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私立中高進学通信

2024年神奈川版

注目! News and Topics

東海大学付属相模高等学校中等部

付属相模高等学校入学前の
春休みを利用したハワイ海外研修

集合写真です

「見たこともないような美しい海と大自然の風景は、今でも目に焼き付いています」(Rさん)

 同校は東海大学の付属校として『調和のとれた文明社会を建設する』という建学の精神のもと、中高大の一貫教育を推進しています。

「生徒が受験勉強に追われることなく、自分の可能性を広げ、本当にやりたいことに挑戦できる環境を整えているのが本校の特徴です。そのために学園独自の教育プログラムを多数実施しています。
 中高の海外研修では、東海大学の海外教育機関であるハワイ東海インターナショナルカレッジ(HTIC)と連携し、多彩なプログラムを展開しています。その一つがハワイ研修です。付属相模高等学校入学前の春休みを利用して、希望者を対象に、HTICのキャンパスで14日間の海外研修を実施しています。 この研修は、英語力の向上のみならず、高校での学習意欲の向上や将来の進路選択に大きな影響を与えます。生徒たちは国際的な視野を身につけ、自信と目標をもって次のステップへと進むことができるのです」(生徒募集対策室事務局長/関根章文先生)

自律心が芽生え
自信にもつながるハワイ研修
ハワイ研修についてお話を伺った高1生の皆さんの写真です笑いあり涙あり、感動がいっぱいのハワイ研修についてお話を伺った高1生の皆さん。

 コロナ禍を乗り越え、2024年3月に5年ぶりの再開となったハワイ研修。参加した4人の生徒にその経験を振り返ってもらいました。

――参加前にどんな準備をしましたか?

Tさん
英語の語彙が少なくスピーキングに少し不安があったので、単語帳を見るなどの準備をしておきました。

Aさん
出発前にハワイの歴史や地理を学び、入国審査のポイントなどを調べたことで、「家族旅行とは違い、自分で準備するんだ!」と気持ちが引き締まり、意気込みも高まりました。

Sさん
僕は入学した時からこの研修が楽しみで、一つの目標にして英語を頑張ってきました。

Rさん
中3になってからこの研修を知り、参加を考え始めてからは、特にリスニングに不安があったため、英会話の授業に集中しました。

――現地での様子や印象に残っている出来事を教えてください。

14日間の海外研修にて生徒たちがボートに乗っている様子の写真です。14日間の海外研修では、午前は授業、午後は観光などのアクティビティも実施します。

Tさん
最初は仲の良いグループで行動していましたが、だんだんと一人ひとりが自立し始めました。日本では交流のなかった友人とも話すようになるなど、濃密な時間のなかで絆が強まり、全員がまるで家族のようなかけがえのない存在になっていきました。また、『シャペロン』といわれる現地の大学生が生徒10名に1名くらいついてくれて、いろいろな場所を観光しました。「こんなことに挑戦してみたい」「もっと知りたい」という意欲が高まると、シャペロンの取り合いになるほどの熱意が生まれました。

Aさん
午前中には、毎日現地の先生による授業があり、英会話やスピーチの練習をしたり、アメリカ・ハワイの文化を学んだりしました。英会話の授業はゲームを多く取り入れた楽しい内容で、多少聞き取れなくても苦になりませんでした。ていねいな指導でどんどんやる気がでました。

また、素敵な出会いもありました。観光の最中に友人と2人でアイスクリームを買いに行ったのですが、キャッシュレスで現金が使えず諦めかけていたところ、後ろに並んでいた女性が、私と友人の分の料金を支払ってくれたのです。現地の人の優しさに触れ、心温まる出来事でした。

Sさん
4人1部屋で寮に滞在し、毎日たくさん語り合ったことがとても楽しかったです。寮で困ったことがあった際は、英語で報告したり、施設の人に助けを求めたりする場面もあったのですが、そのようなトラブルが成長につながりました。いざという時とっさに英語が自分の口から出て、「ちゃんと伝えられた」「自分の力で何とかできた」という経験が自信になりました。

Rさん
現地で話される英語はスピードが速く、聞き取りに苦労することも多かったのですが、帰国してからは試験のリスニング問題やネイティブの先生の英語が聞き取りやすくなっていることに気づいたんです。いつの間にか耳が慣れ、力をつけていたんだと実感できて、とてもうれしかったです。

――振り返ってみて自分の成長をどのように感じていますか?

Tさん
ハワイ研修を通して自主性が育まれ、高校では自分から人の輪に入っていけるようになり、行事や学習面でも、自分からやってみようとする場面が多くなりました。生活面でも家族に頼りすぎず、生活習慣や時間管理など自分のことは自分でやろうと意識するようになりました。

Aさん
最も成長を実感しているのは、自主性です。現地の授業では積極的に前に出て発表し、寮では授業以外の時間も友人と集まって最終日のスピーチに向けて夜遅くまで練習を重ねていました。積極的に学ぶ姿勢が芽生えた研修だったと思います。

Sさん
高校のスタートでは、中学のスタート時とは明らかに違う自分がいました。初対面のクラスメイトにも自分から積極的に話しかけられるようになり、授業や部活動など、何事にも積極的に取り組めるようになりました。次は長期の海外研修プログラムに参加してみたいと思います。

Rさん
コミュニケーション力が上がり、クラス内でリーダーシップを発揮する場面が増えました。食事や入浴など生活様式の違いに戸惑うこともありましたが、それを上回る素晴らしい体験ができたと思います。今後も必ず海外に行きたいと思っています。

現地では、英語を使って発表やディスカッションを行ったり、ゲームをしたりと、活発な授業が行われました。

日米の視点から学ぶ
平和の重要性

 ハワイ研修ではパールハーバーと戦艦ミズーリを見学しました。修学旅行で訪れた広島では主に日本側の視点から平和について考えましたが、今回アメリカ側の視点を学ぶことで、さらに深く平和について考えることができました。

フラダンスを練習している写真です
集合写真です

2週間の中で毎日夜の1時間半ほど、フラダンスの練習があり、最後には発表会も行いました。

仲間として生徒同士が認め合い、共に成長していく学校
インタビューに応える関根先生の写真です

「生徒同士がライバルではなく仲間として個性を認め合う学校生活を通して、一人ひとりの内に自らの世界観、人生観を構築し、社会に対する強い使命感と豊かな人間性を備えた人物へと育成することをめざしています。
 ハワイ研修も本校が掲げる建学の精神に基づいた人間形成を目的としており、英語力の向上のみならず、日々の学校生活や学びへの意欲を高め、将来について考えるための豊かな経験も得られる機会になっています」(関根先生)

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