私立中高進学通信
2024年神奈川版
Students' Chat Spot
アレセイア湘南中学校
絆を強めながら成長できる学校

同校は、「真の平和をつくる、まことの人を世に送り出すこと」を願って湘南に設立されたキリスト教学校です。「アレセイア」は、新約聖書で「真理」を意味するギリシャ語です。そんな同校で輝く4名の中高生に、学校生活についてお話を聞きました。

Rさん(高2)
「中学時代はテニス部に所属。今は学外でフラダンスを習っていて、笑顔の大切さを改めて実感しています」

Sさん(高1)
「アーチェリー部に所属していて、遠征するのが楽しみです。アーチェリーは大学でも続けたいと思っています」

Iさん(中3)
「漫画を読むのも描くのも好きで、漫画研究部に所属しています。描いた作品は『平和祭(文化祭)』で発表しています」

Oさん(中2)
「テニス部に所属。この春に入部した後輩を指導しているうち、上級生としての自覚が生まれてきました」
この学校を選んだ理由は?

Oさん
兄がここに通っていて、学校での出来事を楽しそうに話していました。それを聞いて憧れていたこと、そして実際に学校見学で訪れてみると雰囲気が明るくて気に入ったことが理由です。
Iさん
私の家族はクリスチャンで、その環境で育ちました。父は教会の牧師です。この学校の建学の精神も、キリスト教に基づいていて、校内は教会のような温かさにあふれています。この恵まれた環境で学びたいと思って受験しました。
Sさん
この学校は少人数制です。そのため、クラスメートと深く交流でき、先生に質問がしやすいことを学校見学で知り、魅力に感じました。職員室にも気軽に入れて、先生と楽しく会話することもできます。この学校を選んで本当に良かったと思っています。
Rさん
海外の大学に進学したいと考えていて、英語教育に力を入れているこの学校を選びました。私の父はアメリカ人で、私たち家族はハワイで6年間を過ごしました。今も家では父と英語で会話しています。身につけた英語力をさらに鍛えるために、中学生の時から放課後の『ファウンデーションJr』に参加しています。ネイティブの先生の指導によって高いレベルの英語力が身につく講座で、私は高1の時に英検準1級に合格しました。
好きな教科・科目、将来の目標は?

Oさん
好きな教科は数学と理科です。やりたいことや関心をもつことがたくさんあり、将来なりたい職業に関してはまだ決まっていません。でも、多くの人のためになる仕事をしたいと考えています。
Iさん
好きな教科は英語で、中2の時、英検2級に合格しました。両親が海外留学していた経験があるので、私も日本の大学に進んでから海外留学するか、あるいは海外大学に進学するかしたいと考えています。
めざす職業は、水族館の飼育員です。動物や海が大好きなこと、小さい頃に両親に何度も水族館に連れて行ってもらった楽しい思い出があるからです。
Sさん
僕は数学と物理、日本史が好きです。日本史では戦国時代に興味があります。
将来の目標は建築家になることです。祖父が建物を描いた僕の絵を見て、「緻密に描けているね」とほめられたことがきっかけです。
Rさん
もちろん英語です。この学校には独自の『ファウンデーション』という国際大学連合と提携したプログラムがあります。『ファウンデーション』とは、イギリスやアイルランドの大学の専門課程へ進学するための外国人に向けた準備コースのことです。このコースの一部をアレセイア湘南の高校在学中に学べるため、留学準備期間を1年間短縮できるのです。私はこのプログラムでイギリスの大学へ進学するか、または、日本の大学の国際系学部に進学するか、比較検討しています。
卒業後の目標は、英語力を磨いて航空会社のグランドスタッフになることです。
おすすめの行事は何ですか?

