に
思い出のモノ 中高時代は、ダンス部の活動に熱中していた奈良さん。チアダンス、ヒップホップ、ジャズダンスとさまざまなダンスを踊っていたそうです。思い出のモノ
中高時代は、ダンス部の活動に熱中していた奈良さん。チアダンス、ヒップホップ、ジャズダンスとさまざまなダンスを踊っていたそうです。

「建築士になる」という目標に向かって、東京都立大学の都市環境学部で学んでいる奈良紗彩さん。「建築士って、すてきな仕事だな」と初めてその魅力を感じたのは、小学生の時だったと言います。

「小学校の卒業文集『将来の夢』で、一番興味があった建築士について書いたことを覚えています。その頃はまだ、どのような仕事なのか理解していたわけではありませんでしたが、テレビで建築士の方の特集を偶然観て、住宅の模型を作り、それを形にしていくことが楽しく感じられたのがそのきっかけでした」

 その後、父親の母校(旧・関東高等学校)でもある聖徳学園に入学した奈良さんは、中1の頃に早くも進路面談を受けます。

「まだ中1だったので、軽い気持ちで面談に臨んだのですが、先生に志望校などを具体的に聞かれて驚きました。それだけ進路指導がしっかりしているということですが、自分の将来について真剣に考えていなかった私は、小学校の時に漠然と憧れていた『建築士』を思い出し、とっさにそう答えました。その時から、改めて自分の進路について考えるようになり、『建築士』という夢が、明確な目標となりました」

クラブ活動を通して育んだ「継続する力」

 同校在学中は、学習だけでなく、ダンス部の活動にも熱心に取り組んでいた奈良さん。

「ダンス部では、先輩が活動を続けてきたなかで培ったものを後輩へ継承することで、部全体のレベルアップを図ります。一番の目標はお客さんの前で発表すること。特に文化祭での発表は、高2生にとっては引退の行事でもあるので、とても思い出に残っています。私たちはディズニーの曲を使い、さまざまなダンスを組み合わせたステージを披露しました」

 高2の時には部長を務めていた奈良さんは、クラブ活動を通して、何よりも「続けることの大切さ」を学んだと話します。

「私は、運動が苦手でした。ですので、振り付けを覚えるのにも時間がかかり、練習を辛く感じる時もありました。ですが、『中途半端なままで諦めてしまったら、続けていた期間が無駄になってしまう』『やり切った時には、きっと充実感を感じられる』と、自分を鼓舞して頑張りました。その甲斐があって、ダンスも少しずつ上達し、部長としても役割を果たすことができました。私にとって、続けることで手に入れた達成感は、かけがえのないものでした」

担任の先生の全力サポートで
大学受験も見事成功
「クラスメートもみんな仲が良く、まるで家族のような存在でした」と、中高時代を振り返る奈良さん。「クラスメートもみんな仲が良く、まるで家族のような存在でした」と、中高時代を振り返る奈良さん。

 充実した学校生活を送った奈良さんに、改めて中高の6年間を振り返ってもらうと、思い出されるのは「先生や仲間たちとの絆」だと言います。

「そもそも中学受験をする気持ちはなく、説明会などへも行ったことがありませんでした。ですが、父の母校ということで、受験をしました。ありがたいことに合格させていただき、それならば……と入学を決めました」

 そんな奈良さんですが入学後は、「良いところをあげたらキリがないほど、素晴らしい学校だ」と同校の魅力に気づきます。

「生徒と先生の距離が近いことが、この学校の一番の特徴だと思います。職員室へも気軽に質問に行けましたし、休み時間や放課後には、先生方と日常的にコミュニケーションできました。先生方から声をかけていただくことも多く、心から信頼できる先生ばかりです」

 なかでも、在学中5年間、担任だった後藤宏章先生には全幅の信頼を寄せています。

「私は数学が得意でしたが、そもそもは後藤先生が担任だったので、頑張れたんだと思います。大学受験を強く意識するようになった高2からは特に、学校から配布されるワークに毎日欠かさず取り組み、継続することに力を入れていました」

 大学受験時には、後藤先生からの手厚いサポートもありました。

「第一志望だった東京都立大学の受験の前日に後藤先生が、大手ゼネコンで働いていらっしゃる方のお話をお伺いする機会を作ってくださいました。残念ながら新型コロナで直接お会いすることはできませんでしたが、オンラインで繋いでいただき、今の建築業界の状況や問題視されていることなどを、1時間にわたり親身になって教えてくださいました。公募推薦入試のため面接が行われましたが、お話を聞かせていただいたおかげで、面接官の方に聞かれたことにも答えられ、自分の意見もしっかりと述べることができました。先生の支えがあったからこそ、志望校に合格することができ、心から感謝しています」

恩師からの応援メッセージ
友人たちと切磋琢磨
互いに成長できた
後藤宏章先生は中3以外の5年間、担任をしていました。後藤宏章先生は中3以外の5年間、担任をしていました。

 奈良さんは、何事にも一生懸命チャレンジする優秀な生徒でした。自分のやりたいことに対して、しっかりと道すじを思い描き、それに向かって努力する姿が印象に残っています。クラブ活動にも真剣に取り組んでおり、部長としてどう振る舞い、後輩たちを引っ張っていけばいいのかを自分なりに考えて、行動する姿も見られました。常に前を向いて頑張っている彼女にとって、きっと友達の存在も大きな支えだったと思います。6年間、同じクラスだった友人もいたので、切磋琢磨して成長できたことでしょう。大学へ進学したら終わりではなく、この先も人生は続いていきます。彼女がやりたいことに全力を注ぎ、幸せに過ごしていけることを祈っています。(後藤宏章先生)

進学通信 2022年4月号
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