Oさん
毎年9月に行われる『平和祭』です。僕たちのクラスは昨年、海の絵を描いた黒板アートなどで教室を装飾しました。
Iさん
私も『平和祭』がおすすめです。昨年、私たちのクラスは教室をプラネタリウムに変えました。教室に暗幕を張って、星座を映したんです。『平和祭』の展示のクオリティはどれも高くて、特に高校生は入念な準備を重ねて展示を創り上げます。私はお化け屋敷の展示が面白かったです。出口でお化け役の高校生が急に背後から登場し、悲鳴をあげそうになりました。
今年、私たちのクラスは教室をトレーニングジムに変えます。筋トレが大好きな担任の先生の影響です。
Sさん
僕たちのクラスが昨年の『平和祭』で企画したのは、『ウォーリーを探せ』でした。赤と白のシャツを着たウォーリー役の生徒を校内で探すというゲームで、盛り上がりました。
ほかに僕がおすすめしたい行事は、『研修旅行』です。訪問先は熊本や長崎、佐賀で、中3の11月に3泊4日で実施されます。訪問前に災害や宗教、平和について学び、現地ではグループごとに決めたテーマに沿ってフィールドワークを行います。
熊本では熊本城の「奇跡の一本石垣」を見ました。2016年に発生した熊本地震で、多くの石垣が崩れたのですが、この石垣が一本の柱のようにお城を支えました。日本史に興味があり、建築家をめざす僕にとって、最も印象に残る体験となりました。
Rさん
私も『研修旅行』がおすすめです。私たちのグループは地元のガイドさんに案内を依頼して、戦争と宗教をテーマにしたフィールドワークを長崎で行いました。長崎原爆資料館では、原爆による被害がいかに大きく悲惨であったかを知り、言葉を失うとともに平和の尊さを実感しました。
また、これまでコロナ禍によって宿泊行事が中止になっていたので、『研修旅行』は、より思い出深いイベントになりました。クラスの仲間たちと多くの時間を過ごせたことで、絆がいっそう強まりました。
この学校の自慢を教えてください

Oさん
やさしい友人が多いこと、上級生や下級生と学年の垣根を越えて仲良くなれることです。また、どんなことでも先生方に気軽に質問したり、相談したりできることです。
Iさん
元気いっぱいで、気の合う友人がたくさんいて、学校生活が心から楽しめることです。生徒と先生方との距離が近いことも自慢です。
Sさん
プレゼンテーションをする機会や発表する機会が多いことです。僕は『研修旅行』で飛行機に乗る前に生徒の前で挨拶をしたり、この旅行で学んだ成果の発表会で司会を務めたりしました。僕はこうした経験によって、積極的に行動できるようになりました。
Rさん
ネイティブの先生方が多いこと、どの先生方も心から信頼できること、いつまでも親しくできる友人と出会えることです。そのため、毎日充実した日々を送れています。
(この記事は『私立中高進学通信2024年神奈川版』に掲載しました。)
アレセイア湘南中学校
〒253-0031 神奈川県茅ヶ崎市富士見町5-2
TEL:0467-87-7760
進学通信掲載情報
PICK UP!!
紹介する学校
- 探究力・英語力・書く力の育成を柱に学びを社会へつなげる『GLEクラス』関東学院六浦中学校
- 自学・自修・実践の力を培う独自の探究プログラム自修館中等教育学校
- 学園のカフェテリアとチームを組み心のこもった食育を推進湘南学園中学校
- 大学の学びに触れる探究学習で生涯学び続ける力を身につける湘南白百合学園中学校
- 学んだ知識を発信して自分のものに『歴史ニュース番組をつくろう』鶴見大学附属中学校
- カリキュラム改訂で授業時間が増加!医療への道も強力支援関東学院中学校
- 絆を強めながら成長できる学校アレセイア湘南中学校
- 吹奏楽部みんなでつくり上げた、6年ぶりの「定期演奏会」聖セシリア女子中学校
- 自分の長所や強みが見つかり個性が花開く温かな学び舎捜真女学校中学部
- 素の自分が出せて、誰にでも居場所がある男子校という環境藤嶺学園藤沢中学校
- 生徒それぞれの“やりたい”を応援!武相中学校
- 地域と力を合わせて、子どもたちが心地良く過ごせる居場所をつくりたい神奈川学園中学校
- 豊かな校風のもとで成功体験を重ね挑戦を楽しむ心を育んだ中高時代サレジオ学院中学校
- 誠実に法律を学び、その知識を活かしてグローバル社会に貢献することが目標清泉女学院中学校
- 生徒が自発的に改善を提案したスケジュール帳全校生徒を巻き込んだ取り組みにカリタス女子中学校
- 『国際コース』を新設!国際都市鎌倉で世界に通用する英語力と国際感覚を育成北鎌倉女子学園中学校
- 付属相模高等学校入学前の春休みを利用したハワイ海外研修東海大学付属相模高等学校中等部
- グローバル教育をさらに強力に推進生徒の可能性を世界に広げていく桐光学園中学校
- オーストラリア語学研修とホームステイ受け入れその両方を経験できる独自の国際交流日本大学藤沢中学校
- 女子伝統校に新風を吹き込むデザイン性と機能性を兼ね備えた制服が誕生聖園女学院中学校
- 国際舞台での活躍を見据えて『国連世界高校生会議』に挑戦山手学院中学校
- 新校長のもと、生徒が自分の適性を見つけ可能性を開花させる教育を展開横須賀学院中学校
- 「迷ったらGO!」。失敗を恐れず思い切りチャレンジできる学校に横浜隼人中学校


